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市長定例記者会見(平成24年7月10日)

更新日:2018年3月1日

日時・場所

(日時)平成24年7月10日(火曜日) 午前11時30分~11時50分
(場所)4階会議室

報告事項

(1)災害時における協定の締結について

(2)四番丁スクエアのオープンについて

市長説明

 おはようございます。

 それでは、定例記者会見を始めさせていただきます。
 まず、題材に入ります前に、先日、本市職員による印刷用紙などの購入代金の支払における不適切な事務処理が発覚し、市民の皆様の信頼を大きく損なうことになりましたこと、改めて心からお詫び申しあげます。
 誠に申し訳ありませんでした。
 職員の不祥事につきましては、一昨年の下水道工事に係る不正経理や、その後の入札情報の漏えい問題、今年度に入っての樹木伐採等工事に係る契約問題など、職員の不祥事が続いている中で、新たな不祥事の根絶に向けた取り組みを始めようとした矢先のことでございまして、誠に残念に存じております。
 今後、再発防止を図るためには、先般公表しました対策を、実効性あるものにすることに尽きると考えており、あらゆる機会を通じて、職員の意識の覚醒、組織としてのチェック体制の整備などを徹底させてまいりたいと存じます。

 それでは、題材に入らせていただきます。
 まず、1点目は、災害時における協定の締結についてです。
 南海トラフの地震災害を想定し、本市におきましては、高松市地域防災計画の見直しを中心に防災対策を見直しているところでございます。
 今回、災害発生後の停電対策や避難所体制の充実のため、災害協定を2件締結するものでございます。
 1件目は、本市と株式会社アクティオ四国支店様との間で「災害時におけるレンタル機材の提供に関する協定」を締結するものでございます。
 協定内容につきましては、本市の災害対策施設や、各避難所で必要な非常用電源や照明機器、移動トイレなどのレンタル機材を、あらかじめ確保するものでございます。
 株式会社アクティオ様は、全国規模で大規模災害時の緊急対応支援を行っておりまして、全国の多数の自治体と災害支援協定を締結している企業とお伺いしております。
 四国内でも、すでに協定を締結している自治体がございますが、県内では初めての締結でございます。
 2件目は、本市と社団法人香川県エルピーガス協会高松支部様及び香川エルピーガスクリーン協同組合様との3者間におきまして「災害時における緊急用エルピーガスの調達に関する協定」を締結するものでございます。
 協定内容につきましては、避難所開設時の、炊き出し用のエルピーガスや、関連機材等の調達などでございまして、すでに、香川県及び観音寺市が締結しており、本市は県内では3番目となります。
 今後とも、南海地震の発生に備えるべく、防災対策の充実・強化に積極的に取り組んでまいりたいと存じます。

 次に、2点目でございますが、四番丁スクエアのオープンについてです。
 昨年度より、四番丁小学校の跡地において整備工事を実施しておりましたが、このたび8月1日(水曜日)に、「四番丁スクエア」としてオープンすることとなりました。
 スクエアは、「広場」や「四角」という意味で、「埋蔵文化財センター」、「コミュニティ協議会連合会・連合自治会連絡協議会事務局」、「市民活動センター」、「創造支援センター」の、市民が集い、互いに連携する4つの拠点施設が入所することから、名称を「四番丁スクエア」としたものです。
 各施設の概要としましては、埋蔵文化財センターは、埋蔵文化財に関する調査・研究、発掘等により出土した文化財に関する資料の整理、保管及び展示、情報提供を行う施設でございます。
 次に、コミュニティを軸としたまちづくりを行うための地域交流拠点として、コミュニティ協議会連合会と連合自治会連絡協議会の事務局を市役所内から移設し、各自治会や地域コミュニティ協議会に対し、さまざまな情報を収集・発信するものでございます。
 市民活動センターは、「人々が集い、つながり、はぐくむまちづくりの拠点」となる施設でございまして、田町商店街にあった「ボランティア・市民活動センター」を移設するもので、市民活動センターとコミュニティ協議会連合会・連合自治会連絡協議会の両事務局とを隣接させることで、コミュニティとNPO、ボランティア団体等が、相互連携し、市民活動が、より活発化するものと考えております。
 創造支援センターは、創造性に富む発想や独自性のある技術を活用した新規起業家らを支援するための場として、インキュベータールームを6室設け、利用しやすい料金で使用できるほか、経営相談などに応じ、事業活動のサポートを行う施設でございます。
 また、敷地北側の正門付近には緑地帯を設けまして、そこに、江戸時代の上水道の貯水池「亀井戸跡」の遺構を復元するとともに、江戸時代に活躍した高松藩士で土木技術者の西嶋八兵衛の功績や水に関わる伝説を紹介したパネルを展示いたしており、干害に苦しんだ本市の歴史について学ぶことができる空間となっております。
 なお、四番丁スクエアのオープニングセレモニーを、8月1日(水曜日)午前9時から、緑地帯において開催いたします。
 当日は、「コミュニティ・NPOまつり」といたしまして、午前9時30分から午後2時まで、バザーや展示等を行いますほか、市民活動センターにおきまして、今回、新たに協働企画提案事業であります「高松つながっていい友!」を始めることとしております。
 これは、新しい地域の関わり方やまちづくりへの参加をテーマとした、市民のトーク番組を定期的に公開収録し、その模様をユーストリームで配信しようとするものです。
 第1回目は、私が出演する予定で、収録は午前10時からとなっております。
 このほか、埋蔵文化財センターでは、展示会や体験学習を、創造支援センターでは、内覧会を、それぞれ午前9時30分から午後5時まで開催いたします。
 さらに、講師に文化庁主任文化財調査官 禰宜田 佳男(ねぎた よしお)さんをお招きして、「埋蔵文化財の公開活用」をテーマとした記念講演会を、市役所13階の大会議室におきまして午後1時30分から3時まで開催いたします。
 ぜひ、多くの皆様方に、四番丁スクエアの各施設を活用していただくとともに、8月1日のオープニング記念行事に御参加いただきたいと思っておりますので、周知方、よろしくお願いいたします。

 私からは以上です。

記者との質疑応答要旨

【記 者】
 四番丁スクエアのオープンに寄せる期待は。
【市 長】
 四番丁スクエアのオープンにより、何かが変わるものではないが、学校の統廃合により閉校となった四番丁小学校の跡地や跡施設を有効活用するため、市民活動が活発となるような施設などを集約した。
 これにより、私が公約に掲げる「コミュニティの再生」や「市民活動の活性化」を、より推進していければと考えている。

【記 者】
 四国電力からの節電要請がスタートしたが、市政への影響はどうか。
【市 長】
 節電要請期間が始まった7月2日(月曜日)から、本市でも節電に取り組んでいるが、先週の状況については、電力使用量がピークとなる午後1時から4時までの時間帯に、照明の節電やエレベーターの一部停止、コピー機等の使用を控えるなど、さまざまな取り組みを実施した結果、市役所本庁舎の使用最大電力は、一昨年度の同期比で、15%から16%減で推移している。また、本庁舎の総電力使用量についても、一昨年度の同期比で13%から16%削減できている。
 また、西部クリーンセンターと南部クリーンセンターの2つのごみ処理施設では、ピーク時となる午後1時から4時までの間、破砕施設の運転停止や、焼却炉の2炉運転で自家発電を増強したこともあり、ピーク時の購入使用電力が、西部クリーンセンターは0(ゼロ)となり、売電している状況で、南部クリーンセンターでも大幅に削減できており、節電対策はトラブルなく実施されている。
 さらに、節電キャンペーン「節電チャレンジ15」のチラシを市民に配布したところ、質問が多く寄せられているので、市民の節電に対する関心は高いと思われ、現時点では、狙ったとおりの効果が発揮できていると感じている。

【記 者】
 「うどん県それだけじゃない香川県」プロジェクトの一環として、県が「かがわ源平紅白キャラバン隊」を結成し、PR活動を開始しているが、屋島の活性化を進める高松市として、どう受け止めているか。また、今後、県との連携は考えているか。
【市 長】
 源平合戦の古戦場である屋島はもとより、高松の盛り上げが大いに期待でき、非常にありがたい試みだと思っている。現在、本市でも、屋島会議を設けて、屋島の活性化に向けた、さまざまな試みを行っているが、7月14日(土曜日)には、サンポートホールで、「屋島活性化シンポジウム」を午後2時から開催する。NHK大河ドラマ「平清盛」が放映中ということもあり、これを機会に源平・屋島の知名度アップにつなげていきたいと思っている。

【記 者】
 大飯原発の再稼動により、四国電力管内でも節電目標を緩和する方針が示されたが、高松市の節電の取り組みで見直す点はあるのか。
【市 長】
 本市では、四国電力から7%の節電要請を受け、7月2日から9月7日まで、午後1時から4時までのピーク時間帯の購入使用最大電力を平成22年度の同期と比べ10%程度削減すること、また、市の施設における総電力使用量を、22年度の同期比で5%以上削減することを目標とし、そのための節電対策に取り組んでいる。
 大飯原発の再稼動により、四国電力管内では節電目標を7%から5%に緩和する方針が示されているが、節電は地球温暖化の防止にもつながるので、引き続き、本市の節電計画に沿って取り組んでいきたい。

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