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市長定例記者会見(平成19年6月28日)

更新日:2018年3月1日

日時・場所

(日時)平成19年6月28日(木曜日) 午前11時30分~11時55分
(場所)4階会議室

報告事項

1 「高松・まちづくりふれあいトーク ~市民と市長の対話集会~」の開催について
2 たかまつファミリー・サポート・センターの会員募集と開設記念行事の開催について
3 JR栗林駅周辺の放置自転車等禁止区域の指定について
4 高松丸亀町壱番街ドーム、アーケード及びカラー舗装の完成について
5 サンポートホール高松主催事業「音楽の絵本 親子のためのクラシックコンサート」について

市長説明

 それでは、定例の記者会見を開催させていただきます。
 まず、冒頭に2点、私の方からお話をさせていただきます。
 1点目がプール金の問題でございます。
 全庁調査の結果、美術館に続きまして、消防局においてもプール金問題が発生しましたことは、誠に遺憾でございまして、市民の皆様に深くお詫びを申しあげたいと存じます。
 今後、公金の取扱いについて、さらに厳正を期するように、職員への指導を徹底してまいりたいと考えております。申し訳ございませんでした。
 もう1点、大阪市で発覚しています学歴詐称で、965人を停職処分したという報道が流れておりますが、高松市においては、人事当局に確認したところ、これまでにも、あるいは現状でも、それらしき話や情報は全くないということです。
 ただ、この問題は、何らかのきっかけで事実が判明したり、あるいは、個人の申告に寄らざるを得ないものですので、あえて調査をするということは考えておりませんが、今後、そのような事実が発覚すれば、もちろん厳正に対処してまいりたいと考えているところでございます。

 それでは、私の方から、記者会見として、5点につきまして、発表させていただきます。
 まず、1点目が「高松・まちづくりふれあいトーク ~市民と市長の対話集会~」についてでございます。
 来年度からスタートします「新しい高松市総合計画」の策定作業を進めるに当たりまして、市民の方々と私が、将来のまちづくりや市政全般について意見交換を行い、今後の新しい総合計画への市民の意見の反映と、市民参加のまちづくりを進めることを目的として、対話集会を順次開催するものでございます。
 日程は、7月15日から8月18日までの間で、14時から15時30分までの午後の部と、19時から20時30分までの夜間の部、それぞれ1時間半程度、市内の23中学校区と女木、男木の合わせて25地区で開催いたします。
 開催場所は、各支所やそれぞれの地区のコミュニティセンター等を予定しております。対象者は、広く市民ということで、多くの方に参加いただければと思っております。
 市民の皆様には、広報たかまつの7月15日号及びホームページ等で周知を予定しております。
 より多くの市民の皆様のご参加をいただいて、色々な意見を、私自身も直接聞ければと思っております。

 2点目ですが、「たかまつファミリー・サポート・センターの会員募集と開設記念行事の開催について」でございます。
 このファミリー・サポート・センター事業は、今年度の新規事業で、子育てと仕事の両立の支援を行うために、例えば、保育所の送り迎えとか、学校の登下校の付き添い、また、一時的な日中の預かりなど、育児の支援を提供するものです。
 パンフレットを添付しておりますが、育児の支援をしてくれる提供会員を「まかせて会員」、サービスを受けたい依頼会員を「おねがい会員」として、この提供会員と依頼会員が、それぞれファミリー・サポート・センターに登録し、会員となっていただき、その間のコーディネートを、このファミリー・サポート・センターが行うものでございます。 また、提供会員に研修を行ったり、支援制度や育児、救急救命などの研修講座も実施することとしております。
 7月4日から、会員の募集受付を開始し、提供会員の研修を実施した後、マッチング等を行って、10月からサービスを開始する予定です。
 このファミリー・サポート・センターにつきましては、全国的に、中核市では、既に実施しているところも多いのですが、県内では、三豊市と坂出市が、今年度中には実施の予定と聞いておりますが、10月から開始する高松市が初めてでございます。
 この事業がうまくいくためには、サービスを提供する会員の「まかせて会員」が、どの程度登録していただけるかによって、お願いする人が増えてくることになろうかと思いますので、是非、多くの方々に、特に「まかせて会員」の方に登録をお願いできればと思っています。
 また、記念行事といたしまして、パネル展や笑顔で子育て展、開設記念フォーラムなども予定しております。日時、内容等については、資料に記載のとおりでございます。

 3点目は、「JR栗林駅周辺の放置自転車対策について」でございます。
 JR栗林駅の周辺を、この7月1日から、2時間以上、放置している自転車等の対象車両を、強制的に移送することができる放置自転車等の禁止区域に指定するというものでございます。
 禁止区域については、別添のとおりでございます。
 また、同時に、県と市、JR四国が協力しまして、自転車等の駐車場を新たに整備いたしました。
 今までの収容能力は306台でしたが、既存の改修と新たに2か所整備することによりまして、JR栗林駅周辺の全体で、600台を収容できる自転車駐車場を確保したものでございます。
 これに合わせて、この地区を放置自転車等の禁止区域にして、良好な都市環境の保持及び向上を図っていくものでございます。

 次に、4点目でございますが、「高松丸亀町壱番街ドーム・アーケード・カラー舗装の完成について」でございます。
 去る5月28日に内閣府から認定を受けた、中心市街地活性化基本計画の中核事業として、この丸亀町商店街再開発事業が位置付けられていますが、その一番手である壱番街の整備に続き、高松丸亀町商店街振興組合が整備しましたドーム、アーケード及びカラー舗装が、今月末に完成する予定でございます。
 新たに整備されたガラス製のドームは、ほぼ全貌を現しつつありますが、直径が25m、高さ32mで、旧ドームの3倍の大きさで、開放感のある明るいドームとなっております。
 路面につきましては、今、展覧会が開かれておりますが、本市出身の現代美術アーティスト川島 猛さんによる、平和をテーマとしたデザインとなっております。
 また、広場の中心は、曲線で加工された大小の御影石の組み合わせにより、瀬戸内の多様で豊かな自然環境の中で、健やかに平和に暮らす人々の歓喜の様子を造形的に表現しているとのことです。
 街路樹は、椋木(むくのき)と山桃を植栽し、さらに、ベンチも設置されておりまして、緑豊かで快適な街並みとなる予定でございます。
 また、歩行者と自転車が安全に通行できるように配慮した自転車レーンも、街路の中に設けられるということでございます。
 この新しいドーム広場が、新たな市民の交流と憩いの場となって、本市中央商店街のシンボルになるものと、私自身も期待をいたしております。
 このドーム等が完成しますと、A街区の再開発事業につきましては、関連事業も含めて全て完成になります。
 丸亀町商店街振興組合においては、来月14日に、竣工記念式典を予定しておりまして、ドーム広場で、「丸亀町ドームウェディング」を、また、午後には、丸亀町レッツにおいてシンポジウムも計画いたしております。
 このドームウェディングには、私自身、帯広市の幸福駅に続いて、「立会人」として出席する予定でございます。

 5点目ですが、「サンポートホール高松主催事業・音楽の絵本 親子のためのクラシックコンサート」の紹介です。
 7月7日土曜日、13時30分開場、14時開演で、サンポートホール高松3階の大ホールにおきまして、親子のためのクラシックコンサートが開催されます。
 内容等は、資料等にございますけれども、金管五重奏楽団の「ズーラシアンブラス」と弦楽四重奏楽団の「弦(つる)うさぎ」の2つの楽団が演奏するものでございます。
 写真にもありますように、動物からなる吹奏楽団と書いておりますが、子どもにも親しまれるような動物の格好をして、クラシック音楽を演奏するということで、非常に楽しめるコンサートになっているかと思っております。
 チケットのほうは、まだまだ余裕があるようですので、これを機会に、宣伝の御協力をいただければと思っております。
 私の方からは、以上です。

記者との質疑応答要旨

(記者)
 プール金の問題だが、26日に消防局長も参加して、2回も記者会見を開いたにもかかわらず、説明が2転3転し、最後まで、その動機など、はっきりしたことが分からなかった。もっと詳細な調査を、消防局だけでなく、それ以外からもすることが必要だと思うが、それについての考えは。
(市長)
 今回のプール金の問題については、美術館で、一部その存在が発覚し、市長部局としても再度、全庁的な調査を行い、25日までに各部局長が責任を持って副市長に報告して、そこで取りまとめることにした。
 その中で、私が報告を受けたのは26日の午前中だが、消防局において、今回の預け金があることが分かったことから、「詳細な内容について、さらに調査をするように」と指示し、現在、調査中である。
 ただ、26日の時点で、調査結果についての記者会見を開かせたので、その辺、時間的に余裕がなかったのと、事実関係とそうでない部分がはっきり峻別されず、きちんと記者会見に望めなかったのが、混乱を招いた大きな要因だったと思っている。
 記者の皆さんには、二度手間にもなり、また長時間にもわたり分かりにくい説明をすることになり、大変申し訳なく思っている。ただ、事実としては、今のところ、平成16年度において消防団の交付金関係で、本来、精算すべきお金が別口座に移されていた、そのようなお金が存在していたことが明確に分かっているが、どうしてそんなことになったのかなど、特に主観の部分については、今、詳細を調査中なので、今後、明らかになった段階で、きちんと発表させていただきたい。
 御迷惑をおかけしましたことについては、私からもお詫び申しあげたい。
(記者)
 冒頭で、遺憾なことであり、市民にお詫び申しあげたいと言われたが、今回、美術館に続いて消防局、そして、美術館ではさらに疑いがあるとのことだが、それについて、どのように考えているのか。
(市長)
 美術館については、イサムノグチ展以外も調べていたら、2つの特別展で疑わしいものが出てきているということで、これについても、きちんとさせていきたい。
 また、消防局については、どうしてそういうことになったのか、それが本当に特別なものだったのかどうか、その辺をきちんと確かめていきたい。
 今回、全庁的に調査を行い、調査自体、絶対これで全てだとは言い切れない一定の限界はあろうかと思うが、私自身、調査の方法など色々聞いた結果、これら以外にはプール金があることは考えにくいのではないかと判断している。
 ただ、消防局で見つかった訳なので、それをきちんと調べた上で、また明らかにしていきたい。
(記者)
 仮に私的流用がなかったにせよ、決算書の数字をごまかし、全て使い切ったように装って、かなり悪質な会計処理が行われていたのだが、その背景には、どういう問題があったという風に、今の時点で考えているのか。
(市長)
 よく公金の不正経理で言われているのが、予算の単年度主義と使い切りの慣習である。その悪しき慣例的な意識、そのようなものが残っていたのかなと思っている。
 ただ、10年ちょっと前に、不正経理の問題が全国的に大きく問題視され、各団体でも厳しく調査し対処しているので、それ以降において、こういうことが行われたことについては、誠に遺憾である。その辺、職員意識の改革が徹底されていないという気がしている。
(記者)
 再発防止について、今、何か検討あるいは考えはあるのか。
(市長)
 再度、一般的な公金の取り扱いについて、厳正を期すようにという通知は、もちろん出したいと思うし、今回の預け金がどういうたぐいのものなのか、もう少しはっきりした段階で、全職員に注意しなければならないものがあれば、それはきちんとやっていきたい。
(記者)
 今の段階では、消防局のプール金の調査が不明だということだが、分かった段階で、再度記者会見をする考えなのか。
(市長)
 結局、11万円が別口座に移され、その別口座で、郵便代等に使われたことがあるということなので、果たしてそれが1回きりなのか、その年度だけなのか、その辺をきちんとした上で、明らかにしていかなければならない。
 調査結果については、明らかにさせていただきたい。
(記者)
 今、調査は全て消防局に任せているのか。
(市長)
 消防局に調べさせた上で、副市長をキャップとして、もちろん私も報告を受けて、きちんと検証したい。
(記者)
 記者会見の当日、副市長は関係者の処分について検討すると言っていたが、市長として、今の段階で関係者の処分についての考えは。
(市長)
 事実関係が明らかになった段階で、厳正な処分はしたいと考えている。

(記者)
 美術館のプール金の疑いがあるという2件について、その後、何か報告があったのか。
(市長)
 まだ報告は受けていない。

(記者)
 いよいよ明日から議会が始まるが、市長就任後初ということで、それを目前に控えての今の心境は。
(市長)
 心境というか、いよいよ議会だなという気持ちである。明日は、最初に所信表明をさせていただくつもりなので、今、そのために、考えをまとめているところである。議会は、市民の代表の討論の場で、また、市政について審議し、決定する最高機関としての場なので、誠心誠意やっていきたいと思っている。
(記者)
 人事案件については、どのように考えているのか。
(市長)
 2人目の副市長の案件については、明日、提案し、先議をしていただき、その日で議決をいただくように議会にはお願いしている。それが通れば7月1日付けで就任をお願いしようと思っている。

(記者)
 帯広市に行かれたが、行ってみての感想は。
(市長)
 私自身は1泊2日だけだったが、幸福駅でのハッピーセレモニーは、思っていた以上に盛り上がりがあって、あのようなイベントだと観光客にも受けるという気がした。ぜひ庵治でも、ハッピーセレモニーのようなものができたらと思う。
 一緒に行った市民の皆様や市議会議員の方の声を横で聞いていると、場所も違うし、自然も違う、違ったものに触れることによって得るものが大きい、来てよかったと、多くの皆様が感想を漏らしていたので、そういう意味では、愛と幸福の交流ツアーと銘打って実施したことは、結構成果があったと思っている。
(記者)
 今後の展開と課題があれば。
(市長)
 あくまでも行政は最初の橋渡しなり、きっかけを作った上で、市民の自主的な色々な交流が深まっていければいいと思っている。そういう市民の交流を少しでも支えるような活動について、コンベンション・ビューローもやっていただけると思うが、側面的な支援をしながら交流が少しずつ深まればと思っている。

(記者)
 6月25日から、情報公開コーナーに訴訟担当の窓口ができたが、中途半端な時期だと思うが。
(市長)
 訴訟担当の専門職員を置いたのは4月からだが、いろんな調整で6月25日になっただけで、特に意味はない。
(記者)
 情報公開コーナーには職員が3人しかいない上、1人は兼務となっている。情報公開業務は多忙だと思うが、もう少し拡充する考えは。
(市長)
 情報公開コーナー自体の充実も必要だと思っているが、私の言っている情報公開というのは、請求があって、それを提出するというだけのものでなく、全ての行政情報を積極的にこちらから提供していくということにも重きを置いているので、全体的なものとして、情報公開が充実する方向で考えていきたい。

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