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市長定例記者会見要旨(平成18年9月)

更新日:2018年3月1日

日時・場所

(日時)平成18年9月27日(水曜日) 午前11時30分~11時46分
(場所)4階会議室

報告事項

1 職務に関する要望等の取扱いに関する要綱について
2 高松市職員の懲戒処分の基準等について
3 住民参加型ミニ市場公募債「高松まちづくり債」の発行について
4 高松市子育て支援中小企業表彰制度について
5 香川図書館(仮称)整備事業の概要について

市長説明

 本日、私から申し上げるのは、5件でございます。
 まず、1件目は、「職務に関する要望等の取扱いに関する要綱について」でございます。
 本要綱は、今般の贈収賄事件の再発防止策の一つとして制定したもので、要望等を市政に適切に反映させるとともに、情報の共有化を図り、公正かつ組織的に対応することにより、市政の透明性を確保することを目的としております。
 内容でございますが、記録の対象者を「要望等を受ける職員以外の全て」とし、対象とする行為を「他の制度で記録されるものや日常的で軽易なもの等を除く全般」としております。
 また、処理の手順は、「記録票の作成」、「署名依頼」、「処理方針検討」、「報告」という流れになっておりまして、要望者の署名が得られた場合は、処理方針を要望者本人に通知することとし、作成した記録票は、情報公開請求の対象となるもので、来月の1日から開始することとしております。

 2件目は、「高松市職員の懲戒処分の基準等について」でございますが、本基準は、職員の懲戒処分に関する標準的な処分内容や、公表の基準を定めることにより、公務員倫理の保持の徹底を図るとともに、職員の懲戒に関する審査委員会を設置し、懲戒処分の公正な執行に努めることを目的としております。
 まず、懲戒処分の基準でございますが、国の懲戒処分の指針を参考に定めており、処分内容は、非違行為の動機・態様及び結果、故意又は過失の度合いなどのほか、日頃の勤務態度や非違行為後の対応等も含め、総合的に判断することとしております。
 また、最近特に問題となっております、酒酔い運転につきましては、国よりも厳しい「免職又は停職」とし、酒酔い運転で、物損交通事故を起し、危険防止を怠る等の措置義務違反をした場合は、「免職」とするとともに、飲酒運転を教唆又は飲酒運転の車と知りながら同乗した場合は、最も重いもので「免職」とする独自項目を設けております。
 次に、懲戒処分等の公表基準でございますが、懲戒処分、刑事事件に関し起訴された場合の休職処分、懲戒処分を受けた職員の管理監督責任を問う訓告等の措置のほか、社会的影響等を勘案し、必要があると認められるものについて公表することとし、処分等の内容が懲戒免職である場合や、警察等で氏名等が既に公にされている場合、さらには、社会的影響が極めて大きいと判断される場合は、「所属名及び氏名」も公表することとしております。
 また、懲戒処分の公正な執行に資するため、助役以下の職員で構成する「職員の懲戒に関する審査委員会」を設置し、処分内容の審査を行うこととしておりまして、これらの実施は、来月の1日からとしておりますが、この基準が適用される職員が出ないよう、日頃から指導を徹底してまいりたいと存じます。

 3件目は、「住民参加型ミニ市場公募債「高松まちづくり債」の発行について」でございますが、「高松まちづくり債」の発行は、平成16年度からで、今回が、3回目となります。
 過去2回とも、発売開始後2時間程度で完売となるなど、好評を得ているところであります。
 今年度の発行概要につきましては、発行日が来月31日、発行規模は5億円で、提供いただいた資金につきましては、玉藻公園整備事業や南消防署整備事業に活用させていただきます。
 利率など発行条件につきましては、記載のとおりでございまして、購入期間は来月19日から26日までといたしております。

 4件目は、「高松市子育て支援中小企業表彰制度について」でございますが、この度、本市では、子育てと仕事の両立支援を推進する一環として、子育て支援中小企業表彰制度を創設することとしました。
 現在、「次世代育成支援対策推進法」に定める「一般事業主行動計画」では、従業者が301人以上の企業には、策定が義務づけられておりますが、300人以下の中小企業は、計画策定が努力義務となっているため、策定が進んでいない現状であります。
 そこで、同計画を策定し、子育てと仕事の両立を支援するための職場環境の整備に、特に優れた取組を行っている中小企業を表彰することにより、市内の中小企業の次世代育成支援の取組の、一層の推進を図っていきたいと考えております。
 今年度は、11月末日までを募集期間とし、12月に商工関係団体、市民代表等で構成される選考委員会で表彰企業を決定し、来年1月に表彰式を開催する予定であります。
 表彰企業には、表彰状、記念品を贈呈するとともに、従業者の子育て支援の取組内容をホームページ等で紹介することとしております。

 5件目は、「香川図書館(仮称)整備事業の概要について」でございます。
 香川図書館(仮称)は、合併に伴う建設計画に基づき、新高松市の南部地域の市民図書館として、市民が気軽に利用できる憩いの場として整備することとしております。
 整備概要は、旧香川町庁舎東館の1階から4階を改修し、既設のハイビジョン室等の5階部分を含め、図書館として有効活用するものです。
 具体的には、1階は、閉架書庫として、約12万冊を収納可能とするほか、2階は、児童コーナーとして、児童書や文庫など2万5千冊を、また、3階は、一般コーナーとして、一般書や全集など3万5千冊を配架する予定です。
 また、4階は、事務室のほか、会議室や講演会などで利用可能な集会室を整備するほか、5階は、既設のハイビジョン室を視聴覚室などとして活用したいと考えております。
 改修工事期間は、今月22日から来年2月15日までで、その後、書架やコンピュター端末の設置、資料の配架などを行い、来年4月下旬を開館予定と考えておりまして、開館時の蔵書目標は6万冊、20年度での目標は8万冊としており、開館後は、「時計台のある図書館」として、市民に親しんでいただけるように努めてまいりたいと存じております。
 本日、私から申しあげるのは以上でございます。よろしくお願いいたします。

記者との質疑応答要旨

(質問)
 飲酒運転について、市長として、何か飲酒運転をしないような方法を出す考えはないのか。
(回答)
 罰則を厳しくしたからそれでいいということではない。
 飲酒運転は、絶対してもらいたくないということで、機会を捉え、研修などをやっていかなければならないと考えている。
(質問)
 例えば、各課にアルコール検知器を導入するということはあるのか。
(回答)
 各課にまでは考えていないが、検知器については導入を考えていきたいと思っている。
 検知されなければいいという考え方ではなく、参考として使用したい。
 前日にお酒を飲んでいて、本人は大丈夫と思っていても、車の運転をするような機会があるならば、念のために検知するということが必要ではないかと思っている。
(質問)
 具体的に、検知器が必要なところとは。
(回答)
 常時、乗っているところ。
 例えば、消防や清掃、財産活用課の運転手などがあるが、そういう職場には、参考のために導入したい。
(質問)
 マニュアルも作るのか。
(回答)
 個人差もあるが、例えば、飲酒後8時間以上経過していない場合には、運転をさせないといったようなマ二ュアルを作るつもりである。

(質問)
 市職員が逮捕されているが、その処分はどうなっているのか。
 10月1日からは、新しい基準となるわけであるが。
(回答)
 新しい基準が適用されるまでには、処分をしなければならない。
 処分については、現行の基準で行う。

(質問)
 来月、三木町で町長選が行われるが、争点として合併問題があると思われる。
 高松市として、選挙の結果にもよるが、三木町が合併しようということになってきた場合、他の6町と合併したばかりだが、これを拒む必要はないとの考え方でよろしいか。
(回答)
 以前から話をしているように、6町合併で終わりとは考えていない。
 周辺町で、そういう申し出があれば、前向きに検討したい。
(質問)
 時期についても、関係はないか。
(回答)
 関係はない。

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