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市長定例記者会見(平成25年3月1日)

更新日:2018年3月1日

日時・場所

(日時)平成25年3月1日(金曜日)午前11時~11時35分
(場所)4階会議室

報告事項

(1)繁忙期における日曜開庁及び平日の窓口受付時間の延長について
(2)ため池ハザードマップ公表について
(3)瀬戸内国際芸術祭2013の開催に伴う市の関連事業について
(4)瀬戸・高松ブラジル音楽フェス「BOSSA TAKAMATSU」の開催について
(5)高松市図書館雑誌スポンサーの募集について

市長説明

 おはようございます。
 それでは、定例記者会見を始めさせていただきます。
 本日は、私から、5点につきまして発表させていただきたいと存じます。

 まず1点目は、「繁忙期における日曜開庁及び平日の窓口受付時間の延長について」でございます。
 本市の場合、特に、転勤の方が多い都市でもございますので、例年、3月末から4月の初めは、転入・転出などの手続きに来られる方で、窓口が大変混雑する状況にございます。
 このため、日曜開庁と平日の窓口受付時間の延長を、今年も実施するということでございます。
 具体的には、日曜開庁につきましては、3月31日の日曜日及び4月7日の日曜日で、午前8時30分から午後5時まで、窓口を開庁いたします。
 それから、平日の時間延長は延べ10日間で、3月25日(月曜日)から4月5日(金曜日)までの平日におきまして、受付時間を、午後5時までから午後7時までに延長します。
 日曜開庁いたしますのは、市民課の、証明書の交付、公的個人認証を除く業務、国保・高齢者医療課の、全ての業務、こども家庭課の、児童手当、乳幼児等医療に関する業務、市民税課の、原動機付自転車等の手続き業務、学校教育課の、就学に関する業務について、日曜開庁で取り扱いをいたします。
 また、平日の延長時間には、これらの業務に加えまして、納税課の、税関係証明業務、資産税課の、閲覧業務について、取り扱う予定でございます。
 昨年までの状況ですと、日曜開庁と平日の延長時間の際は、どちらかと言うと、平日の昼間よりも空いているということでございますので、出来るだけ、これらの利用しやすい時間で、御利用いただければと思っているところでございます。

 2点目は、「ため池ハザードマップ公表について」でございます。
 本市では、各種災害の発生により被害が想定される場所を、事前に、市民の皆さんに知っていただきながら、出来るだけ、被害を少なくするため、「高松市防災マップ」や「高松市地震防災マップ」を作成しまして、公表しているところでございます。
 これらの防災マップに加えまして、少し前から、地震や洪水などにより、ため池が、決壊した場合に、甚大な被害が予想されますことから、特に、本市に45か所ございます貯水量10万トン以上のため池を対象にいたしまして、ため池から氾濫した水の広がりなどを示しました「ため池ハザードマップ」を、平成23年度から3か年の予定で、国・県の補助制度を活用して、作成しております。
 この度、木太町の大池、松縄町の野田池のハザードマップにつきまして、調整できましたので、公表するものでございます。
 ため池ハザードマップは、地震等によりまして、ため池の堤体が決壊した場合の、河川からの洪水氾濫も加味しまして、想定される浸水範囲や浸水深、歩行避難の困難度などの浸水情報が記載されます。また、避難に必要な最短浸水到達時間ですとか、避難所の位置などの避難情報も合わせて掲載をいたしております。
 今回、これらの情報を活用いたしまして、木太地区のコミュニィティ協議会が、連合自治会や自主防災組織をはじめとして、地元住民の協力で、地域の危険性を、住民の声として反映した、住民向け防災情報としての「地域の防災マップ」を作成しておりますので、先進事例として、御紹介するものでございます。
 今後は、ため池ハザードマップを、地域の安全度の基礎情報として、市や地域住民と連携して取り組む中で、今回の木太地区のように、準備が整った地区から、順次、公表をしてまいりたいと考えているところでございます。

 3点目は、「瀬戸内国際芸術祭2013の開催に伴う市の関連事業について」でございます。
 瀬戸内国際芸術祭2013が、いよいよ3月20日から始まりますが、芸術祭の舞台となります島々では、現在、参加アーティストが、こえび隊や地元住民の方々などの協力の下、鋭意、作品の制作を進めているところでございます。
 2回目となる今回、芸術祭は、瀬戸内の「四季」を内外の人に知ってもらうため、春・夏・秋の3シーズンに分けた分散会期となっております。
 また、中讃や西讃の5つの島も加わって、前回よりバージョンアップして、大きな芸術祭となるものでございます。参加アーティストも、前回から大幅に増えまして、23の国と地域から、イベント等も合わせまして約210組のアーティストが参加すると聞いており、大いに期待しているところでございます。
 この芸術祭に合わせまして、市としても、機運等を盛り上げるための関連事業を、順次、積極的に展開してまいりたいということでございます。
 主なものといたしましては、まず、高松市独自で、芸術祭の総合ガイドブックを作ります。[TAKAMATSU ART TRIP vol.1]を作成して、高松のまちを一緒に楽しんでいただこうと考えております。
 また、高松城跡披雲閣で、匠のおもてなし事業として、「さぬき匠の雫」を展開いたしますほか、保育所を対象に芸術士派遣事業を行っておりますが、芸術祭に合わせ「芸術士とこどもたち展」を開催いたします。
 さらに、作品鑑賞パスポートを提示していただきますと、レンタサイクルを1回に限り1日無料で貸し出しを行いますし、屋島では、ケーブルカーの山上駅を使ったプロジェクトが展開されますことから、屋島山上とJR高松駅を結ぶシャトルバスを運行することといたしております。
 芸術祭の開催に合わせまして、様々な関連イベントに取り組み、高松のまち全体を盛り上げますとともに、それを情報発信することで、高松のブランドイメージをさらに向上させて、今後の観光振興等にも繋げてまいりたいと考えているところでございます。

 4点目は、「瀬戸・高松ブラジル音楽フェス『BOSSA TAKAMATSU』の開催について」でございます。
 瀬戸・高松ブラジル音楽フェス『BOSSA TAKAMATSU』を、3月2日(土曜日)と3日(日曜日)の2日間、高松市美術館や丸亀町グリーンけやき広場など、高松中央商店街各所において開催いたします。
 ブラジル人などを含みます国内外のブラジル音楽ミュージシャン8組、総勢19名によるまちなかコンサートとなっております。
 この音楽イベントは、総務省による「定住自立圏」推進調査事業として、高松市を中心市とする瀬戸・高松広域定住自立圏において、世界各地で支持されておりますボサノバ等のブラジル音楽のライブ演奏を開催し、地域全体が、音楽であふれるまちづくり・環境づくりを推進していこうと開催しているものでございます。
 これまでも、「瀬戸・高松ブラジル音楽フェス」と題して、女木島や豊島、直島などにおきまして、コンサートが開催され、地元住民を中心に、多くの来場者で賑わったところでございます。
 その締めくくりとなりますコンサートが、この「BOSSA TAKAMATSU」でございまして、本日は、「スペシャルコンサート 渡辺貞夫グループ2013」も、サンポートホール高松大ホールにおきまして、午後7時から開催するものでございます。
 今日を合わせまして、この「瀬戸・高松ブラジル音楽フェス」のフィナーレを飾る3日間ということになりますので、是非、お楽しみをいただきたいと思っております。

 5点目は、「高松市図書館雑誌スポンサーの募集について」でございます。
 高松市の中央図書館では、図書館の雑誌コーナーを活用いたしまして、民間事業者等の情報発信の場を提供するとともに、図書館サービスの充実を図るため、4月から「高松市図書館雑誌スポンサー制度」を開始いたしたいと存じます。
 この「雑誌スポンサー制度」は、図書館が所蔵している雑誌の購入費を、民間事業者の方に負担いただくかわりに、その雑誌に、事業者のスポンサー名等を掲載するものでございます。
 現在、図書館では、年間60万人を超える貸出利用者がおりますので、それだけの人が目にするとなると、広告媒体としての効果はあると思っておりますし、身近な社会貢献の一つとして、スポンサーになられた事業者のイメージアップにも繋がると思っております。
 スポンサーの対象といたしましては、企業・商店などの民間事業者、また各種団体を対象としており、個人は対象外でございます。
 契約期間は、原則1年間で、年度単位で更新するということでございます。
 雑誌購入の費用負担は、スポンサーが、1年間の雑誌購入費用を、図書館指定の雑誌納入業者へ直接支払っていただく手法となっております。
 本日、3月1日(金曜日)から募集を開始いたします。制度の趣旨を御理解いただきまして、多くの事業者から、御応募いただければ、幸いに存じるところでございます。
 周知方、よろしくお願いいたします。

 私からは、以上です。

記者との質疑応答要旨

【記 者】
 安部首相は、TPP(環太平洋経済連携協定)への交渉参加に意欲的で、それにより本市産業にも影響を及ぼすことが予想されるが、それに対する所見は。
【市 長】
 TPPは、原則、関税が撤廃されるため、貿易の自由化が図られ、輸出産業の面では、非常に、海外への市場拡大が期待される。また、輸入産業においても、安く原材料や商品などが輸入されるため、製造業者や消費者の立場からは、メリットがあるものである。
 本市でも、同じような形で、これらの産業に関わる事業者や市民には、そういう面でのメリットが期待され、経済活性化の面でも、需要の増加につながり、メリットがあると思っている。
 一方、懸念されている、米や牛肉などの農産物は、現在、海外からの輸入については、高い関税がかけられている、関税撤廃となると、非常に大きな影響が懸念されている。
 本市の農業を見ると、経営規模の小さい米や麦中心の複合経営体がほとんどなので、そういう意味では、そこが直撃を受ければ、影響が避けられないと考えている。
 ただ、このようにメリットとデメリットはあるが、私自身とすれば、やはり、ある程度、国益を大きく損なうような部分では、きちんと守ることを前提に交渉に参加し、具体的なものを詰めていく姿勢が、望むべきでものであると考えており、今回の参加表明ということについては、好意的に捉えている。

【記 者】
 カマタマーレ讃岐が、J2の下部の新リーグとなるJ3へ参加する意向を示しているが、それに対する所見と、支援する考えは。
【市 長】
 カマタマーレ讃岐は、JFLに昇格し、Jリーグ入りを目指して戦っているので、ぜひ、JFLの中で優秀な成績を残して、Jリーグに昇格して欲しいと言うのが、私の第一の願いである。
 今回、J3が新設されるので、Jリーグで活動できる道が開かれた。ただ、そのためには、クラブ体制など、加盟基準に合致した体制を整える必要があるので、それに向けての様々な努力をしてもらいたい。まずは、Jリーグに昇格できるように、JFLの戦いの中で、勝利を重ねていくことを期待したい。
 本市としても、ホームタウンとして、必要な出資などは検討していく旨の考えを示しているので、状況等に応じて、ファンクラブの方とも、相談しながら、出来るだけの支援をしていきたいと考えている。

【記 者】
 瀬戸内国際芸術祭の開催について、行政が前面に出ることに批判的な見方もあるが、芸術祭の開催に対する自治体の関わり方は、どうあるべきだと考えるか。
【市 長】
 芸術祭の開催については、総合プロデューサーやディレクターなどを中心とした実行委員会を設置し、県や関係市が、財政面などで支えている。また、関連イベントの実施や交通関係の整備など、行政が行うべきものを行って、瀬戸内国際芸術祭を盛り上げていくべきではないかと思っている。
 瀬戸内国際芸術祭には、「海の復権」のほか、島のお爺ちゃんやお婆ちゃんの笑顔を取り戻し、それによって島の活性化を目指すというコンセプトがあるので、あまり行政が、「これをやりなさい。あれをやりなさい」と押し付けたり、指示したりするのは、本来の目的・趣旨が損なう恐れがあり、好ましくない。
 これまでも、女木島、男木島、大島に、直接、市が入って、どうこうすることは、一切行っていない。前回も、基本的には、総合ディレクターの北川さんを中心に、アーティストの皆さんが、島に入って、島民の皆さんとやり取りをしながら作り上げたし、今回も、同様の手法で進めていると理解している。

【記 者】
 今回の瀬戸内国際芸術祭は、前回の成果をどう活かしていくのか。
【市 長】
 瀬戸内国際芸術祭を開催する前と今とを比べれば、島民を始めとする高松市民の島や瀬戸内海に対する意識は大きく変わってきていると思う。
 例えば、市民でも女木島には海水浴で行ったことがあるが、男木島へは行ったことがない人が多かったし、世界的に有名になっている直島にも、一度も行ったことがない人も、かなりいた。しかし、芸術祭の開催を機に、瀬戸内海が魅力的で、すばらしい、世界に誇れる財産であるという意識が少しずつ出てきているのではないかなと思っている。
 そういう意味で、「たくさんの人が芸術祭に来てくれて良かった」と終わらせるのでなく、まさに「海の復権」と島の活性化に繋がっていくような継続的な取り組みを行っていくことが必要であると考えている。
 開催後は、芸術祭の効果を一過性に終わらせないためにも、イベントの開催など、様々な仕掛けを行っていくことが必要ではないかと思っており、一応、その方向で、これまでは進んできていると感じている。

【記 者】
 前回の瀬戸内国際芸術祭の課題のひとつに、栗林公園や屋島など、内陸部への集客が挙げられるが、それに対し、今回は、どのような策を講じるのか。
【市 長】
 前回の芸術祭には非常にたくさんの人が訪れたものの、栗林公園や屋島などへの観光客数は、前年度と比べ減少した。
 今回は、本市の観光地の魅力をアピールしながら、芸術祭の関連イベントなどを開催し、自然と観光地に足を運んでもらえるような仕掛けを行っていく。
 以前、栗林公園や屋島は、修学旅行のコースとして欠かせない観光地であったので、もう一度、修学旅行の雰囲気を味わえるような仕掛けを考えていきたい。

【記 者】
 毎年、この時期に玉藻公園の夜間の無料開放を行っているが、瀬戸内国際芸術祭の期間中、開放できないのか。
【市 長】
 基本的には、公の施設として指定管理しているので、管理上、芸術祭期間中の一般開放は難しい。ただ、重要文化財となっている披雲閣は、訪れた観光客にお見せしたいので、何らかの仕掛けは、出来るだけ考えていきたい。

【記 者】
 芸術祭の会場のひとつである大島へ行くには、国が運行する官用船しかなく、便数も限られている。船の大型化や増便を、国に働きかけていく考えは。
【市 長】
 大島青松園は、瀬戸内国際芸術祭の実行委員会の一員なので、官用船の運航に配慮していただけると思っている。このため、当面は、イベントなどに合わせ、官用船2隻をシャトル的に運用するなど、運航方法に融通を利かしていただき対処していきたいと考えている。

【記 者】
 どの程度の雑誌スポンサー数を見込んでいるのか。
【市 長】
 平成25年度では、10団体程度を見込んでいる。すでに、他都市では、同様の事業を行っているので、本市でも事業を行うことで、新たな財源を確保し、少しでも経費削減に繋がればと考えている。

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