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市長定例記者会見要旨(平成17年8月)

更新日:2018年3月1日

日時・場所

(日時) 平成17年8月23日(火曜日) 午前11時30分~11時45分
(場所) 4階会議室

報告事項

1 渇水状況について
2 「第40回さぬき高松まつり」について(お礼)

 本日、題材は特にございませんが、報告とお礼を申し上げます。
 まず、「渇水状況について」でございますが、御承知のとおり、早明浦ダムの貯水率が、8月19日には平成6年以来、11年ぶりとなる0%という異常事態となり、吉野川水系水利用連絡協議会において、発電用水を徳島用水及び香川用水への上水道用として、約1か月間、緊急放流することが決定され、香川用水に日量15万6千立方メートルが放流されることとなりましたことから、夜間断水の実施を延期し、現行の第4次渇水対応を継続しているところでございます。
 現在の水源状況でございますが、早明浦ダムにおいては、貯水率が0%となった19日の深夜から21日にかけて、約106ミリの降雨がありましたことから、取水制限を一時、解除しておりましたが、昨日から、第4次取水制限が再開されておりまして、23日0時現在の貯水率は6.9%となっております。
 また、自己処理水源につきましては、浅野浄水場系統の内場池が70%、川添浄水場系統の四箇池が64%、御殿浄水場系統の御殿貯水池が86%で、ため池の平均貯水率は67%となっており、こちらの方は、ほぼ平年並みといった状況でございます。
 現在、このたびの発電用水の緊急放流や降雨もあって、夜間断水は当面回避できておりますが、早明浦ダムの貯水率が大幅に回復した訳ではございませんので、このまま降雨がなければ、再び深刻な渇水状況も想定されます。また、自己処理水源につきましても、9月中旬までは、農業用水の需要がありますことから、引き続き、予断を許さない状況でございます。
 市民の皆様には、引き続き、自主減圧の徹底等による節水と水の有効利用により、水源の延命化と断水の回避に更に大きな力となりますので、一層の節水に、御理解と御協力を賜りますようお願いを申し上げます。
 記者クラブの皆様方には、これまでも、市民への情報提供や節水啓発について、格別の御協力をいただいているところでございますが、今後とも引き続いての御協力を、よろしくお願い申しあげます。

 次に、先日、開催しました「高松まつり」のお礼についてでございます。
 去る8月12日から14日までの3日間、高松の真夏の祭典である「第40回さぬき高松まつり」が、皆様の御支援・御協力により、無事、成功裏に終了することができました。
 今回、高松まつりは、節目の40回を迎え、「ものっそ 高松」を合言葉に、大河ドラマ「義経」の出演タレントを招いて、公募による踊り子とともに「げんぺい連」を結成し、総おどりのスタートを飾りましたほか、合併記念イベントとして、各町からは、踊りや太鼓の演奏など、郷土芸能を披露していただきました。
 そのお陰で、期間中の観客は、3日間で、計65万人を数え、多くの市民や観光客の皆様に、華麗な花火大会や熱気溢れる総おどりなどをお楽しみいただけたことと存じます。
 こうして、無事、まつりの全行事を終えることができましたのも、市民の皆様、企業、報道の方々などの御理解・御協力の賜物と深く感謝を申しあげる次第でございます。
 来年は、新生高松として、新たな趣向を凝らし、より一層まつりを盛り上げてまいりたいと考えておりますので、引き続き、御支援を賜りたいと存じます。
 本日、私から申し上げる内容は、以上でございます。よろしくお願い申し上げます。

記者との質疑応答要旨

(質問)
 高松市においては、自己水源の割合がほぼ50%と高いと思われるが、人口が多いことから、今後さらに自己水源の確保が課題になってくる。
 今年だけではなく、今後のために、どういった方向で自己水源の確保を考えているのか。
(回答)
 今後、合併により人口も大幅に増えることや合併町には100%香川用水に水を依存しているところがあることを考えると、さらなる自己水源の確保が必要であるが、何といっても椛川ダムを一刻も早く完成させることが重要だと思っている。
 また、下水の再生水利用や家庭での雨水利用を進めることにより、水の有効活用を図っていきたい。

(質問)
 発電用水の利用は、いわば最終手段であり、生活用水は確保できたが、農業用水・工業用水は0%である。
 産業や農業に影響がでないように高松市ではどのようにするつもりか。
(回答)
 平成6年の渇水に比べて、今回の渇水は、地元のため池で水がかなり確保されている。
 農業用水は、ため池でまかなえると考えており、また、工業用水については、府中ダムが満水に近い状態にあることから大丈夫ではないかと考えている。

(質問)
 合併した場合の自己水源と香川用水の依存比率はどのようになるのか。
(回答)
 現在は、50%であるものが、香川用水への依存が57%余りとなる。(水道局経営企画課長)

(質問)
 全般的に、高松市民は節水への意識が高いと考えられるが、危機的状況に陥ると雨が降り、また水も出ていることから、市民の節水意識が薄まっているのではとの声もあるが。
(回答)
 節水対策は、市民の間に相当浸透しており、今回は日量1万トン以上の節水効果をあげたと聞いているが、今後とも、節水意識を高めていきたい。

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