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市長定例記者会見(平成25年11月12日)

更新日:2018年3月1日

日時・場所

(日時)平成25年11月12日(火曜日) 11時30分~11時53分
(場所)4階会議室

報告事項

(1)高松市創造都市推進ビジョンの策定について
(2)高松市地域で支えあう見守り活動に関する協定書調印式の開催について

市長説明

 おはようございます。
 それでは、定例記者会見を始めさせていただきます。
 本日は、私の方から2点につきまして、発表させていただきたいと存じます。

 まず1点目は、「高松市創造都市推進ビジョンの策定について」でございます。
 我が国は、人口減少、少子・超高齢社会に突入しており、20世紀の大量生産・大量消費を旨としました20世紀型社会が行き詰まりを見せております。
 そういう中で、都市の再生をいかに図っていくかを考える時、本市としましては、創造都市という方向性を出しているところでございます。
 そこで、産業、ものづくり、観光、文化・スポーツ、国際交流などに関する施策を一体的に推進し、高松の都市ブランドイメージの向上を積極的かつ効果的に図りながら、高松の魅力を世界に発信していくため、今回、その方向性を具体化した「高松市創造都市推進ビジョン」を策定させていただきました。
 ビジョンは、お手元に配布しているかと思いますが、総論と各論の2部構成となっております。
 「総論」では、将来像や戦略について、「各論」では、具体的な施策や事業アイデアを取りまとめております。この内容を1枚にまとめた概要版も作成しておりますので、本日は、この概要版を御覧いただきながら、説明させていただきたいと思います。
 まず、表紙でございますけれども、ロゴマークは、創造都市高松の行く先を明るく照らす象徴としまして、サンポート高松のシンボルでもございます「赤灯台」、この形をロゴマークに定着させていただいております。
 表紙をめくっていただきまして、中の見開きのページを見ていただきたいと存じます。
 全国的にも、かなりの都市が、創造都市といったような方向性を打ち出されておりますが、その中で、「高松らしい創造都市」を、どのようにPRしていくかが重要であると考えております。そこで、そのイメージ図を、この見開きのページに作らさせていただいております。
 これは、文化芸術などの持つ創造性を生かしながら、産業振興、地域活性化、コンパクトで美しいまちづくりなど、個々の取組に、調和のとれた推進を行いながら、都市的利便性と潤いのある海や田園の穏やかさが共に享受でき、人々が幸せを感じられるような、人間中心の都市を目指していこうというイメージを、カモメが誘導しておりまして、2つの灯台の光が照らし出すことにより、象徴的に表現しているものでございます。
 裏表紙を御覧いただきたいと存じます。
 裏表紙の上段では、目指すべき都市像であります「創造性豊かな海園・田園・人間都市」を実現するための、3つの戦略指向を掲げております。
 1つ目は、「独創指向」でございます。
 高松独自の素材や技術、しつらえを再発見しながら、独創的な高松ブランドを編集していくものでございます。
 2つ目は、「世界指向」でございます。
 世界の中の高松を意識しながら、工芸品や農林水産物の販路を国内外に積極的に開拓し、市内で開催される小規模イベントや会議、展示会等を国際級に育て上げ、合わせて、外国人観光客の増加を実現するものでございます。
 3つ目は、「未来指向」でございます。
 創造都市の実現のために、将来のビジョンを明確にして、異業種・同業種がゆるやかな連携で繋がりながら、試行錯誤を繰り返して、少しずつでも前に進めていくことが大切であるという指向であります。
 この3つの戦略指向を通じまして、創造都市推進局を中心に、文化や産業などの政策・事業に取り組み、また、こどもや福祉、環境、都市整備などにつきましても、柔軟かつ横断的に、その施策について、連携させながら、全市を挙げて取り組んでまいりたいと考えております。
 次に、裏表紙の下段でございますが、そこに、創造都市実現に向けて取り組む事業として、「交流空間」「食」「生活工芸」「祝祭」「国際会議」「こども」の6つのプロジェクトを取りまとめております。ただし、6つのプロジェクトに収まりきらないものは、各論の26・27ページにあります「もっともっと創造的プロジェクト」でまとめております。
 この6つのプロジェクトと「もっともっと創造的プロジェクト」を合わせまして、合計43の事業を、このビジョンの中で取りまとめさせていただいております。
 この43の事業を、これから展開していくことになりますけれども、これらの取組は、言うまでもなく、行政だけで進めていけるものではございません。官民の協働や民間主導で進めていくもの、それらも多く含まれているものでございます。
 また、今回のビジョン策定に合わせまして、プロモーション映像を作成しております。今日は、短縮版を御覧いただきたいと思います。

 【 プロモーション映像の上映 】

 今、御覧いただきましたように、このプロモーション映像をあらゆる機会・場面で紹介しながら、「高松らしい創造都市」のスタンスをイメージとして共有していただき、高松の都市としての価値や魅力を、広く国内外に発信し、シティプロモーションを展開していきたいと思っているところでございます。
 なお、この映像に登場しました、狸を元にしたイメージキャラクターでございますが、愛称募集もしていく予定としております。
 この映像と創造都市推進ビジョンにつきましては、本日から、高松市のホームページ上でも御覧いただけるものでございます。
 詳細版も放映しておりますので、そちらの方も見ていただきたいと思っております。

 2点目は、「高松市地域で支えあう見守り活動に関する協定書調印式の開催について」でございます。
 現在、先程も言いました、超高齢社会に突入しているわけでございますけれども、いわゆる、高齢者が多くなっておりますが、その中でも、特に支援を必要とする方が増えている状況でございます。その一方で、家族や地域の絆などが薄くなってきておりまして、どうしても、多くの高齢者が孤立しがちであるということで、これらの高齢者を、いかに見守っていくかなどが、地域の大きな課題となってきております。
 これまで、本市では、民生委員児童委員の地域での見守り活動はもちろんでございますけれども、水道の検針業者による、水道メーターの検針時での安否確認、また、本年4月からは、四国電力株式会社高松支店の御協力によりまして、電気メーターの検針時での安否確認など、地域での見守り活動を行ってきているところでございます。
 この見守り活動を、全市的に、より一層充実・強化するために、この度、高松市民生委員児童委員連盟と、四国新聞販売店会四国会をはじめ、24の事業者と、新たに、「高松市地域で支えあう見守り活動に関する協定」を一括して締結することになったものでございます。
 協力いただける事業者様には、業務で、市民の方の自宅を訪問した際において、訪問しても連絡が取れない状態が続く、あるいは、水道や電気、ガスの使用量が極端に少ない、さらには、何度も同じことを言ったり、お金の支払い方がおかしいなどの、対応の異変を感じるなど、対象者の日常生活に何らかの異常を発見した場合に、まず、地区の民生委員児童委員の方又は本市長寿福祉課等に、その状況を連絡していただくことにしております。
 その連絡を基にしまして、高松市民生委員児童委員連盟と連携し、必要に応じて、市の地域包括支援センターや外部の関係機関等に協力をお願いし、事故等の未然防止、さらには早期発見など、迅速で適切な対応が図られるようにしていこうとするものでございます。
 この協定の調印式を11月22日(金曜日)の午後2時から、13階の大会議室で行うことといたしております。取材をよろしくお願いしたいと存じます。
 なお、今後の予定としまして、見守り活動の継続と、市民の関心を高めることを目的としまして、仮称ではございますが、「たかまつ見守りネット」といった団体を立ち上げまして、本市と、高齢者等の見守りに係る協定を締結する企業団体等を対象にしまして、講演会や日頃の情報交換・実践研修などを実施していきたいと思っております。
 また、合わせまして、ステッカーやマグネットシートなどのグッズを作成し、協力事業者及び民生委員児童委員等の活動に対する意識啓発を行うとともに、市民等に対し、活動をPRし、地域における高齢者等に対する見守り意識を高めてまいりたいと思っているところでございます。
 今回の協定によりまして、高齢者等が住み慣れた地域で、安心して住み続けることができる、生活することができる環境づくりなどを、さらに推進してまいりたいと考えているところでございます。

 私の方からは、以上でございます。

記者との質疑応答要旨

【記 者】
 夏の参院選の開票事務を検証したが、原因は確定しなかった。抗議文を提出した有権者の中には、「第三者が改めて調査すべきだ」という考え方もあるが、今後どのように対応するのか伺いたい。
【市 長】
 衛藤氏の得票数がゼロであったということは、私も常識的に考えて、非常に不自然だということで、選挙管理委員会に、真実自体は、投票箱を開けて投票を再点検する以外、確定はできないと思うが、それができないまでも、ミスが起こりうるとすれば、それがどういう形で起こりうるのか、そういうものを検証した上で、次回以降の事務作業に生かして欲しいとお願いして、先般、検証作業を実施し、原因は特定できなかったものの、こういうところでミスが起こり得るので、そういうことが起こらないように、対策を考えていこうと発表がされた訳である。
 得票数がゼロであったというのが、何らかのミスで、そういう結果になったのであれば、それが何だったのかを具体的に特定するには、投票箱を開けるしかないわけで、それは、公職選挙法の規定などでできないことになっているので、これ以上、より明確にすることは難しいと思う。
 第三者が調査するとしても、結局は同じ作業にしかなりえないので、なかなか難しいのかなと思っている。

【記 者】
 原因が特定できなかったということだが、特定しなかった印象があり、箱を開けないと真実は判らないかもしれないが、例えば、かかわった方全員に聞き取りをするなど、原因を絞ることはできたのではないかと考えるのだが。
【市 長】
 それはあくまで可能性の問題である。ゼロ票がどうであったかは、確定できてないわけであって、そこでミスが起こったのかどうかも、全て可能性の問題なので、それを客観的に今回、検証して、こういうことがあった場合にミスが起こり得るということで、ある程度上げて、それぞれについて、対策を考えていくのが精一杯のところかなと思っている。

【記 者】
 瀬戸内国際芸術祭が閉幕したが、高松市関連では、男木島・女木島が前回と比べて、かなり、人数が減ったように感じるのだが、市長の受け止めは。
【市 長】
 来場者数自体は、前回、女木島が約10万人、男木島も約9万人というところから、それぞれ、4万人ぐらい減っている。ただし、会期が、春・夏・秋の三つの季節に分かれて、それぞれの季節において、それなりの来場者が来てもらえたのかなと思っているし、島の人たちの受け止めも非常に好評で、今回も良かったという声も聞いている。
 前回の2010年は第1回目の上、特に、夏場の暑い時期が過ぎた、9月、10月に入ってから、多くの人が、女木島・男木島に押し寄せ、フェリーのめおんに積み残しが出たり、自動車用の甲板に、人が立ったまま運航していたりで、運輸局から話があるなど異常な状態だったので、確かに来場者が減って、若干残念な点はあるが、本来の芸術祭の楽しみ方という意味では、たくさんの観光客の人に楽しんでもらいながら、それなりの盛況さを保てたのではないかなと思っている。

【記 者】
 天満屋の方は、何か具体的に話が進んいるのか。
【市 長】
 具体的に進んでいる話は聞いていない。ただし、前にも言ったが、市としてもまちづくりの観点、あるいは、公共サービスの窓口なども入っているので、やり取りとしては、若干ある。

【記 者】
 近隣の商店街の皆さんも不安視しているようだが、商店街への対応などは考えているのか。
【市 長】
 商店街振興は、これまでも行ってきている。今回の中心市街地活性化計画の第2次計画の中では、中央商店街南部三町への対策を盛り込んでいる。ただ状況、環境変化があったので、そういう変化に対応して、施策の見直しや進め方などを相談しながら進めてきたし、今後も進めていきたいと思っている。

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