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市長定例記者会見(平成25年7月12日)

更新日:2018年3月1日

日時・場所

(日時)平成25年7月12日(金曜日) 午前11時30分から午前11時51分まで
(場所)4階会議室

報告事項

(1)我が家の水がめづくり「巧水(たくみ)キャンペーン2013」の実施について
(2)「男木・島テーブル」について
(3)平成25年度高松市公開事業評価の実施について
(4)水防本部(大規模地震災対本部)設置・運営訓練の実施について
(5)瀬戸内国際芸術祭2013【夏会期】開催に伴う市の関連事業について
(6)『第3回高松国際ピアノコンクール プレイベント』開催について
(7)「私の図書館」の開設について

市長説明

 おはようございます。
 それでは、定例記者会見を始めさせていただきます。
 本日は、私の方から、7点について御報告させていただきたいと存じます。

 まず、1点目は、「我が家の水がめづくり「巧水(たくみ)キャンペーン2013」の実施について」でございます。
 このキャンペーンは、本市の節水あるいは節水意識の高揚を図るために、節水に関する事業や啓発活動等を行う、「我が家の水がめづくり」という取組をしており、その一環として、平成21年度から実施しているものでございます。
 以前は、「節水」というキャンペーン名でしたが、昨年から、それを「巧水(たくみ)」と、水を有効に利用するという表現にしております。「水を巧みに使い、水を大切にしている高松」をアピールしていこうという主旨でございます。
 今回のキャンペーンは、家庭や事業所での水の有効活用や、水質保全の取組などについて、自ら実践していることや、みんなに水を大切に使ってもらいたいという願いを、川柳という形でよんでもらい、「巧水(たくみ)川柳」として応募していただくもので、日々の生活の中で、水を大切に思う意識の啓発と、水を上手に使う取組であります「巧水(たくみ)スタイル」を推進していこうというものでございます。
 応募いただいた方には、参加賞や特別賞といたしまして、我が家の水がめづくりキャラクターの「タメット」を用いた巧水(たくみ)啓発グッズなどを贈呈することにいたしております。
 また、優秀賞と最優秀作品である巧水(たくみ)賞には、協賛企業・団体から節水グッズや図書券を贈呈することといたしております。
 7月16日(火曜日)から9月6日(金曜日)までの期間で募集したいと思っております。よろしくお願いしたいと存じます。

 2点目は、「男木・島テーブルについて」でございます。
 男木島の玄関口である男木港に、「男木・島テーブル」という施設が完成いたしまして、そのオープニングセレモニーが、瀬戸内国際芸術祭2013の夏季の開催初日であります7月20日(土曜日)午後1時から開催されます。
 当日は、テープカットや餅投げ、また、「TEAM男気(おぎ)」が手掛けました漁船の入港も予定されているということでございます。
 この「男木・島テーブル」でございますが、瀬戸内国際芸術祭2013の来訪者等に、地元の方が持ち寄りました農作物や海産物を提供して、男木の特産品をPRするとともに、芸術祭のにぎわいの創出と地域の活性化を図っていくことを目的に設置されたものでございます。
 設置者は、男木地区コミュニティ協議会で、本市の補助金を活用して設置をしております。
 資料に写真を載せてありますが、全体面積は約30平方メートルで、外壁は、室内に光が入るように黒くペイントした杉板を、すき間を空けて配置しており、木漏れ日をイメージさせるものとなっております。
 また、特徴といたしまして、生きた魚を鑑賞できます、直径約2メートルの円柱形の生簀(いけす)を設置するなど、休憩の場としても、御利用いただけるものでございます。
 運営は、男木地区コミュニティ協議会が中心となり、7月20日から瀬戸内国際芸術祭の開催期間だけでなく、芸術祭の閉会中も、休日においてはオープンする予定といたしております。
 男木島の更なる振興に寄与することを期待しているところでございます。

 3点目は、「平成25年度高松市公開事業評価の実施について」でございます。
 これは、平成21年度から昨年まで4回にわたって、本市が実施しておりました「事業仕分け」を、やり方を変えて、公開事業評価という形で実施するものでございます。
 これまで、本市といたしましては、この事業仕分けのほかに、内部評価としての「事務事業評価」を実施してまいりました。また、一部事業については、行財政改革推進委員会の外部の委員さんによります「外部評価」を実施してきたところでございます。
 今回、この事務事業の評価等の見直しをすることで、これまで実施してきました「事業仕分け」と「外部評価」、これを統合して、より市民参加と公開性を高めた「高松市公開事業評価」として実施するものでございます。
 実施日は、8月4日(日曜日)、高松市役所において、公開の場で行うことにいたしております。
 この公開事業評価の評価対象事業でございますが、庁内組織の本部会で、全事業から28事業を選定し、それを、行財政改革推進委員会の御意見を踏まえて、最終的に8事業に絞り込んだもので、この8事業を対象に実施するものでございます。
 実施方法でございますが、これまでの外部委託、構想日本の「仕分け人」という形で事業仕分けを実施してまいりましたけれども、それに変わりまして、本市の行財政改革推進委員会委員の外部の委員さん10名が「評価者」として、対象事業の担当課と質疑応答・議論を行い、その議論を踏まえて、この「評価者」10名と、別途、無作為抽出をいたしました「市民評価者」20名、合わせて30名の方が、最終的に評価・判定を行うという形にいたします。
 この20名の「市民評価者」でございますけれども、市民のうち、無作為抽出いたしました20歳以上の市民1,000名を対象に募集して、応募者の中から市民評価者20名を決定したいと思っております。
 公開事業評価の判定でございますが、「事業仕分け」と同様、その判定結果自体が、そのまま直ぐに本市の最終判断となるものではございません。判定を受けて、本市が最終的に判断をするという形は、事業仕分けと同じでございます。
 それから、判定区分といたしましては、「廃止」・「縮小」・「改善継続」・「継続」といった4つのほかに、「拡充」も含む5段階にしたいと思っております。
 さらに、公開事業評価では、その実施の様子をユーストリームで実況中継して、より市民参加と公開性を高めた仕組みを導入することにいたしております。
 これら公開事業評価の実施等を中心といたしまして、更なる事務事業の改革・改善につなげてまいりたいと思っております。

 4点目は、「水防本部(大規模地震災対本部)設置・運営訓練の実施について」でございます。
 毎年、この梅雨の時期に実施しておりました水防本部の運営訓練でございますけれども、本年度は、この水防本部運営訓練のほか、香川県と合同での大規模地震災対本部運営訓練を7月18日(木曜日)に実施したいと考えております。
 この大規模地震災対本部運営訓練でございますけれども、今後、発生が高い確率で予想されております南海トラフの巨大地震、これに応じて、災害対策本部設置時におきまして、職員が適切な判断のもと、迅速に市民や、あるいは県を含む関係防災機関と連携した対応ができるように、県と合同で訓練を行うものでございます。
 想定といたしましては、訓練日の早朝の午前4時30分に、高知県室戸沖で地震が発生し、本市においても、震度6弱の地震を観測、県内各地に津波が押し寄せて、高松市でも浸水地域が発生するなど、至るところで被害が発生しているというもので、訓練を実施します。
 訓練時点では、発災後から5時間が経過し、様々な情報が市の災害対策本部に寄せられるという前提で、職員がコントローラー役となり、本部の要員へ事案を投げかけまして、その対応をアドリブで実践的に検討していこうとするものでございます。
 訓練参加予定者は、本市職員が約80名、県職員が約110名の合計190名の参加になっております。

 5点目は、「瀬戸内国際芸術祭2013【夏会期】開催に伴う市の関連事業について」でございます。
 7月20日(土曜日)から夏会期が始まるわけですけれども、開幕までいよいよ10日をきったところでございます。
 現在、芸術祭の舞台となる島々、また高松港周辺では、アーティストたちが、作品の制作あるいはその準備を行っているところでございます。
 夏会期は、高松の備讃瀬戸の7つの島々に加えまして、西讃のイリコ漁で有名な伊吹島が新たに参加をします。また、高松港周辺では、特に目玉プロジェクトとして、バングラデシュからエネルギーあふれる美術やマルシェが、まるごとやって来て、市民との多種多様な交流を行うという企画もされているところでございます。
 また、前回の2010年に引き続いて、「うみあかりプロジェクト」もこの夏会期に合わせ行われるものでございます。
 まさにこの夏会期は、夏休みと丁度重なる時期に開催をされるものでございまして、春会期をはるかに上回る大勢の皆様方、特に若い方の来場が多く期待されるのではないかと考えております。
 本市としましても、この芸術祭の実行委員会のイベント等々に合わせまして、開催の機運を盛り上げるための関連事業を、市独自でも展開したいと思っております。
 関連事業の一覧は、お手元に資料を配布しておりますが、主なものを発表させていただきますと、まず、春会期も行いましたけれども、夏会期も合わせて本市独自の総合ガイドブック“TAKAMATSU ART TRIP Vol.2”を作成し、全世帯に配布したいと思っております。
 それから、市民プールでございますけれども、市民プールは、谷山 恭子(たにやま・きょうこ)さんがデザインした《I’m here.ここにいるよ。》という作品で改修いたしておりますが、これは芸術祭2013の公式出展作品になっております。このプールについては、昼間にプールを利用していただくのは、もちろんでございますが、夜について、この作品を鑑賞していただく夜間鑑賞も実施したいと思っております。
 それから、高松市美術館では、女木島で作品展開もしておりますが、大竹 伸朗(おおたけ・しんろう)氏の回顧展「憶速(おくそく)」を開催いたします。
 また、サンポートホール高松では、宮本亜門さん演出の舞台「ISAMU」、本市に縁のある世界的な彫刻家イサム・ノグチの一生をテーマにした舞台「ISAMU」を上演する予定でございます。
 それから、春会期からの継続事業といたしまして、市内のレンタサイクル事業で、作品鑑賞パスポートを提示いただきますと、1回に限り無料で貸出をするサービスも行います。
 さらに、屋島山上にも作品が展開されておりますが、JR高松駅からシャトルバスを屋島に運行したいと思っております。
 これらの事業展開は、今回の芸術祭をより盛り上げて、本市の魅力を国内外にアピールしたいということで行うものでございます。
 芸術祭を成功に導きまして、本市の観光振興に役立ててまいりたいと思っております。

6点目は、「『第3回高松国際ピアノコンクール プレイベント』開催について」でございます。
 高松国際ピアノコンクールは、第1回が2006年、第2回が2010年と、4年毎に開催するということで、第3回が2014年の3月12日(水曜日)から3月23日(日曜日)まで、サンポートホール高松において開催される予定でございます。
 それに合わせまして、ピアノコンクールに先立ちプレイベントとしまして、今年の9月から10月にかけて、国際ピアノコンクールの審査員によりますリサイタルと公開レッスンが、サンポートホール高松において開催されるものでございます。
 このプレイベントとリサイタルの公開レッスンのチケットの販売を、来週の7月16日(火曜日)から行います。
 詳細につきましては、配布しております資料を、御覧いただければと存じます。
 一流のピアニスト等の音楽家である高松国際ピアノコンクールの審査員によるリサイタル・公開レッスンということで、またとない非常に貴重な機会かと存じます。ぜひとも、特に、若い人たちに参加をしていただきたいと思っております。
 それから、同時期に、各審査員によります「訪問演奏会」が、高松第一高等学校など県内3つの高等学校において開催する予定とさせていただいております。こちらの方の具体的な日時等につきましては、後日、資料提供をさせていただきたいと存じます。

 最後、7点目は、「私の図書館の開設について」でございます。
 最近、図書館のサービスなどで、非常に新しい、意欲的な試み等が話題になっております。
 高松市図書館でも、これまで、いろいろなサービスの充実を図ってきたところですが、今回、図書館に来ることのなかった人にも、より図書館に関心を持ってもらうために、本市にゆかりのある方にお薦めいただいた愛読書などを集め、商店街の一角「街中りんく」に展示する「私の図書館」を、7月13日(土曜日)から行うものでございます。
 それぞれ、ゆかりの人に、愛読書などを選定してもらい、それを展示して、図書館に興味をもってもらうというものですが、第1回は、私が図書選定者となりまして、私の愛読書10冊を、明日13日(土曜日)から8月2日(金曜日)まで、南新町の「街中りんく」に展示したいと思っています。
 中身は、私の子どもに読み聞かせた本や、学生時代に読んだ本でありますとか、人生の転機となった本、一番感銘を受けた本などを選んでおりまして、それを展示し、図書館に少しでも興味を持っていただきたいというものでございます。
 私の次の第2回は、瀬戸内国際芸術祭の総合ディレクターである北川フラム氏の愛読書などを、8月3日(土曜日)から9月1日(日曜日)まで、展示する予定です。
 ぜひ、多くの方に御利用いただけたらと存じます。
 私の方からは、以上でございます。

記者との質疑応答要旨

【記 者】
 先ほど、瀬戸内国際芸術祭2013の夏会期での、市の関連事業の説明があったが、改めて、夏会期開催に向けた意気込みを聞かせていただきたい。
【市 長】
 今回の瀬戸内国際芸術祭2013は、前回と違って、会期を3つに分けて、春、夏、秋と開催して、既に、春会期が盛況のうちに終ったところである。
 いよいよ7月20日から、夏会期の始まりということで、先ほども言ったように、夏の会期は、夏休み期間中と丁度重なる時期である。前回は、今回の夏会期と同じ時期に始まって約3ヶ月間行われた。まさに、瀬戸芸の本番中の本場ではないかなと思っている。
 また、春会期では、すべての作品が揃っていなかったが、夏会期では、主要な作品等がすべて見られるので、そういう意味では、春会期以上により多くの人に来てもらえるだろうし、より楽しんでもらえるのではないかと思っている。
 目玉企画としては、先ほども言ったが、高松港において、『高松港・アート工房-ベンガル島-』ということで、バングラデシュのものづくりの職人、芸術家、パフォーマーたちが100人以上集合する一大プロジェクトが行われる。
 バングラデシュと言っても、皆さん、なかなか馴染みがないかも分からないが、芸術分野においては、結構、意欲的なものがあり、生活工芸では、デザイン性豊かな、あるいはアイデアに溢れたものも結構あり、そういう作品が、一堂に会するということで、より多く人に刺激を与えてくれるのではないかと思っている。
 合わせて、バングラデシュの画家たちによる展覧会『バングラデシュ絵画の精髄』を、高松市美術館で開催しようと思っている。
 また、男木島では、昭和40年会が男木学校という作品を展開しているが、丁度夏休み期間中に重なるということで、『夏の臨海学校プログラム』として、特に若者、こども向けのいろいろなプログラムを、40年会のアーティストたちが、連日、展開するということである。
 小学校からやり直せ!という刺激的な副題もついている。
 また、女木島では、公募で子どもたちを集めて、ムーミンを題材とした演劇作品を作りあげる『世界の子ども創作劇プロジェクト〈ムーミン谷の夏まつり〉』が開催される。これについても、世界的に有名なムーミンということで、それを、島で行うのは、非常に似つかわしいものになるのではないかなと思っている。
 これら夏会期ならではというか、まさに芸術祭本番を迎えた、意欲的な企画が目白押しで、これを契機に大いに盛り上げていきたいと思っている。
 ただ、非常に熱い時期なので、熱中症対策など、実行委員会ともいろいろ相談しながらやっているが、その辺については、安全を期して臨みたいと思っている。

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