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市長定例記者会見(平成26年1月28日)

更新日:2018年3月1日

日時・場所

(日時)平成26年1月28日(火曜日) 11時30分~11時52分
(場所)4階会議室

報告事項

(1)徳島文理大学と高松市との連携協力に関する協定の締結について
(2)被災地支援について
(3)高松市文化芸術振興条例制定記念シンポジウムの開催について
(4)第49回香川菊池寛賞受賞作の決定について
(5)文化財の防火対策について
(6)高松市成人式開催日の変更について

市長説明

 おはようございます。
 それでは、定例記者会見を始めさせていただきます。
 本日は、私の方から6項目について、発表させていただきたいと存じます。

 まず、1点目は、「徳島文理大学と高松市との連携協力に関する協定の締結について」でございます。
 本市では、これまで、地域の人的・知的資源を生かし、また、個性豊かな地域社会の形成を目指そうと、香川大学、香川高等専門学校、高松大学・高松短期大学、四国学院大学との間で、連携協力に関する協定を結んでいるところでございますが、今回、新たに徳島文理大学と連携協力に関する協定を結ぶことになったものでございます。
 徳島文理大学におきましては、既に本市教育委員会が、平成22年2月から、徳島文理大学文学部と史跡や遺跡の調査などの連携協力に関する協定を締結しております。
 また、高松市市民病院では、医療実習の場の提供や、高松第一高等学校が、スーパーサイエンスハイスクールに指定されていることもございまして、香川薬学部などと教育支援や指導助言などの協力関係が既にございます。
 このような中、さらに包括的に連携・協力をしていこうと、徳島文理大学と本市との間で、連携協力に関する協定を結ぼうということになったものでございます。
 2月6日(木曜日)午前10時30分から、市長応接室で学長さんに来ていただき、調印式を行うことになっておりますので、よろしくお願いしたいと存じます。

 2点目は、「被災地支援について」でございます。
 本市では、東日本大震災以降、被災地への職員派遣や支援物資の送付など、支援を継続しております。
 今年度も、被災地の自治体へ職員を長期派遣するなどしているところでございます。
 このような中、今回、更なる支援策ということで、香川県中小企業家同友会様が進められております「岩手さぬきうどんプロジェクト」に関しまして、本市も賛同し、関連資機材等を支援することになったものでございます。
 「岩手さぬきうどんプロジェクト」でございますが、震災から3年目を迎える本年3月11日までに、岩手県中小企業家同友会の協力を得まして、岩手県陸前高田市内に、さぬきうどん1号店をオープンさせるものでございます。
 被災地の方々に、私どもが誇ります郷土名物の「さぬきうどん」、この美味しさを味わっていただくとともに、店ということでございますので、現地の雇用を創出することで、「働くことでそこに生きがいをみつけること」、また「人がいきいきと仕事ができる仕組みづくり」などを目指すプロジェクトでございます。
 本市が提供する主なものは、茹で麺器、おでん鍋、お盆食器類、暖簾や看板などで、100万円程度の支援を行おうとするものでございます。
 現地へ関連資機材を2月末ごろ送付する予定となっており、それまでには、本市から香川県中小企業家同友会へ、支援品の贈呈を行うこととしております。
 贈呈式の日程等が決まり次第、追って、資料提供させていただきますので、よろしくお願いしたいと存じます。

 3点目は、「高松市文化芸術振興条例制定記念シンポジウムの開催について」でございます。
 2月23日(日曜日)に、サンポートホール高松第1小ホールにおきまして、「高松市文化芸術振興条例制定記念シンポジウム~地域をアートでほぐす・あむ・つなぐ~」を開催いたします。
 これは、本市が、昨年12月に制定しました「高松市文化芸術振興条例」を、市民の皆様に広く知っていただき、文化芸術を通して、生き生きと心豊かに暮らせるまち高松を目指したいということで、企画したものでございます。
 記念シンポジウムとして、魅力と活力に満ちた高松を、文化芸術によって推進していく意義や、今後の事業展開の可能性、それに対する期待などについて、お話しをしていただきたいと思っております。
 今回、記念対談に登壇いただくことにしておりますのは、お一人が、劇作家であり演出家の平田オリザさんでございます。もう一人が、美術家で十和田市現代美術館副館長の藤 浩志(ふじ・ひろし)さんとなっております。お二人から、「今なぜ文化芸術が必要なのか」をテーマに、お話しいただくことになっております。
 また、写真家ガボミさんの写真を使ったスライドショーでは、彼女がファインダーでとらえた、高松の様々な文化シーンをお楽しみいただくことにしております。
 最後のパネルディスカッションでございますが、コーディネーターを四国学院大学教授の橋本 一仁(はしもと・かずひと)さんにお願いしております。パネラーには、地元の彫刻家の大島よしふみさんや、映画監督の香西 志帆(こうざい・しほ)さん、加えて、先ほどのお二人にも御参加いただくこととしております。
 お話がどんどん発展していくことが期待できますので、ぜひとも多くの皆様の御参加をいただきたいと思っております。
 詳細につきましては、資料の方で御確認いただきたいと思います。

 4点目は、「第49回香川菊池寛賞受賞作の決定について」でございます。
 高松市が生んだ文壇の大御所「菊池寛」を顕彰するとともに、郷土におきまして、創作活動を続けておられる優れた新人の発掘・育成並びに郷土の文化の振興を図ることを目的として、毎年、香川菊池寛賞の実施をしております。
 今回、第49回となりますが、それの入選作及び奨励賞受賞作が決定しましたので、発表させていただきます。
 まず、入選作・香川菊池寛賞でございますが、渡邊 久美子(わたなべ くみこ)様の作品名「光り(ひかり)の地図」でございます。
 また、奨励賞が、昨年も奨励賞を受けられた方で今回2回目となります水上 澤(みずかみ さわ)様、本名は福井 明子(ふくい あきこ)様で、作品名「おんころころと手を合わせ」に決まりました。
 この選定の経過でございますが、昨年の7月1日から10月10日まで、応募を募りましたところ、48篇の作品が応募されました。昨年末から、選考委員会において選定を行い、去る1月14日に受賞作が決定されたものでございます。
 受賞者及び選考委員による記者会見を、本日の午後2時から、5階の52会議室で行う予定としております。
 そちらの方も、取材の程、よろしくお願いしたいと存じます。

 5点目は、「文化財の防火対策について」でございます。
 1月26日が文化財防火デーでございました。本市では、毎年、消防局と文化財課が、文化財指定を受けた建造物や指定文化財の保管施設などを対象として、立入検査・防火指導などを行っております。
 ただ、今年の場合、この前の記者会見でも御質問が出ましたが、1月13日(火曜日)に、高松市仏生山町の法然寺で火災が発生しまして、国指定重要文化財等については被害を免れましたものの、未指定の歴史的建造物であった二尊堂が、火災により滅失したものでございます。これを受けまして、急遽、この文化財についての立入検査等の対象を拡充することにしたものでございます。
 今年度は、これまで対象としていました35施設に加えまして、未指定の歴史的建造物についても実施することとしまして、新たに7件の寺社、田村神社・石清尾八幡宮・八栗寺・屋島神社・宇佐神社・一宮寺、それから香南町の天福寺を対象とすることにしております。また、同じ敷地内にある未指定の歴史的建造物につきましても、管理体制や消防設備の状況等を調査してまいりたいと考えております。
 また、防火防犯設備の充実を図るために、建造物の所有者等に、指定文化財の補助制度の活用を周知したいと思っております。さらに、「防火防犯対策チェックリスト」がございますが、それを配布して、改めて防火対策などの徹底について、管理者等に呼びかけてまいりたいと存じます。

 最後、6点目は、「高松市成人式開催日の変更について」でございます。
 本市の成人式は、これまで、国民の祝日であります「成人の日」の趣旨を踏まえて、「成人の日」当日に開催してまいりました。
 以前は、昔は成人の日が1月15日と決まっていたのですが、2000年からは、1月の第2月曜日になりまして、3連休の最後の日になったものでございます。そのようなことから、特に、市外に在住されている方が参加するのに、中日の方がいいという声が結構ございましたし、また、他の市町におきましても、その3連休の中日に実施している例が非常に多かったことから、本市としましても、新成人へのアンケートや他市の状況を調査する中で、これまで成人の日に行ってきた成人式を、前倒ししまして、3連休の中日の日曜日に変更するものでございます。
 従いまして、来年・2015年の成人式は、1月12日が成人の日ですが、その前の日、1月11日(日曜日)に行うことにしたものでございます。
 対象者は、平成6年4月2日から平成7年4月1日に生まれた方になっております。
 具体的な時間、場所等の詳細につきましては、改めて発表させていただきます。
 いろいろな準備等を、1年前から始めるということでございますので、この機会に周知させていただくものでございます。

 私の方からは、以上でございます。

記者との質疑応答要旨

【記 者】
 先日の高松市議会議員報酬、市長及び副市長の給料等審議会の答申に対し、議会側が、6年連続で自主減額を受け入れない考えを示したが、それについての受け止めは。
【市 長】
 今回、高松市議員報酬、市長及び副市長の給料等審議会から、答申があり、私や副市長については、減額措置を講じていることから、現状で良いということだが、議員報酬については、自主減額をすべきという答申が出されたわけである。それを受け、審議会の答申の趣旨を十分理解した上で、議会の方では各会派会長会を開いて、そこで話し合い、総合的に自主減額については見送るという判断がされたものである。6年連続であるが、毎年、答申を受けて、意志決定をして判断をしているということで、私としてはそれを尊重したいと思っている。

【記 者】
 議長のコメントの中で、「審議会の諮問のあり方について検討を求める」などのコメントが出されているが、これは、毎年、諮問していることはどうなのか、という趣旨の意見のようだが、これについての受け止めは。
【市 長】
 これは、条例があり、高松市議員報酬、市長及び副市長の給料等審議会条例第2条で、「市長は、毎年、議員報酬、市長及び副市長の給料等の額について審議会に諮問するものとする」となっており、この規定に則って、毎年、諮問しているものである。
 しかも、この諮問については報酬等の額そのものについて、こちらでたたき台を提示し諮問するのではなく、全くの白紙諮問という形で行い委員の皆さんに自由に議論してもらい答申を出してもらっている。
 そういう意味で、市民の皆さんの率直な意見を伺う貴重な場であると思っているので、市としては、当面、現行の運用を継続したいと思っている。

【記 者】
 文化財の防火対策について、未指定でも歴史建造物を対象にしたということだが、どこまでというボーダーラインは難しいと思うが基準はどのようにしたのか。
【市 長】
 文化財課で、寺社について把握しているので、指定文化財にはなっていないけれども、非常に価値があるものを選んだ。ただ、関係者の同意が必要になるので、事前に打診をして、御了解をもらえたのが7件ということである。
【担当課】
 香川県教育委員会が、過去に調査した資料を参考に、歴史的価値が高いと考えられるものを選定した。

【記 者】
 今年、県内で成人の日に成人式を行ったのは、高松市だけだったが、これまで、その日を守り続けてきた理由とこのタイミングで変えた理由は。
【市 長】
 実は、今年から変更するつもりだったが、昨年、関係者に打診したところ、来年の予定は全部決まっており、変更するのなら次の年からにして欲しいということで、来年からになった。また、新成人に対するアンケートでは、成人の日にやるべきだという人が半数ぐらいいたわけで、ほぼ均衡した状態だったので成人の日開催を続けてきたということである。

【記 者】
 それによって期待することは。
【市 長】
 特に、県外に在住している方が、成人式の日に帰って来て、夜、同級生が集まって、一緒にお祝いをするというパターンが結構多いらしいが、次の日に学校があるとどうしても帰ってしまわなければならない。日曜日に開催すれば、その夜、市内に泊まることが可能であるから同級生が集まりやすくなるのではないかと思っている。

【記 者】
 先日、市民税を納付した人について、督促状を誤って発送したが、去年の5月の国民健康保険料督促状に続いて、似たようなミスが起きたわけだが、どのように受け止めているか。
【市 長】
 それについては、全くの事務上のミスで、チェック体制はできていたが、それがきちんと働いていなかったということで、日常的な事務処理手続きのミスが原因だと思っている。よく「ホウレンソウ」と言うが、基本的な「報告」「連絡」「相談」といった事務処理の手続きがきちんとやれていなかったということで、これは、大いに是正すべきものだと思っている。特に、電算データで自動的に処理が進むものについて、どういう形でチェックをするのか、また、組織として怪しいぞということがあった場合に、それをどういう形で、見逃すことのないように、チェックをして訂正することができるのか、事務処理体制について、再度、洗い出しをしているところである。
 また、仕事のやり方として、常に、報告・連絡・相談といった事務処理体制を徹底していかなければならないと思っている。その辺についても、局長会議で、各局で、徹底するように伝達したところである。

【記 者】
 郵送経費等の損害などが出ているが、職員の処分についてはどのように考えているのか。
【市 長】
 前例等を鑑みながら、今後、検討したいと思う。

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