このページの先頭ですサイトメニューここから
このページの本文へ移動
  • くらしの情報
  • 観光・文化・スポーツ
  • 事業者の方
サイトメニューここまで

本文ここから

市長定例記者会見(平成22年6月29日)

更新日:2018年3月1日

日時・場所

(日時)平成22年6月29日(火曜日) 午前11時30分~11時50分
(場所)4階会議室

報告事項

1 「第8回スローライフまちづくり全国都市会議」及び「スローライフシンポジウムinたかまつ」の開催について
2 アイススレッジホッケー日本代表監督 中北浩仁氏の高松市観光大使への委嘱及び同氏による講演会の開催について
3 平和記念室開設15周年記念「平和のつどい」の開催について
4 高松市石の民俗資料館・高松市香南歴史民俗郷土館同時開催企画展 岡村剛一郎ダンボールアートの世界~ダンボールで遊ぼう~について
5 市庁舎南側ベランダのフラワーポットへの花の植付けについて

市長説明

 それでは、定例記者会見を始めます。
 本日は、私から、5点について説明します。

 まず、1点目は、「「第8回スローライフまちづくり全国都市会議」及び「スローライフシンポジウムinたかまつ」の開催について」です。
 本市では、スローライフのまちづくりを推進するために、スローライフの考え方を生かしたまちづくりに関心のある自治体の協議会で、岐阜市が会長市を務める「スローライフまちづくり全国都市会議」に加盟し、関連事業の情報交換等を行っています。
 今年は、市制施行120周年という節目の年であり、また、御承知のとおり、瀬戸内国際芸術祭が、いよいよ7月19日から開催される年でもありますので、この機会をとらえ、本市のスローライフに関する魅力、特に、いやしの瀬戸内海や、島々、アート、自転車などを大きく全国的にPRするため、「スローライフまちづくり全国都市会議」を誘致し、瀬戸内芸術祭の開催期間中の7月30日、「第8回スローライフまちづくり全国都市会議(スローライフサミット)」を開催します。
 あわせて、翌日(7月31日)には、本市のスローライフのアイテムとも言えるアートと自転車をテーマにした「スローライフシンポジウムinたかまつ」を開催します。
 サミットは、7月30日の午後4時30分から、全日空ホテルクレメント高松で、また、シンポジウムは、翌日(7月31日)の午前10時から、サンポートホール高松の第1小ホールで開催する予定です。
 シンポジウムは、第1部で、瀬戸内国際芸術祭の総合ディレクターの北川 フラムさんに、アートと瀬戸内国際芸術祭などをテーマに、講演をいただくことにしています。
 また、第2部では、自転車を利用したまちづくりについて、コーディネーターとして、香川大学の土井 健司教授を迎え、パネリストとしては、私も参加するほか、岐阜県美濃市の石川市長、「高松チャリンコプロジェクト」の小西さん、環境省の中国四国地方環境事務所の三田さんに参加していただき、パネルディスカッションを行います。
 広く参加していただけるよう、周知について、よろしくお願いします。

 次に、2点目は、「アイススレッジホッケー日本代表監督 中北 浩仁(なかきた こうじん)氏の高松市観光大使への委嘱及び同氏による講演会の開催について」です。
 中北 浩仁さんは、本年3月に開催されたバンクーバー冬季パラリンピックで、アイススレッジホッケー日本代表監督として、チームを銀メダルに導きました。
 中北さんは、本市出身ですが、高校から単身でカナダに渡り、アイスホッケーを本格的に行い、アメリカでの大学時代には、かなり活躍されたようですが、その後、けが等により選手生活を断念し、日立製作所に入社後、縁があって、アイススレッジホッケーの日本代表監督に就任し、活躍されている方です。
 観光大使としての委嘱式は、7月1日の午後4時から、市役所で行います。
 それに先だち、7月1日の午後1時から午後2時30分まで、高松大学の多目的ホールで、中北さんによる講演会を開催します。
 「Will to win!~勝つ意志~」という演題で、2006年トリノの失敗から、バンクーバーで銀メダルに輝くまでの種々の取組みなどについて、講演していただきます。
 高松大学の学生や市職員のほか、市民の皆さんも、120名まで自由に入場していただけますので、周知について、よろしくお願いします。

 次に、3点目は、「平和記念室開設15周年記念「平和のつどい」の開催について」です。
 この行事については、既に資料を提供していますが、戦争の悲惨さと平和の尊さを訴えるとともに、平和を願う市民の心を永久に継承していくため、高松空襲50周年に当たる平成7年7月4日に「平和記念室」を市民文化センターに開設し、今年で開設15周年を迎えることを記念して、7月4日を「平和を願う日」として位置付け、「平和のつどい」を開催します。
 その内容ですが、胎内被爆者でジャズピアニストの好井 一條(よしい いちじょう)さんの、広島で被爆したピアノを修復した「被爆ピアノ」のコンサートと、作家で翻訳家の池田 香代子さんの「世界がもし100人の村だったら」という著書を題材にした講演を、午後1時から、市民文化センターの3階講堂で開催します。
 あわせて、市民文化センターの1階広場では、正午から午後1時まで、小学生が「じゃんぼ折り鶴」に挑戦し、平和へのメッセージを書いていただきます。
 また、5階のプラネタリウム室では、午前11時と午後4時10分からの2回、「戦場に輝くベガ」の特別投映を実施します。
 是非、この機会に、歴史を学び、戦争を知り、改めて平和について考えていただきたいと思います。

 次に、4点目は、「高松市石の民俗資料館・高松市香南歴史民俗郷土館同時開催企画展 岡村 剛一郎(おかむら こういちろう)ダンボールアートの世界~ダンボールで遊ぼう~について」です。
 岡村 剛一郎さんは、香川県出身で、現在、東かがわ市の富士ダンボール工業株式会社のDプロジェクトというチームに所属されており、テレビ東京系の番組「TVチャンピオン」の「ダンボール王」にもなったことがあり、強度が高いダンボールを上手に使い、安全で、遊べるような作品を制作されている作家です。
 今回、岡村さんのダンボールアート展を、石の民俗資料館と香南歴史民俗郷土館が共同で開催する企画展としては、初めての展覧会として開催します。
 岡村さんが制作する作品は、「特殊三層ダンボール」を使用して、強度が非常に高く、人が乗ってもつぶれないため、遊具などの作品も数多く手掛けられています。
 また、ダンボールで作られているとは思えないような精密さと、ダンボールの優しい雰囲気を合わせ持つ魅力ある作品となっています。
 石の民俗資料館の展示では、巨大な恐竜の作品を中心に、また、香南歴史民俗郷土館では、乗り物や動物の作品を中心に、実際に乗れるものなど、夢の広がる作品が登場します。
 特に、夏休み期間中でもありますので、子どもたちに楽しんでいただきたいと考えています。
 周知について、よろしくお願いします。

 最後に、5点目は、「市庁舎南側ベランダのフラワーポットへの花の植付けについて」です。
 ここ(4階会議室)からは、現在、カーテンを引いている関係で見えませんが、庁舎南側の各階のベランダには、平成5年の「東四国国体」に合わせて設置したフラワーポットを設置しています。
 平成13年の初めごろまでは、このフラワーポットに花を植えて装飾していましたが、散水に井戸水を使用しており、渇水時に支障があったことから、13年度からは、花を植えない状態が続いていました。
 その後、平成16年には、市役所の本庁舎に再生水が導入され、渇水による影響はなくなっていましたが、これまでフラワーポットは、そのままの状態でした。
 今回の花の植付けにより、瀬戸内国際芸術祭の開催に向けて、庁舎を花で装飾することで、内外からのお客様を迎える機運を盛り上げるとともに、本市では、公園や街路の花壇などに花を植える「花いっぱい運動」を行っていますが、それに市庁舎としても、率先して取り組むものです。
 植付けは、6月26日、27日に終えておりますが、花の種類としては、ゼラニウムの3色で、それを交互に植えています。
 ちなみに、ゼラニウムの花言葉は、「尊敬」、「信頼」、「慰め」で、是非とも、市役所も、その花言葉に沿うようになりたいと思っています。
 ただし、庁舎の一部、9階の西側や東側では、「緑のカーテン」事業に取り組んでいますので、そこでは「緑のカーテン」を続行します。
 庁舎を花で飾ることにより、本市全域の「花いっぱい運動」の推進の景気付けを行い、昨年制定された「美しいまちづくり条例」に沿った、花や緑がいっぱいのまちづくりなど、景観整備を進めてきたいと考えています。

 私からは、以上です。

記者との質疑応答要旨

(記者)
 フラワーポットへの花の植付けについて、散水には再生水を利用するようだが、その原水は。
(市長)
 下水である。
 下水処理場で浄化された再生水を専用の管で送水しており、市役所のほか、市の中心部のビルなどで活用されている。

(記者)
 7月11日に行われる参院選をめぐって、消費税の増税などが議論されているが、消費税の増税や、地方消費税のあり方についての考えは。
(市長)
 参院選に当たって、財源問題を明確にしながら、各政党が政策を打ち出すことは必要なことだと思っている。
 また、将来に向けて、社会保障等を賄っていく財源としては、消費税が中心にならざるを得ず、今から消費税の議論を進める必要があると思っている。
 ただ、問題なのは、あくまでも消費税も含めた税制全体の見直しを、しっかりと行っていただきたいのに、現在のところ、消費税だけについて、先行して具体的な税率や、インボイス方式の導入による軽減税率などが議論されている状況である。
 しかし、そのような話は、まず、社会保障などを中心に、どのような国家像を描くので、そのために、将来、どの程度の財源が必要になるから、税制をどのように見直し、財源を確保していくという筋道で行うものであり、その中心として、消費税があるべきものだと考えている。
 また、地方消費税については、当然、消費税を引き上げる方向になった場合には、地域主権なり地方分権の観点から、また、社会保障制度を現場で支えていく趣旨からも、地方財源として、しっかりと位置づけられなければならないと思う。
 したがって、地方消費税が、消費税全体の中で、主たるものとして明確に位置付けられる必要がある。
 ただ、それは、全体的な議論を行う中で、細部のところで、しっかりと位置付けられる必要があるということであり、最初から、消費税や地方消費税の引上げありきのスタンスで議論が行われるのは、好ましくないと思っている。

(記者)
 スローライフをテーマとした行事が開催される旨、説明があったが、市長自身、スローライフで気にしていたり、心掛けていたりする点は。
(市長)
 スローライフのとらえ方は、人により様々だと思うが、環境や地域、文化などを大事にしながら生活するということなので、私の高松市のまちづくりのイメージ像としても、このようなスローライフのイメージに沿った形で、まちづくりをしたいと思っている。
 自分自身の生活は、なかなかゆとりがなく、あまりスローライフとは言えないが、過度に効率性などを追求することなく、イライラばかりせずに、心をゆったりと落ち着けながら、できるだけ自然と共生するような、自然の中に入り、リフレッシュするような生活を心掛けようとしている。
 朝の散歩は、できるだけ行うようにしており、これが、私の一日の生活の中では、一番スローライフ的な部分だと思う。
(記者)
 「スローライフまちづくり全国都市会議」に加盟した理由と、「第8回スローライフまちづくり全国都市会議」を、高松市で開催する意味合いについて、もう少し具体的に知りたい。
(市長)
 加盟するきっかけは、ちょうど3年前に、この会議の会長である岐阜市長に誘われたことである。
 私自身、以前に岐阜県で勤務しており、そのような縁のある岐阜市を訪ねた際に、まちづくりについて、種々意見交換を行うとともに、鵜飼を体験させていただいた。
 岐阜市では、鵜飼や落語などを中心に、まちづくりを推進しており、そのために、「スローライフまちづくり全国都市会議」を立ち上げたとのことで、是非とも、高松市にも参加してもらいたいとの誘いを受け、私も大賛成だということで、参加させていただいた。
 スローライフは、元々、日本の造語で、イタリアで始まったスローフード運動を、生活全般に広げるというイメージのようである。
 経済発展や効率性だけを求めて生活するのではなく、地域の歴史や伝統、文化、自然、環境と相和して共生するような生活スタイルが、一番大きな枠としてとらえれば、スローライフということになると思う。
 高松市の特徴としては、瀬戸内海という美しい自然や、島々の民俗文化、歴史のほか、最近、特に注目を浴びているアートや、交通手段として多く使われている自転車を活用したまちづくりなどが挙げられると思う。
 そのような特徴は、上手に取り上げれば、スローライフの考え方に相通ずるし、高松市的なスローライフとして、それらのアイテムは、PR効果も十分に期待できるのではないかと考えており、そのような面を盛り上げる意味で、今回、「スローライフまちづくり全国都市会議」や「スローライフシンポジウム」を開催する。
(記者)
 全国にPRするとともに、市民にも、まちづくりや暮らし方をPRしたいのか。
(市長)
 どちらかというと、市民の皆さんにPRする方が先だと思う。あわせて、全国にPRできればと思っている。

(記者)
 香川県庁で、7月20日から、庁舎内を全面禁煙にする取組みがスタートするとの発表が先日あった。
 市役所でも、これまで「世界禁煙デー」に全面禁煙にする取組みはあったが、香川県庁と同様、庁舎内の全面禁煙に踏み切る考えは。
(市長)
 現在、市役所内では、地下1階と、1階、4階、9階に喫煙室を設置しているが、ほぼ全面禁煙に近い状況になっている。
 喫煙室を廃止し、庁舎内を全面禁煙にすると、職員の中には、少なくなったとはいえ、愛煙家もまだまだおり、そのような職員を、喫煙の都度、庁舎外に出すような形になるのもどうか。庁舎外に出て喫煙していると、仕事を休んでいるのではないかという、市民からの苦情を呼ぶことになるように思う。
 もっとも職員に対して、勤務中には全面禁煙を求めるのなら別だが、そうしないのなら、庁舎内に喫煙室を設ける、現在のあり方でよいと考えている。

※ 皆様に分かりやすくお伝えするため、発言内容等の表現は一部調整しております。

お問い合わせ

このページは広聴広報・シティプロモーション課が担当しています。
〒760-8571 高松市番町一丁目8番15号本庁舎5階
電話:087-839-2161  ファクス:087-861-1559

(広聴係 本庁舎1階市民相談コーナー内)
 電話:087-839-2111  ファクス:087-839-2464
 
<広聴広報・シティプロモーション課> 
電話:087-839-2161
ファクス:087-861-1559

Eメール:pr_c@city.takamatsu.lg.jp

本文ここまで


以下フッターです。

高松市

〒760-8571 香川県高松市番町一丁目8番15号
電話:087-839-2011(代表)
法人番号1000020372013
Copyright © Takamatsu City, All rights reserved.
フッターここまでページ上部へ