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市長定例記者会見(平成23年8月23日)

更新日:2018年3月1日

日時・場所

(日時)平成23年8月23日(火曜日) 午前11時30分~11時55分
(場所)4階会議室

報告事項

(1)第1回屋島会議の開催について

(2)“瀬戸の都・高松”石彫トリエンナーレ2012」の開催と作品公募について

(3)高松市ホームページへの「きっと役立つ中国語お助けキット」の掲載について

(4)平成23年度高松市職員(短大卒・高校卒)の募集について

(5)菊池寛記念館第20回文学展記念講演会の開催について

市長説明

 おはようございます。
 1点目は、「「第1回屋島会議」の開催について」です。
 屋島は、四国霊場第84番札所・屋島寺を始め、源平合戦古戦場、また最近では屋嶋城跡が見つかり、瀬戸内海国立公園の一部でもあり、史跡天然記念物にも指定されており、その歴史・自然などにおいて、多様な価値を持つ、本市の代表的なかけがえのない財産です。
 近年、問題になっていました旅館・ホテル等の廃屋が順次撤去され、屋嶋城跡が本格的に発掘・整備されようとするなど屋島再生に繋がる好ましい進展が見られています。ただ、屋島への観光客数は、昭和47年の246万人をピークとして、瀬戸大橋の開通時に若干持ち直したものの、全体としては、長期低落傾向にあり、最近では、最盛期の4分の1の60万人前後で推移しています。
 この、屋島の今後の保存と効果的な活用策を、文化財保護や観光振興という二律背反する観点をそれぞれ生かしながら、持続可能な屋島の保存・活用策を図り、私のマニフェストに掲げております観光屋島の復活のための基本方針を作るために屋島会議を設置しました。
 この「屋島活性化基本構想(仮称)」の策定にあたり、本市出身の京都大学大学院経済学研究科教授 植田 和弘先生を始め、歴史・文化財・景観などの学識経験者、地元の市民活動団体、経済団体の方、公募委員などで構成する「屋島会議」を設置し、その第1回会議を8月29日(月曜日)午後2時から香川県自治会館において開催します。初回は、現地視察を午後3時頃から予定しておりますので、取材等よろしくお願いします。

 2点目は、「「“瀬戸の都・高松”石彫トリエンナーレ2012」の開催と作品公募について」です。
 石彫トリエンナーレについては、昭和63年から3年毎に、旧庵治・牟礼町で「石のさとフェスティバル」として開催されてきました。前回の2009年から名前を「石彫トリエンナーレ」としてリニューアルしました。今回の「“瀬戸の都・高松”石彫トリエンナーレ2012」は、2012年5月から11月まで開催されます。
 庵治・牟礼町を中心として、全国でも有数の石材産地の一つに本市は数えられ、石彫コンクールを開催することにより、本市を芸術エリアとして情報発信するととも、石彫作家の育成と、市民が優れた芸術作品に触れられる機会を提供し、高松の文化芸術の発展に寄与することを目的としています。
 具体的には、応募要項を全国の主要な美術館や芸術系大学等に送付するとともに、インターネットにより、国内はもとより海外に向けて情報発信を行い、幅広く作品を公募します。書類による1次審査、模型作品による2次審査を経て、応募作品の中から入賞3点を含む入選作品25点以内を選出し、高松市石の民俗資料館で入賞・入選の模型作品を展示いたします。最終的に、コンクール入賞3名と、招待作家1名の計4名が、それぞれ石彫作品を実物制作し、完成作品は高松市立房前公園に設置します。招待作家には、「Animals」(アニマルズ)シリーズが全国各地の展覧会で好評を博している、彫刻家の三沢 厚彦(みさわ あつひこ)氏をお迎えしたいと考えています。
 なお、「“瀬戸の都・高松”石彫トリエンナーレ2012」の作品公募の詳細は、応募要項をご覧ください。

 3点目は、「高松市ホームページ「きっと役立つ中国語お助けキット」の掲載について」です。
 7月15日から、中国の春秋航空 高松~上海便が週2回で就航し、高松に来られる中国からの観光客も多くなってきています。ただ、まだ十分には、中国観光客に対する対応、環境整備がされていないため、高松市として、飲食店やホテル等でよく使われている日本語を中国語に翻訳し、本市ホームページ「もっと高松」上に「きっと役立つ中国語お助けキット」として掲載し、商店街等の方にダウンロードして活用していただこうとするもので、本日から掲載します。
 中国人観光客がよく利用すると思われる飲食店、ホテル、交通機関、薬局、電気店等及び地域コミュニティの人達を対象に、あいさつ、飲食店での会話、メニューの内容、交通機関でのやり取り、化粧品店・電気店・雑貨店でのやり取り、地域コミュニティでのゴミの出し方の説明などを日本語と中国語で対比させて掲載しております。これをコピーペイストしていただき、店頭や店内等にて掲示して、利用していただきたい。
 たとえば、実際にホームページ上の「飲食店で」から入ると、「うどん」「てんぷら」と順次メニューが並んでいますので該当するメニューがあれば、そのまま店のメニューに貼っていただければ、中国人にも解ります。
 今後、いろんな形で利用していただきながら、御意見等も伺い、リニューアルしながら、より実用的に希望に沿うようにしていきたいと思います。

 4点目は、「高松市職員の募集について」です。
 昨日、今年度の短大卒・高校卒等の職員募集要項を配布しましたが、改めて、私の方から概要を説明します。
 来年4月1日採用予定の短大卒・高校卒等の職員採用試験を、9月25日の日曜日に実施します。
 募集職種、採用予定人員及び受験資格は、要綱に記載しています。
 募集人員は、昨年度よりほぼ倍増の38名増の77名です。増の理由として、従来、教育委員会にて募集をしていた幼稚園教諭を保育士と同様に人事課にて募集受付することや、保育士及び看護師の増員計画で増を見込んでいます。
 先ほども申したとおり、将来の幼保一体化を見据えて、従来、人事課と教育委員会で別々に行っていた保育士及び幼稚園教諭の採用試験を、筆記試験を除いた試験内容及び受験資格を統一し、人事課にて一括募集します。また、従来、保育士は29歳、幼稚園教諭は35歳までであった年齢要件を39歳まで引き上げ、幅広い人材確保を図ることとしています。
 また、事務職において、市立病院の地域との医療連携体制強化のため、社会福祉士の資格を有する者を、医療ソーシャルワーカー・事務として、1人募集します。
 また、同じく事務職において、市立病院の診療録管理体制強化のため、診療情報管理士の資格を有する者を、診療情報管理士・事務として、1人募集します。
 受験申込みの受付は、8月29日から、9月9日まで、持参又は郵送の受付で、インターネットでは、土曜日と日曜も申込みが可能です。
 募集要項は、本市のホームページで閲覧できるほか、庁舎1階の案内所及び支所・出張所などに置いています。
 優秀な人材の確保のためにも、より多くの方に受験いただきたいと考えていますので、周知方よろしくお願いします。

 5点目は、「菊池寛記念館第20回文学展記念講演会の開催について」です。
 菊池寛記念館では、毎年度、文壇の大御所・菊池寛の業績をたたえるとともに、広く市民の皆様に文学に対する理解と関心を深めていただく目的で、菊池寛記念館文学展を開催しており、同時に記念講演会も開催します。
 今回は、第96回直木賞・昭和61年度下期の直木賞を受賞されました

記者との質疑応答要旨

(記者)
 屋島会議の今後のスケジュールは。
(市長)
 今回の第1回会議で会長、副会長を選任するとともに、今後のスケジュールについても決めていただく。事務局の想定スケジュールは、来年度末までには、「屋島活性化基本構想(仮称)」を策定したいので、それに間に合うよう屋島会議から提言をいただきたい。

(記者)
 基本構想に何を期待しているのか。また屋島会議の人選は。
(市長)
 国立公園、史跡・天然記念物であり、源平合戦古戦場でもある屋島は、昭和47年の246万人をピークとして、瀬戸大橋の開通時に若干持ち直したものの、全体としては、長期低落傾向にある。観光客を呼ぶため、いろんなアイデアが出されているが、国立公園、史跡・天然記念物であるため、特に山頂の開発が一切認められなかった。しかも、ケーブルカーも廃止された。
 そこで、観光と文化財保存が両立できるような大きなビジョンを市が主体となって、ぜひ作りたい。それに基づく開発ならば、文化庁、環境省と協議ができる。
 「屋島活性化基本構想(仮称)」の母体となる屋島会議の人選は、環境・文化財・芸術のそれぞれの専門家、実際に屋島で活動している団体の代表者、市民の率直な意見を反映させるために公募委員で構成した。その他に、直接の利害関係者の方々にオブザーバーとして、議論に関与してもらい、最終結論について納得した形で基本構想を作りたい。

(記者)
 これまでにも屋島については、いろいろな協議会から意見・提言が出されているが、今回の屋島会議との違いは。
(市長)
 これまでにも様々な協議会から提言がなされているが、オーソライズされたものではない。文化財の保護責任者である市が主体となって策定する長期保存活用計画であれば、文化庁、環境省にも御理解いただけると思う。

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