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市長定例記者会見(平成25年10月23日)

更新日:2018年3月1日

日時・場所

(日時)平成25年10月23日(水曜日) 11時30分~11時53分
(場所)4階会議室

報告事項

(1)公開施設評価の開催について
(2)平成25年度高松市文化奨励賞受賞者の決定について
(3)菊池寛記念館第22回文学展記念講演会の開催について

市長説明

 おはようございます。
 それでは、定例記者会見を始めさせていただきます。
 本日は、私の方から3点につきまして、発表させていただきたいと存じます。

 まず、1点目は、「公開施設評価の開催について」でございます。
 この公開施設評価ですが、いわゆるファシリティマネジメントの一環としまして、市有施設の再編整備の考え方、あるいは、コンパクト・エコシティ推進計画等とも整合するファシリティマネジメントの取組手法等を探るために、構想日本の御協力によりまして、市民評価者による施設のあり方などを、公開で評価をしていただくもので、11月24日(日曜日)に実施することにいたしました。
 これは、8月4日(日曜日)に公開事業評価を行いましたけれども、それの施設版でございます。
 今後、少子・超高齢社会の進展、また、人口減少に伴います財政制約の中で、いかに、この施設関係の維持管理あるいは運営していくかということが、各自治体を通じた大きな課題となってきており、ファシリティマネジメントの必要性・重要性が益々増してきているものでございます。
 公共施設等は、インフラ施設とハコモノ施設とに分けられると思いますが、特に、ハコモノ施設につきましては、その維持・更新に、非常に厳しい対応が今後必要になってくるもので、これをいかにきちんと運営していくのか、今後の方向性を定めていくのかということが、財政運営の上でも非常に大きな課題となっているものでございます。
 ただ、このファシリティマネジメントをいかに行っていくのかということは、新しい課題でもございますし、確立したような管理手法などはございません。
 本市につきましても、いろんな考え方を検討しておりましたが、そういう中で、事業仕分けでお世話になっております構想日本が、事業仕分けの手法を、このファシリティマネジメントにも応用して、施設仕分けといった新しい試みを提唱しているという情報がございまして、その情報を基に、8月21日(水曜日)に、構想日本の加藤代表と川嶋ディレクターの両名をお招きして、それに関する研修会を、本市で開催したものでございます。
 それにより、施設仕分けの考え方等について、一定の理解等ができましたので、これを基にいたしまして、全国初の試みとして、公開で、施設仕分けの手法を用いた、公開施設評価を開催することに相成ったものでございます。
 この公開施設評価を通じまして、実際的な事例に即した、施設の適正化のための市民目線での率直な意見や評価を伺いながら、本市における、今後のファシリティマネジメントの推進に役立ててまいりたいと思っております。
 この公開施設評価は、11月24日(日曜日)に開催しますけれども、その模様につきましては、8月の公開事業評価と同じく、ユーストリームで実況生中継をすることにいたしております。
 取材の方につきましても、よろしくお願いしたいと存じます。

 次に、2点目は、「平成25年度高松市文化奨励賞受賞者の決定について」でございます。
 本市の文化の振興に貢献をし、将来において、さらにその活躍が期待される方を奨励することを目的として、高松市文化奨励賞を設けております。これは、昭和53年に制定されまして、今年度で36回目の奨励賞の授与になります。
 文化奨励賞選考審議会では、8名の委員さんで、9月9日(月曜日)及び10月8日(火曜日)の2回、審議会を行いまして、同審議会の会長から10月8日に受賞候補者の答申がございました。
 今年度は、2名でございます。
 音楽分野において、邦楽演奏家の篠田 哲篠(しのだ・あきしの)さん、声楽家の林 里美(はやし・さとみ)さんのお二人を、平成25年度の高松市文化奨励賞受賞者として決定したものでございます。
 この文化奨励賞は36回目となりますが、これまでに受賞された方々は、今年度の2名の方を含めて73名となっております。男女別内訳を見ますと、男性45名、女性28名となっております。
 本日、午後1時から、5階の52会議室におきまして、今年度の受賞者であります篠田さんと林さんのお二人の記者会見が行われるということでございますので、そちらの方の取材方、よろしくお願いしたいと存じます。

 3点目は、「菊池寛記念館 第22回文学展 記念講演会の開催について」でございます。
 菊池寛記念館では、毎年度、郷土の生んだ文壇の大御所であります菊池寛の業績をたたえながら、市民に広く文学に対する理解と関心を深めていただくことを目的といたしまして、菊池寛記念館文学展を開催しております。
 その文学展に合わせまして、特別行事として、菊池寛が創設いたしました直木賞受賞者による記念講演会を、毎年、実施しているところでございます。
 今年度の記念講演会は、平成9年度上期にあたりますが、第117回の直木賞の受賞作家で、現在、日本ペンクラブの会長でもあります浅田 次郎(あさだ じろう)氏をお招きして、「読むこと 書くこと 生きること」をテーマに開催いたします。
 また、講演後には、浅田先生と菊池寛記念館名誉館長でございます菊池夏樹氏との対談も予定をされております。
 この記念講演会は、12月20日(金曜日)午後6時30分から、サンポートホール高松の第1小ホールで開催いたします。
 参加は無料でございますが、入場整理券が必要となります。入場整理券につきましては、11月9日(土曜日)から、菊池寛記念館に入館いただいた方に、お一人様2枚まで先着順で配布する予定になっております。
 人気の講演会になろうかと思いますので、周知について御協力をいただいたらと思っております。

 私の方からは、以上でございます。

記者との質疑応答要旨

【記 者】
 高松天満屋が、来年3月末に閉店することを発表した。高松の賑わいがひとつ消えたことになると思うが、改めて感想と今後の対応を伺いたい。

【市 長】
 先日、高松天満屋について、来年3月末を持って閉店することが発表されたが、2001年の開店以来、繁華街のにぎわい創出の核施設の一つとして、地域経済の活性化に貢献、寄与してもらっていたが、今回の判断は、天満屋さんの経営判断ということで致しかたない部分はあるものの、非常に残念であると受け止めている。いろいろな要因が考えられるわけだが、瓦町駅のコトデンビルの中のキーテナントがそっくり閉店になることで、その周辺の賑わい、あるいは、経済活動等に支障をきたすのではないかと、懸念されるところである。ただ、あくまで、コトデンビルのテナントとしての天満屋の撤退ということなので、それ自体が全くなくなるなり、その経営が成り立たなくなるわけではなくて、後継テナントを早く、どういうものをいかに見つけていくのか、非常に重要になってこようかと思っている。
 第一義的には、家主であることでんさんの意向によるものになろうかと思うが、まさに中心市街地の中の南部の拠点施設であり、また、公共交通の拠点である瓦町駅の上に建っているビルなので、どういうテナントが入るのか、できるだけ早く、ビルを埋めるということも大事だが、どういう種類のテナントをどういうふうに誘致してくるのか、その辺は市にとってもまちづくりの観点から、非常に関係するところでもあるので、ことでんさんと十分に相談、あるいは協力をしながら、できる限り経済活動の停滞や賑わいなどが一気に失われるといったことにならないように、最善の手をつくしたいと考えているところである。

【記 者】
 パソコンの基本ソフト、マイクロソフト社の「ウィンドウズXP」は、来年の4月9日に、製品のサポート期間が終了する。それ以降は、修正プログラムが提供されなくなるので、コンピュータウイルスの感染率が高くなるなど、問題点が専門家などから指摘されているが、現在、高松市では、どのくらい、XPのパソコンを使っているのか、今後、その対応についてどのようにするのか、伺いたい。

【市 長】
 「ウィンドウズXP」の問題だが、まず、本市でのパソコンの所有台数は、市長部局、教育委員会及び消防局も含めて、現在、3,420台の「ウィンドウズXP」の事務用パソコンがある。
 これらのパソコンは、購入ではなく、5年間のリース契約で使用しており、全て、本年12月にリース契約期間が満了することとなっている。
 したがって、この12月時点で、次期リース契約を結ぶことになるので、「ウィンドウズXP」を、全て「ウィンドウズ7」に切り替えて、リース契約をすることにしている。来年1月からは、全部署において、「ウィンドウズ7」の新しいパソコンが使用できるように、今月から、順次、更新作業を進めているところであり、その点については、支障なくできるのではないかと思っている。

【記 者】
 教育委員会において来年4月から男木小・中学校の再開が決まったが、改めて、市長の所感を伺いたい。

【市 長】
 男木小・中学校に、是非、子どもを通わせたいという方が出てきまして、今のところ、4世帯、11人の子どもが、再開されるのであれば、学校に通うことを検討したいということである。それを受けて、教育委員会の方で、昨日、来年4月に、小・中学校を再開することで決定がされたということであり、私としましては、非常にうれしく思っている。と言うのは、離島で、どんどん子どもの数が減っていって、休校を余儀なくされていったわけだが、これが復活するということは、全国的に見ても非常にめずらしい例だと思うし、まさに、瀬戸内国際芸術祭の一つの成果といえるものではないかと思っている。
 したがって、来年4月の開校に向けて、万全の準備を進めていくよう教育委員会とも協力しながら、やっていきたいと思っている。
 ハード面、ソフト面、それぞれ対応していかなくてはならないが、特に校舎等については、現在の校舎が、耐震性の問題等があるので、仮設校舎で対応することになろうかと思う。非常に時間もない話なので、今、議会と調整しているところであるが、11月上旬ぐらいに臨時議会を開いてもらい、補正予算で、仮設校舎のリース代金等の関係予算を計上し、決定をしてすぐ執行する形で、どうにか4月に間に合わせたいと考えている。
 また、先生の確保などについては、香川県教育委員会と十分話合いをしながら確実に来年4月に開校できるように努力したいと思っている。

【記 者】
 天満屋の話だが、具体的に市としては、どのようなテナントが望ましいと考えているのか。

【市 長】
 天満屋さんの後をどう埋めるかというのは、先ほども言ったが、家主はことでんさんなので、ことでんさんが、第一義的に判断して、決定することかと思っているが、9階に市の窓口である市民サービスセンターもある。いろいろな窓口業務をやっており、それをもう少し充実すべきではないかという意見もあるし、9階までの途中が空いたままおいて置くとなると、市民サービスの低下なども考えられるので、公共部門の配置等をどうしていくのかなどを含めて、ことでんさんとは、いろいろ相談したいと思っている。

【記 者】
 具体的に市はどういう協力ができるのか。

【市 長】
 市としても企業誘致等の関連で情報を持っているので、お互いに情報交換しながら、まちづくりの観点から物申すことは言わしてもらい、その上で、ことでんさんに判断してもらうことになろうかと思う。

【記 者】
 近くの商店街の方々が不安に感じていると思うが、南部の商店街に対する支援策などは考えているのか。

【市 長】
 直接的にどうこういうことはないが、まさにあそこは瓦町駅ということでんの電車、バスの一つの拠点の場所、施設になるので、そういうところにどういうものがあれば良いか、いろいろな考えがあると思う。確かに、商店街の方は、人が来なくなるのではないかということだが、必ずしも、今まで天満屋にたくさんの人が来ていたものが、商店街に全部流れていたのかというと、そうでもないところもある。ある程度、競合関係であったりするので、もう少し総合的に考えていくべきではないのかと思っている。

【記 者】
 公開施設評価の結果は、どのような形で活かされるのか。

【市 長】
 公開事業評価も同じだが、ある程度、判定や方向性が出るので、出た方向性を基にして、我々がファシリティマネジメントとして、それぞれの施設をどうやっていくのかを決定していくもので、判定自体が結論ではないが、それを公開で市民あるいは専門家を交えた一つの判定結果・意見として尊重することになってこようかと思う。

【記 者】
 全国学力テストについての文部科学省の調査では、市町村長では、現状維持派が多いようだが、市長の考えは。

【市 長】
 あまり、公表することに積極的な意味や理由は見出せないのではないかと思っている。
 必要なものについては、公開すればいいと思うが、いわゆる学校で点数やその序列といったものは、公開することによる弊害の方が大きいのではないか、公開しないでもきちんと改善策などがとれるのではないかと思っている。
 なお、教育委員会と正式にやり取りしたわけではないので、個人的な私の考えである。

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