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市長定例記者会見(平成25年4月24日)

更新日:2018年3月1日

日時・場所

(日時)平成25年4月24日(水曜日) 11時30分~11時53分
(場所)4階会議室

報告事項

(1)平成24年度市民満足度調査結果について
(2)「市民と市長との意見交換会」の開催について
(3)高松市小規模事業者経営改善資金融資(マル経資金融資)利子補給制度の創設について
(4)瀬戸内国際芸術祭2013の会期と会期の間の運営について
(5)かがわ・山なみ芸術祭の高松市牟礼町エリアでの作品展開について

市長説明

 おはようございます。
 それでは、定例記者会見を始めさせていただきます。
 今日は、私から、5点についてお話をさせていただきたいと存じます。

 まず、1点目は、「平成24年度市民満足度調査結果について」でございます。
 本市では、平成20年4月に、第5次の高松市総合計画をスタートさせ、平成27年度までの8年計画として、各種事業に鋭意、取り組んでいるところでございます。
 それに合わせまして、各年度において、各種事業等に対する、市民の皆様の満足度をアンケートで調査しております。
 今回で5回目となります24年度の調査結果をとりまとめましたので、御報告するものでございます。
 お手元に調査結果報告書を配布しておりますが、その概要につきまして、ごくごく簡単に、私の方から説明をさせていただきます。
 まず、調査の対象者ですが、平成25年1月1日現在の住民基本台帳から無作為に抽出した満20歳以上の市民2,000人に調査票を送付しております。
 調査期間は、平成25年1月18日から1月31日まで、回収率が38.0%ということでございます。前回の回収率は、ほぼ同様の37.3%でございます。
 調査結果の概要でございますが、まず、報告書の4ページを御覧いただきたいと存じます。
 施策全体の満足度でございますが、「満足」「やや満足」と回答した「満足度」の割合は24.8%、「やや不満」「不満」と回答した「不満度」の割合は18.8%でございます。
 前年度の調査結果と比較しますと、満足度は2.6ポイント増加しており、不満度は2.0ポイント減少しているということで、施策全体での満足度は、このアンケート調査の結果から、高まっていると思っております。
 次に、各施策の満足度・不満度につきましても、それぞれ調査しており、8ページから11ページまで、上位10施策を掲げております。また、17・18ページでは、全60施策の満足度・不満度を標記しております。
 まず、9ページですが、各施策の満足度・不満度をみますと、「文化芸術を創造する環境づくり」の満足度が、非常に高くなっておりまして、23年度よりも0.1ポイント減少したものの、全体で49.1%と高い満足度を維持しています。
 これは、瀬戸内国際芸術祭2013のプレイベントとして開催をしました「現代源平屋島合戦絵巻」でありますとか、毎年開催しております「街角に音楽をフェスティバル in 高松」あるいは「たかまつ大道芸フェスタ」など、芸術文化のイベント等を24年度において広く展開し、それによって、市民の皆様の関心も高まった結果かなあと思っているところでございます。
 「アート・シティ高松」の推進に取り組む本市の文化・芸術振興施策が、引き続き、市民の皆様に高く評価されていると思っております。
 また、「中心市街地の活性化」の満足度が、昨年度よりも7.0ポイントの大幅増となっております。満足度の順位としても、6位から2位に上昇してきているということでございます。これは、昨年4月に丸亀町グリーンがオープンしたことが、大きく影響しているのではないかと思っております。
 一方で、11ページにございますように、「交通安全対策の充実」の不満度が、2年連続で最も高くなっております。
 御承知のとおり、平成24年には、人口10万人当たりの交通事故死者数が、2年連続で全国ワースト1位に香川県がなったということが、施策の不満度として表れたのではないかと思っております。
 もう一つ、12・13ページに、それぞれ満足度・不満足度の比較・増減を示しております。このうち、満足度が最も大きく増加した施策は、「商工業の振興と地域経済の活性化」で、12.7ポイントの大幅な増加となり、順位も45位から22位へと上がっております。
 一方で、不満度が最も減少した施策も、「商工業の振興と地域経済の活性化」で、13.1ポイントの減少となっております。
 これは、色々と要因が考えられますが、一つの大きな要因として、先ほども申しました、丸亀町グリーンがオープンしたことによって、まちの賑わいが出てきたということが影響しているのではないかと推測しているところでございます。
 また、自由意見についても、アンケート調査で書いていただいており、分野ごとの件数を21ページに表示し、22ページから41ページに、それぞれの御意見を掲載しているところでございます。
 後ほど、詳細は御覧いただければと存じます。
 今回で、5回目の調査ということですが、その数字自体が絶対的なものとして、それほど大きな意義があるとは思いませんけれど、ある程度、年度ごとの傾向でありますとか、そういうものが読み取れるのではないかと思っております。我々といたしましても、この調査結果等を十分に参考にしながら、市民の皆様の現在のお考えや思いといったものを受け取りながら、まちづくり戦略計画等をより実効性のあるものとするため、各種事業に鋭意、取り組んでまいりたいと存じているところでございます。

 2点目は、「市民と市長との意見交換会の開催について」でございます。
 本市では、だれもが暮らしやすいコンパクトで持続可能なまちづくりの実現に向けまして、本年2月に「多核連携型コンパクト・エコシティ推進計画」を策定したところでございます。
 このコンパクト・エコシティを推進するに当たり、3つの柱として、都市計画制度の見直し、公共交通の充実、また、まちづくり施策の充実を挙げておりますが、その一つの柱であります公共交通の充実に向けて、私が、マニュフェストで掲げております「公共交通利用促進条例(仮称)」について、素案がまとまりましたので、その内容について議論を深めるため、市民の皆様と意見交換をいたしたいということで、今回、市内を7地区に分けまして、5月14日(火曜日)から5月30日(木曜日)までの7回、市民と市長との意見交換会を開催するものでございます。
 あわせて、先ほど、市民満足度で、不満足度が高いとありました交通安全対策の充実、あるいは交通安全に対する市民の皆様の御意見等もテーマとして掲げて、伺ってまいりたいと思っております。
 当日は、本市から、私を始め、市民政策局長、コンパクト・エコシティ推進部長、担当課長等が出席することといたしております。
 各会場とも、人数が入る会場を用意しておりますので、多くの方の御参加を、お待ちしているところでございます。
 また、この意見交換会に併せまして、先ほど申しました「高松市公共交通利用促進条例(仮称)」の素案について、パブリックコメントを5月1日(水曜日)から5月31日(金曜日)まで、募集することにいたしております。併せて、この周知についてもお願いをしたいと存じます。

 3点目は、「高松市小規模事業者経営改善資金融資、いわゆるマル経資金融資の利子補給制度の創設について」でございます。
 マル経資金融資と言いますのは、日本政策金融公庫が、高松商工会議所等の推薦を受けた小規模事業者に対して、同金融公庫が審査し、無担保・無保証人などの条件で貸付を行っているものでございます。
 本市では、昨年12月に中小企業基本条例を施行いたしましたけれども、この基本条例の基本理念等に基づきながら、高松商工会議所から要望書が提出されていることなどを踏まえ、このマル経資金について、新たに利子補給制度を創設して、小規模事業者等の負担を軽減していこうと、それによりまして、経済の下支えをしていこうということでございます。
 利子補給でございますが、既に本市が、別に実施しております、緊急経営安定対策特別融資という資金がございますが、その自己負担利率が、本年4月1日現在で1.2パーセントでございます。これと、マル経資金が、実質同率となるように、マル経資金融資の貸付利率が1.55パーセントでございますので、その差額の0.35パーセントを、市から利子補給をするというものでございます。
 この対象者としましては、本年の4月1日以降に、このマル経資金融資を受けられた方で、利子補給の対象期間は1年間、その期間について利子補給をするということにしております。
 なお、先ほど言いましたように、1.2パーセントに合わせるということですが、4月1日から4月9日までは、マル経資金融資の利率が1.65パーセントでしたので、その期間に融資を受けられた方につきましては、0.45パーセントの利子補給をするものでございます。

 4点目は、「瀬戸内国際芸術祭2013の会期と会期の間の運営について」でございます。
 先月、3月20日(水曜日)春分の日から開幕いたしました瀬戸内国際芸術祭2013の春会期でございますが、4月21日(日曜日)をもって、盛況裡に開催を閉じたところでございます。
 本市の女木島、男木島、大島、あるいは高松港周辺を含みます芸術祭の会場には、予想以上のたくさんの方々が訪れ、春の瀬戸内海の風情と同時に、現代アートを楽しんでいただいたと思っております。
 夏会期は、7月20日(土曜日)からということになりますが、その始まります間にも、土曜日・日曜日・休日に限りまして、一部の施設について公開をしてまいりたいということでございます。
 具体的には、瀬戸内国際芸術祭実行委員会から、本市が運営を委託されております作品のうち、女木島の愛知県立芸術大学瀬戸内アートプロジェクトチームの《MEGI HOUSE》、レアンドロ・エルリッヒの《不在の存在》、また、男木島の角文平さんの《AIR DIVER》と昭和40年会の《昭和40年会男木学校》、これらの施設につきましては、それぞれ有料ですが、個別鑑賞券の料金で、土・日・休日についてオープンをして、鑑賞ができることとしたところでございます。
 また、同じく本市が運営を委託されております、屋島のレアンドロ・エルリッヒの《美しく捨てられて》のほか、女木島のフィリップ・アルタスの《カタツムリの軌跡》など、地元の観光協会等が運営する作品や、作品の展示施設の開閉に関係のない、いわゆる屋外のパブリックアート等々につきましては、平日をはじめ、いつでも鑑賞が可能ということでございます。
 今週末から始まりますゴールデンウィークもありますし、また、同様な公開を、夏から秋の間にも考えているところでございます。そこにはシルバーウィーク等もございますので、是非とも、地元の方等を中心に、芸術祭の期間外におきましても、ゆっくりと芸術作品を楽しんでいただきたいというふうに思っているところでございます。
 今、言いました鑑賞可能な作品のリストや開館時間、料金等につきましては、別添資料で御確認いただきたいと存じます。

 最後に5点目は、「かがわ・山なみ芸術祭の高松市牟礼町エリアでの作品展開について」でございます。
 県内の山間部の5つのエリアを舞台に『かがわ・山なみ芸術祭』が、4月20日(土曜日)・21日(日曜日)に、三豊市三野町エリアを皮切りに開幕しているところでございます。
 この『かがわ・山なみ芸術祭』は、県内5つのエリアで、時期をずらしながら美術展を行う催しでございます。
 本市を始め、香川大学、綾川町、まんのう町、三豊市まちづくり推進隊三野、国営讃岐まんのう公園が共催となっているイベントでございまして、瀬戸内国際芸術祭2013の関連事業ともなっております。
 本市の開催エリアとして、牟礼町と塩江町がございますが、今月27日(土曜日)のゴールデンウィークから、牟礼町エリアで作品展開がされますので、それの御報告を行います。
 お手元に資料があると存じますが、牟礼町エリアでは、循環する命というテーマで、藤原 慎治(ふじわら しんじ)さん、古川 守一(ふるかわ もりかず)さん、加藤 直樹(かとう なおき)さんの3人の美術家の造詣作品を展示します「山のあちらとこちら側~循環する命~」を、4月27日(土曜日)から5月21日(火曜日)まで、高松市石の民俗資料館で開催するというものでございます。
 周知の程、よろしくお願いしたいと存じます。
 私の方からは、以上でございます。

記者との質疑応答要旨

【記 者】
 中国の鳥インフルエンザ問題で、先日、県の保健所の方で、相談窓口を設けるとあったが、高松市としての対応は。
【市 長】
 鳥インフルエンザだが、中国で発症し、今だに、感染が除々に拡大している状況である。
 昨日の4月23日現在、発症者104人、そのうち21人が死亡となっている。ただ、感染は拡大しているが、いわゆる「ヒトからヒトへの感染」は確認されていないということで、その意味では、新型インフルエンザとはされていない。
 現在、本市としては、この鳥インフルエンザ(H7N9型)感染の動向等の情報収集に努めながら、検疫所や香川県、庁内関係課等の連絡調整に努めている状況である。
 また、今、話があったように、4月22日には、中国からの帰国者等を対象に、健康に関する電話相談窓口を、高松市の方で設けており、症状が疑われる方には、医療機関の紹介や、マスク等の感染予防の勧奨等を行っている。
 今の段階では、こういう電話相談等の対応を行っていくというところで、今後、新型インフルエンザと宣言をされた場合は、直ちに、市としても対策幹事会を開催して、国の対応を待った後、特措法に基づく対策本部を設置するなど、適切に対応していかなければならないと思っている。

【記 者】
 先ほど、瀬戸内国際芸術祭の会期と会期の間で運営すると発表があったが、春会期がまず閉幕し、市長からは成功裡に終わったとの言葉もあった。一方で、全体の数は、1.3倍程度増えたが、会場によっては、減ったり、市内の観光客が減ったなどの傾向が見られたとの声もある。その辺について、この春会期を総括されてどのように思われるか。
【市 長】
 全体としては、26万3千人ということで、前回と同じ日数で33日間とすれば、1.3倍ぐらいの入場者があった。ただ、この増加の大きな要因の一つは、新たに沙弥島が会場になり、人気を集めたことと、小豆島での展示作品の増加や人気作品の設置によって、入場者が大幅に増えたという要因がある。
 本市の高松港周辺、女木島、男木島あたりは、前回よりは若干少なくなっている傾向である。ただ、例えば、沙弥島に行く方で、特に県外の方は、ほとんど高松が拠点になって行っているし、小豆島でも高松経由で行った方が多い。
 私どもの情報ではないが、新聞等の報道で見ると、この期間の交通機関やホテル、旅館等の宿泊客数は、前回よりもかなり増えているというような話もでているので、全体としての盛り上りは、前回以上のものがあり、高松エリアで考えても、直接の入場者数は若干減っているが、全体の盛り上りは前回以上のものがあるのではないかと思っている。
 また、前回の反省なども踏まえて、フェリーの積み残しをそのまま残さないために、車両甲板に乗船させたりする対策を最初から打てたので、大きなトラブルがほとんどなかった。そういう意味でも、割と順調に滑り出したのではないかという印象を持っている。

【記 者】
 瀬戸内国際芸術祭の会期間の運営についてであるが、今回、高松市では、入場料を取るということだが、有料にした理由とそのお金はどこに入っていくのか。
【市 長】
 有料にしたというよりは、芸術祭開催期間中でも、パスポートを持っている人はもちろんパスポートでいけるが、それ以外の人は、個別にお金を払って見るという仕組みになっていたので、閉会の期間中も、同様に料金をいただく。もちろん、無料の施設や屋外の施設のようなものは、無料である。
【担当課】
 芸術祭実行委員会から、市が委託を受け管理運営するため、料金収納するが、あくまで実行委員会の収入である。そこで徴収した金額から、必要経費を除いたものを委託料として市が受け取る。

【記 者】
 カマタマーレの社長が交代し、県が3,000万円の支援金を予定している。高松市でも、(J2)昇格前であるが、何か財政的支援などをしていく考えは。
【市 長】
 今回、カマタマーレが体制を一新し、新たに運営に対する強化をしながら、Jリーグ昇格を目指してやってくということである。まだ、具体的な要請は聞いていないが、ある程度、体制刷新に合わせてこれからの事業活動をやっていくのに、ホームタウンとして相応の協力を願いたいとの話も伺っている。今後、カマタマーレからの具体的な要請、あるいは、県の方から、本市や、競技場のある丸亀市あたりと協調してやっていきたいという話もあるので、相談をしながら、最終的にどういった支援をしていくか決定していきたい。

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