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市長定例記者会見(平成25年7月24日)

更新日:2018年3月1日

日時・場所

(日時)平成25年7月24日(水曜日) 11時30分~11時51分
(場所)4階会議室

報告事項

(1)平成24年度一般会計決算見込みの概要について
(2)「第48回さぬき高松まつり」の開催について

市長説明

 おはようございます。
 それでは、定例記者会見を始めさせていただきます。
 本日は、私の方から、2点についてお話させていただきたいと存じます。

 まず、1点目は、「平成24年度一般会計決算見込みの概要について」でございます。
 平成24年度は、「第5次高松市総合計画」、平成20年度から27年度の8年間の総合計画ですが、ちょうど、中間年度の5年目であり、折り返しの年度に当たるということでございます。
 「文化の風かおり 光かがやく 瀬戸の都・高松」という目指すべき都市像の実現に向けて、6つのまちづくりの目標の下、各種施策に取り組んでまいったところでございます。
 主な事業について見てみますと、特に重点といたしました「コミュニティの再生」では、地域コミュニティ協議会が、地域のまちづくりを活性化するよう、事務局体制の強化を図るために、支援事業を創設いたしましたほか、香南・牟礼地区の支所・コミュニティセンターの整備をいたしております。
 また、「子ども・子育て」では、子どもの成長及び子育てに関する支援のあり方を定めます「高松市子ども・子育て条例」を制定いたしましたほか、子育て支援の充実を図るために、乳幼児等の医療費助成の対象を、入院につきまして、これまで、就学前児童までだったものを、小学6年生まで拡大いたしております。
 また、「安全・安心」の分野では、「高松市危機管理センター(仮称)」の基本構想を策定いたしましたほか、合併町地区の香川町・香南町等に係るデジタル式同報系防災行政無線の整備を実施いたしております。
 さらに、24年度の3月に、「瀬戸内国際芸術祭2013春」の開催や、11月には、「現代源平屋島合戦絵巻」などのイベント等も実施しているところでございます。
 また、「教育」の分野では、英語指導助手や学校図書館指導員を増員したほか、小中学校にハートアドバイザーやスクールソーシャルワーカー、また、特別支援教育推進事業として、特別支援教育サポーター・支援員を配置しまして、学校教育の充実も図っております。
 「まちづくり」の分野では、新たに高松駅南広場を活用して、高速バスの発着ターミナルなどの交通結節機能の強化を図るため、高松駅南広場整備事業に着手いたしております。
 このほか、医療・健康や環境など、各種分野の事業を鋭意、実施してまいったところでございます。
 それでは、決算見込みの概要につきまして、私の方からお話をし、詳細につきましては、この記者会見終了後、財政局から資料を提供いたしますので、そちらの方も御確認いただきたいと思います。
 資料を御覧いただきたいと思います。
 まず、資料1ページの歳入額でございます。
 全体で約1,536億9千万円となっておりまして、前年度と比べて、約1億7千万円、0.1%の収入減となっております。
 歳入の根幹をなします市税収入でございますが、その中で、個人市民税が、分離課税などの所得増によりまして、前年度と比べて、約4億8千万円増加いたしております。一方で、地方交付税が約10億3千万円、また、児童手当の制度変更や丸亀町商店街G街区市街地再開発事業の終息などに伴い、国庫支出金が約13億円の減となっております。また、丸亀町商店街G街区市街地再開発事業の減などに伴い、県支出金も約13億1千万円の減となっております。
 次に、3ページは、歳出の方でございます。性質別の歳出で見ていただきますと、歳出全体では、約1,458億7千万円となっておりまして、前年度に比べまして、約12億9千万円、0.9%の減となっております。
 増減それぞれ項目がございますけれども、まず、増加した主なものを見ますと、積立金が、老朽市有施設の改修・修繕などに備えて、建設事業基金積立金が増加したことに伴いまして、約2億5千万円の増加、また、介護保険事業特別会計への繰出金の増などに伴いまして、繰出金が約2億6千万円増加いたしております。
 一方、減少した主なものでございますけれども、給料の減額措置に伴う職員給与費などの減によりまして、人件費が約4億4千万円減少、また、市債の元利償還金の減により、公債費が約6億2千万円の減少、丸亀町商店街G街区市街地再開発事業の終息によりまして、貸付金が約5億9千万円減少しております。
 以上が、歳出でございますが、その中で、人件費、扶助費、公債費を合わせました義務的経費は、約9億6千万円、1.1%の減となっております。この義務的経費の歳出全体に占める割合も、0.1ポイント減少している状況でございます。
 次に、4ページは、決算収支の概況でございます。
 歳入歳出を差し引きました形式収支は、約78億3千万円の黒字でございます。その形式収支の黒字のうち、翌年度に繰越する財源を差し引きました実質収支、これを求めますと約66億6千万円の黒字となっており、単年度収支も約10億7千万円の黒字となっているものでございます。
 この実質収支のうち、法令の規定等によりまして、2分の1を下らない額を積み立てできるということになっており、35億円を財政調整基金に積み立て処理をしたところでございます。
 次に、5ページは、市債及び基金の状況でございます。市債の状況ですが、臨時財政対策債、いわゆる交付税がわりの特別な市債でございます臨時財政対策債を除いた市債残高は、24年度末で、約923億8千万円となっておりまして、23年度末に比べて、約46億6千万円の減で、3年連続で減少いたしております。
 また一方、基金につきましては、決算剰余金の積立などによりまして、財源対策基金の合計が、24年度末で、約159億6千万円となっておりまして、23年度末に比べ、約20億8千万円の増となっております。
 以上が、決算の概況でございます。この決算を踏まえますと、これまで行ってまいりました行財政改革の推進による経費削減に努め、しっかりと財政運営を行ってきました結果、実質収支が、合併年度は少し大きくなっておりましたが、それを除きますと、過去最高の収支になるということでございます。
 また、単年度収支でも、2年連続で黒字化いたしております。さらに、市債残高で見ますと、臨時財政対策債を除く市債残高は、3年連続減少しておりまして、プライマリーバランスも9年連続で黒字が堅持できております。これらを見てみますと、合併以降、着実な財政状況の改善が見られておりまして、本市の財政の健全性は、一定程度、確保できていると考えているところでございます。
 ただ、24年度決算の黒字等の状況につきましては、国の手厚い地方財政対策を効果的に活用してきた面が多分にあること、また、高松市の場合は、合併算定替えの途中でございまして、平成28年度には、交付税の特例的な合併算定が、段階的に廃止されます。以上のことを考えますと、引き続き、楽観視できる状況にはないと考えているところでございます。今後とも、厳しい眼をもって、将来をしっかり見据えた、健全なる財政運営に努めてまいりたいと考えているところでございます。

 2点目は、「「第48回さぬき高松まつり」の開催について」でございます。
 私もTシャツを着させていただいておりますけれども、いよいよ、8月12日(月曜日)から14日(水曜日)まで、高松の夏の風物詩であります「第48回さぬき高松まつり」が華やかに開催されることになっております。
 そのイベントの内容でございますが、まず、中央公園では、例年と同じく、12日(月曜日)から14日(水曜日)まで、多彩なステージイベントを開催することといたしております。
 特に、昨年、開催をして好評でございました「正調一合まいた」の輪踊り、これを引き続き、開催いたしたいと思っております。また、初日の12日(月曜日)には、「第11代高松ゆめ大使」の委嘱式を開催し、新しいゆめ大使のお披露目も行います。
 それから、中日の13日(火曜日)は、「花火大会どんどん高松」でございます。今年も、四国最大級、6000発の花火が夜空に輝きます。
 今年は、大きな変更といたしまして、打ち上げ場所を、朝日新町F地区西側海上からサンポート高松の北沖合海上に変更いたします。これによりまして、観覧場所でありますサンポート高松から見ると、打ち上げ場所までの距離が大変近くなり、その分、迫力ある花火が御覧いただけるのではないかと思っております。
 さらに、現在、開催中でございます瀬戸内国際芸術祭のアート作品をモチーフにした、型物花火も打ち上げられる予定でございます。テーマは、「花火で描く瀬戸内の季節」になっておりますので、御期待をいただきたいと存じます。
 なお、今年も、海上においての安全を確保するという観点から、小型船舶での観覧は禁止させていただいております。御協力の程、よろしくお願いいたします。
 まつりの最終日、14日(水曜日)でございますが、中央通りと中央公園メインステージで開催される「総おどり」となります。
 今年は、一元連38連、自由連16連の計54連が、「まいにこい さちよこい」のテーマのもとに、演舞を繰り広げる予定でございます。
 今年の一元連は、これまでと違いまして、スタート・アンド・ゴール方式でございます。これまでは、前半・後半で分けて踊っていただいておりましたが、全てが一緒にスタートして、ゴールするという方式に変わります。午後7時の出発宣言のあと、北と南からスタートして、会場を切れ間なく踊り連が進むという形になっております。
 また、「総おどり」の前には、中央通りにおきまして、ディズニーリゾート30周年を記念しての「東京ディズニーリゾート スペシャルパレード」が開催されます。
 これに伴いまして、中央通り並びに周辺の交通規制が、例年より1時間早く、午後5時30分より開始となります。車の出・入庫におきまして、関係者の皆様方あるいは、店舗等に御不便をおかけすることになりますが、ぜひとも御協力よろしくお願いしたいと存じます。
 特に、「東京ディズニーリゾート スペシャルパレード」がありますので、今年は、例年にも増して混雑が予想されているところでございます。特に、交通規制は、これまでと違って、規制を開始した後、兵庫町交差点から菊池寛通りまでの中央通りを、3車線をそのまま踊りに使っておりましたが、その歩道側の1車線につきましては、東西とも、観覧場所として利用できるようにしたいと思っております。交通規制をして、車を止めた後、観覧場所として、1車線内側に出すという形にしたいと思っておりますので、よろしくお願いしたいと存じます。
 ぜひ、多くの方に来ていただきまして、安全に、この「さぬき高松まつり」を大いに楽しんでいただければと思っているところでございます。
 私の方からは、以上でございます。

記者との質疑応答要旨

【記 者】
 先日、参議院議員選挙で自民党が議席数を伸ばし、ねじれ状態が解消されたが、これに対する感想と今後、期待される政策などを伺いたい。
【市 長】
 参議院の通常選挙の結果、自民党、公明党の与党が議席を伸ばして、いわゆる衆議院と参議院のねじれが解消されたわけだが、何よりも、安定した政治運営を大いに期待したいと思っている。
 安定した状況はできたが、わが国が抱えている課題というのは山積している。東日本大震災からの復興問題、また原発、エネルギー施策、あるいは、TPPなど貿易、外交問題、さらには、待ったなしの社会保障制度改革の問題などがあるので、これらの政策課題に、安定した政権基盤を持って、的確に判断し、しっかりと、政策を推進し、前に進めるということを大いに期待したいと思っている。
 特に、社会保障制度改革が、われわれ市町村、基礎自治体が現場でいろいろ苦労している問題である。基礎自治体の意見等を十分に反映した形で、より将来を見据えて、持続可能な社会保障制度の確立を望みたいと思っている。

【記 者】
 安定した政権運営ということだが、ねじれ状態が解消されたことは、良いことか。
【市 長】
 ともすれば、今までのねじれの部分で、本来、進めるべき政策、例えば、重要法案などが、継続審議や廃案になったりしたこともあったので、そういう面からみると、ねじれが解消でき、これに基づいて、きちんと安定的に政治運営を行っていただくことについては、大いに期待したいと思っている。

【記 者】
 7月29日に、瀬戸内海国立公園指定80周年記念式典実行委員会の第1回目の会合が開かれる。高松市も出席するとのことだが、高松市は屋島の活性化などに、ここ数年いろいろ取り組んでおり、観光や交流人口の増加に向けて、この80周年をどのように活用していきたいのか。
【市 長】
 瀬戸内海国立公園は、昭和9年(1934年)3月16日に、雲仙や霧島とともに、第1号の国立公園に指定されたところであり、それが、ちょうど、来年3月16日で80周年を迎えるということである。
 来年夏に、環境省と香川県が主体となって、本市において、この80周年の記念式典が開催されるということなので、記念式典を中心としながら、いろいろな形で、国立公園80周年を祝う雰囲気を作っていきたいと思っている。それに合わせて、関連事業ということで、いろんな事業の展開をしたいと思っており、一番大きな点としては、もともと瀬戸内海国立公園の指定となった景観は、屋島からの眺望がかなり決め手となったと聞いているので、やはり、国立公園の指定80周年に合わせて、屋島をもう一度、再評価して、PRをしていく、そういう関連施策について、重点的に取り組んでいきたいと思っている。
 また、本市だけではなく、岡山県側を含む、関係8市町で構成する瀬戸内海の備讃瀬戸観光協議会が設立されており、この備讃瀬戸観光協議会の事業で、指定80周年を契機に、更なる連携を図って、いろいろなPRの事業を進めていきたいと思っている。

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