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市長定例記者会見(平成19年9月4日)

更新日:2018年3月1日

日時・場所

(日時)平成19年9月4日(火曜日) 午前11時30分~11時45分
(場所)4階会議室

報告事項

1 災害時における物資等の輸送に関する協定の締結について
2 高松市美術館 特別展「巨匠ブールデル展」及び美術館友の会行事について

市長説明

 それでは、定例記者会見を開催させていただきます。
 今日は2件について、お話をさせていただきます。
 まず1点目でございますが、「災害時における物資等の輸送に関する協定の締結について」でございます。
 本市でも、今世紀前半での発生が予測されています東南海・南海地震などの大地震の際におきまして、それに対する防災対策が非常に重要な課題とされているところでございますが、いざ地震が発生した時に、道路の寸断とか、あるいは交通事情が厳しくなるという状況におきまして、住民の生活の安定と地域の復興に対して、救援の物資や、防災資機材等の輸送が非常に大きな課題となるわけであります。
 このような、いざとなった時に、その輸送手段を確保しておくという意味で、今回、社団法人香川県トラック協会高松地区会と本市との間で、「災害時における物資等の輸送に関する協定」を締結することとしたものでございます。
 協力の内容といたしましては、生活必需品の輸送でありますとか、災害緊急対策に必要な資器材等の輸送、また、市が、その時に輸送をお願いしなければならない応急対策としての色々な業務について、トラック協会の御協力を得るものでございます。
 締結式は、9月議会終了後、9月の下旬になろうかと思っております。
 御承知のとおり、本市におきましては、防災対策で、あらかじめ、いろんな各種業界・団体の方々と、災害時の応援協定を結ばさせていただいております。例えば、建設業協会でありますとか、大規模小売店等につきまして、各団体あるいは各企業と災害時の応援協定を締結させていただいております。
 今回のトラック協会と結ぶことになりますと、15の応援協定を締結することになります。
 今後とも、様々な業界・団体等の御協力を得ながら、日頃の備えとして、いざ災害が起こった場合に、いろんな活動が円滑にできるような協定についても積極的に考えてまいりたいと思っております。

 2点目でございますが、「高松市美術館 特別展「巨匠ブールデル展」及び美術館友の会行事について」でございます。
 美術館で、特別展といたしまして、パリ・ブールデル美術館所蔵の巨匠ブールデル展を、9月21日から11月4日まで開催することにいたしております。
 ブールデルは彫刻家で、ロダンを師といたしまして、近代を代表する彫刻家の一人でございます。
 パリにブールデル美術館がございますが、全面的な協力の下に、日本で、このブールデルのこれだけの展覧会が開催されるのは、20年ぶりということでございます。
 パンフレットにもありますが、代表作であります「弓をひくヘラクレス」をはじめ、彫刻が75点、絵画・デッサン48点を紹介する予定といたしております。
 この開催の間では、記念講演会、あるいは子ども向けのプログラムなども予定いたしております。
 さらに、今回は、彫刻ということもあって、視覚障害者を対象とした、手による作品鑑賞の機会を設けたいと思っておりますし、視覚障害者の方々のために、点字のパンフレットも作成したいと思っております。
 多くの皆様方に、このブールデル展を楽しんでいただいて、芸術の秋を満喫していただきたいと思います。
 また、開催期間中に、美術館友の会の行事ですけれども、2つの音楽コンサートの予定がございます。
 9月24日の午後6時から、月明かりミニコンサートとして、「癒しのオキナワンミュージック」を開催することといたしております。また、10月13日の土曜日には、香川の若手演奏家によるふれあいコンサートとして、「ピアノリサイタル」を予定いたしております。
 いずれも美術館友の会の行事でございますが、会員以外でもお楽しみいただけますので、是非とも多くの皆様に来ていただきたいと思っております。
 その旨、報道機関の皆様方に、周知方の御協力をお願いしたいと思います。
 私の方からは、以上でございます。

記者との質疑応答要旨

(記者)
 先日、県知事とトップ会談を開催したが、改めて振り返って、どういう成果があったのか。また、今後、トップ会談によって、どういった県との関係を期待しているのか。
(市長)
 数日前のことで、振り返ってという感じではないが、実際、会談会場に入った際には、率直に報道陣の多さに驚くとともに、これだけ注目されているのだと感じた。オープンで会談させていただいたので、皆さん御承知のとおりですが、知事と30分程度会談させていただいて、中心市街地活性化、また、病院や屋島陸上競技場などの施設における県と市の役割分担、あるいは、人事交流、道州制の導入に向けての県と市の連携や協議などについて、ある程度、現状をわきまえた上で、今後前向きに協議をしていこうという方向で話しをしたので、大きな成果が得られたものと考えている。今回が第1回目だが、今後、定期的に会を開催できればと思っている。
(記者)
 会談の中で、屋島陸上競技場の運営主体をめぐっては、かなり具体的な話をされていたが、今後のスケジュールは。
(市長)
 屋島陸上競技場は、昭和28年の国体開催のために、市有地の上に県営の陸上競技場として作られた施設である。その後、県営の新たな第一種の陸上競技場が丸亀に建設されたため、屋島陸上競技場の存続をどうするかというのが懸案となっていた。このような中、本市が新たに東部運動公園に陸上競技場の整備を計画し、県は陸上競技場が完成するまで、屋島陸上競技場を存続させる考えであったが、厳しい財政状況から東部運動公園整備事業が見直されたため、市として、屋島陸上競技場の移管を表明させていただいた。
 まだ、市が県から移管を受け、運営を引き継ぐことで合意したという段階で、それ以上については、これからで、スケジュールなどはまったく決定していない。
(記者)
 トップ会談後には、リニューアルした屋島陸上競技場で、カマタマーレ讃岐がサッカーの試合などができるようにしたいと言っていたが、JFLやJ2に昇格する際には、ホームスタジアムの観客収容人数に基準があるが、再整備は、その基準に適合したものを考えているのか。
(市長)
 屋島陸上競技場をリニューアルするに当たっては、第一種の陸上競技場には、400mのサブトラックを設ける必要もあるため無理なので、第二か第三種の陸上競技場となるだろうが、せっかく再整備をするのであれば、フィールドでサッカーの試合ができるように再整備を行いたい。仮に、J2だと10,000人(※)の観客席が必要となっているので、できれば、それを満たすような競技場にしてはどうだろうかということで話をした。具体的な話はこれからになる。(※参考:J1が15,000人、J2が10,000人以上の観客席が必要とされている。)

(記者)
 昨日、教育委員会から新設統合第一小・中学校の開校が1年延期されるという報道発表があった。経過を尋ねると、統合時期については、7月31日の新しい学校づくり協議会で議論されており、その後、8月23日の教育委員会の会議では、すでに協議会でまとまった内容を尊重することが決定したということであった。市長は日頃から、情報公開と説明責任の徹底を言っているが、このように報道発表が遅れることについて、また、新しい学校づくり協議会も教育委員会の会議も、委員の自由な発言を妨げないようにするという趣旨から非公開となっているが、情報公開の仕方について、どのように考えているのか。
(市長)
 今回の問題について、私も教育委員会に聞いたところ、案件が学校に関わること、あるいは、学校の統合という地域にとっては非常に関心が高いため、情報の取り扱いには、かなり慎重を要する必要があった。このため、地元との協議会も公開せずに率直な話し合いをさせていただいたし、また、学校が夏休みであったため、まずはある程度、学校や児童に説明した上でないと公表できなかったということがあって、9月に入ってからの報道発表となった。しかし、実際に教育委員会が開かれて、決定があってから10日間、それが公表されない状況は、情報公開の時代にあって、少し異常だと思う。従って、教育委員会の情報公開の決定なり、会議のもち方、決定のあり方、情報公開のあり方について、再検討して欲しいと教育委員会に話している。今回は、問題自体が、非常にデリケートなものであったということは、御理解していただきたい。
(記者)
 再検討という趣旨は、教育委員会の議決事項を市にできるだけ早く知らせて欲しいという考えなのか。
(市長)
 教育委員会の会議自体をオープンにすることは難しいと思うが、それの議事内容、あるいは決定事項等については、できるだけ速やかにオープンにすべきものだと思っている。

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