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市長定例記者記者要旨(平成18年12月)

更新日:2018年3月1日

日時・場所

(日時)平成18年12月26日(火曜日) 午前11時30分~11時39分
(場所)4階 会議室

報告事項

1 主な市有施設の行政コスト計算書(平成17年度)の公表について

市長説明

 本日、私から申し上げるのは、「主な市有施設の行政コスト計算書(平成17年度)の公表について」でございます。
 今回、市民がよく利用される本市の主要34施設について、総務省が平成13年3月に策定した「地方自治体の総合的な財政分析に関する研究報告書」に準じて、施設の行政コスト計算書を作成いたしました。
 これを広く市民に公表することは、四国の県庁所在都市では初めてであります。
 このコスト計算書でございますが、人件費などの「人にかかるコスト」及び光熱水費などの「物にかかるコスト」等の合計を年間利用者数で除して、利用者一人当たりのコストを算出したものであります。
 これにより市民が個々の施設の経営状況をより理解されるとともに、職員のコスト管理意識の高まりも期待しております。
 なお、施設ごとの行政コスト計算書につきましては、財政課から本日午後に資料提供します平成17年度バランスシート、行政コスト計算書をご覧いただきたいと存じます。
 本日、私から申しあげるのは以上でございますが、今年最後の定例記者会見でございますので、一言、年末の御挨拶を申しあげます。
 今年は何と言っても合併の年で、本年1月10日に、昨年の塩江町に続いて、牟礼、庵治、香川、香南、国分寺の5町と合併し、人口42万人、面積375平方キロメートルを擁する新しい高松市が誕生いたしました。
 合併後の、この一年間の高松市の取り組みでございますが、合併町との一体感醸成のため、各種記念イベントの実施や、巡回ふれあいバスツアーを実施しました。
 次に、先般オープンいたしました丸亀町商店街壱番街の再開発や琴電琴平線の新駅「空港通り」駅の整備など、都市拠点形成に向けた都市政策の効果的な展開を図りました。
 次に、にぎわいづくりとしましては、第1回高松国際ピアノコンクールの開催や、ASPAC高松大会、桃太郎サミットなどがあります。
 魅力ある観光地の創出としては、塩江温泉の足湯場の整備や、仏生山歴史街道の竹あかりロードなどを行いました。
 また、自主防災組織の結成促進や、公共施設の耐震化などの防災対策の充実を図るとともに、ポンプ施設や雨水幹線・管渠の整備、港湾・漁港の高潮対策などの浸水対策を推進して、災害に強いまちづくりに取り組みました。
 また、香川図書館の整備や、石のさとフェスティバルなど、地域の特色ある文化イベントの開催を始め、総合的な子育て支援を推進するため、保育サービスや留守家庭児童会を充実したほか、新設統合校の建設や構造改革特区を活用した小中一貫教育を進めました。
 また、地域包括支援センターの設置等による、健康で安心して暮らせるまちづくりや、歩きたばこ禁止モデル事業の実施など、環境にやさしい社会づくりのほか、地区公民館のコミュニティセンター化を含めた地域コミュニティの活動支援など、各種施策を着実に推進することができた一年であったと存じます。
 私は、去る9月市議会定例会において、今任期限りで、市長の職を退くことを表明いたしました。
 振り返りますと、3期12年の永きにわたり、県都、中核市の市長として、職務を全うすることができ、また、本市の歴史を刻む大合併を実現することができましたのも、市民の皆様を始め、報道関係者各位の御理解・御協力の賜物と存じ、深くお礼申しあげます。
 来年は、合併2年目を迎え、新たな市域の将来に向けたまちづくりの指針となる新しい総合計画の策定など、合併により得られた資源や人材を最大限活用する中で、「海・街・山と人が融け合う元気なまち高松」の実現に向けて、正念場の年となると存じておりまして、残された任期中は、直面する市政の課題に全力で取り組んでまいりたいと存じております。
 最後になりましたが、来るべき2007年が、高松市にとって、また皆様方にとって、幸せ多い年となりますことを願って、御挨拶とさせていただきます。
 一年間、ありがとうございました。

記者との質疑応答要旨

(記者)
 行政コスト計算書であるが、県庁所在地で、このような詳細を出すのは初めてなのか。
(市長)
 四国の都市では、本市が初めてである。
(財産活用課長)
 これまで、行政コストの計算書については作成しているが、施設コストについては初めてです。
(記者)
 今年、初めて作成したのか。
(財産活用課長)
 そうです。
(記者)
 一人当たりのコストを見て、市長の率直な感想をお聞きしたい
(市長)
 先に県が作成しているが、傾向的には県と似たようなところがあると思う。
 図書館などは利用率が高くコストが低くなっているが、専門的な資料館などは、コストがかかっている。
 これが現実であることを、職員にはしっかりと意識してもらい、どのようにすれば利用者が増やせるかを真剣に考えてもらいたいと思っている。
(記者)
 県では、これから先、収支の悪いものをいかに効率よくやっていくか、また、施設の整理の方へ向かっているが、高松市ではこの計算書をどう活かしていくのか。
(市長)
 具体的には、まだ決まっていない。
 まずは、今ある施設を何とかうまく有効活用していきたい。
 その上で、統廃合についても考えていきたい。
 県では、歴史博物館に美術部門を入れることとしているが、そういったことも、可能であれば検討していきたい。

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