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第4回「松島地区女性防火クラブ」

更新日:2018年12月12日

  • 日時  平成30年11月16日(金曜日) 午後6時から7時まで
  • 会場  松島コミュニティセンター
  • 参加者 9名

 今回、「松島地区女性防火クラブ」の皆様方と、平成30年度第4回「市長まちかどトーク」を開催しました。
 「松島地区女性防火クラブ」は、家庭において火を取り扱う機会の多い女性の立場から、「自分たちの家庭やまちは、自分たちで守る」という自助・共助の理念に基づき、昭和53年6月に設立され、これまで、「高松市総合防災訓練」や「松島地区防災訓練」などに参加され、地域に根ざした幅広い防火活動に取り組まれております。
 今回は、「災害時弱者の救助、救済」や「防災訓練の手法」などについて、活発に意見交換が行われました。

災害時弱者の救助、救済について

 松島地区は、平成16年に台風による高潮被害で浸水し、たくさんの被害が出た。市による下水道施設の整備や県による護岸の嵩上げ整備等、行政による対応策に感謝している。しかしながら、先般の西日本豪雨など自然の脅威に畏怖感を感じ得ません。災害弱者である高齢者・子ども・身体的弱者の方々をいかに救助、救済するかは単位自治会の大きな問題であり、自治会未加入者が4割以上を占めることも大きな課題である。高松市における災害弱者の避難対策についてお尋ねしたい。

 いつ何時、どのような災害が起こるのか分からないのが昨今の状況である。過去の災害の教訓を生かし、常に災害に備えておく必要がある。それには、ハードとソフトの対策が必要であり、ハード面では、下水道の排水設備や防潮堤などの整備を行う。ソフト面では、人的被害を出さないために避難誘導を行い、初動態勢で逃げることが非常に大事である。
 本市では、人的被害の発生する可能性が高まった初期の状況で「避難準備・高齢者等避難開始」を発令している。この段階で、コミュニティ協議会や自主防災組織など皆様方に是非とも避難行動要支援者名簿に載っている災害弱者を避難誘導していただきたい。
 そのためには、避難誘導訓練を行うことにより、要支援者と支援者の間で顔の見える関係を築くことが必要である。本市としても、避難準備情報など的確に素早く出すとともに、コミュニティ協議会や自主防災組織などの訓練等の活動を支援し、地域にあった施策を講じていきたい。

防災訓練の手法について

 松島地区では、年に1回、総合防災訓練を行っているが、単位防災会独自で別途に訓練を行っているのはわずか4自治会であり、高潮災害の教訓がいまだに活かされていない。高松市の主導による災害対策のノウハウの具体的な方法、若者を巻き込んでの防災対策が必要である。自主防災会の結成率が100%であるにもかかわらず、災害時に即対応できないのが現状である。市の主導による対策をお願いしたい。

 包括的自主防災組織と地域コミュニティ協議会等が連携して実施する校区ごとの防災訓練に、毎年、多くの方々に参加していただき、地域防災力は確実に高まってきている。
 しかしながら、よりきめ細かな単位自主防災組織の訓練にまでは、手が届いていないのが実情であるが、校区の防災訓練に加え、必要に応じて単位自主防災組織の訓練についても指導しているところである。例えば、松島地区であれば、高潮・津波対策として、建物の2階以上の階に避難する垂直避難や津波避難ビルへの避難訓練を提案するなど、地域にあった実践的なものとしていきたい。
 また、自治会加入率が低下していることから、自治会未加入者の参加を促すため、小学生と一緒に防災訓練を行うことで、自治会の加入に関係なく、子どもと一緒に保護者にも参加してもらいたい。本市としても、地域コミュニティ協議会に合同訓練の実施を働きかけるなど、若者が訓練に参加しやすい環境の整備に努めてまいりたい。

避難所の増設について

 指定避難所、指定緊急避難所を高松市は指定しているが、指定緊急避難所の備蓄品は、ほんの僅かしかありません。到底、避難者を受け入れる体制にはほど遠いものである。「自助」が重要なことは十分に周知をしているが、指定緊急避難所を増やしてもらいたい。たとえば「憩いの家、福岡会館、競輪場施設など」を新たに指定緊急避難所として指定し、地域住民が有事に即、身近な施設に避難できるように対策を進めていただきたい。

 本市では、現在、指定避難所や指定緊急避難所として、学校やコミュニティセンターなど190か所を指定している。松島地区では、高松第一学園、松島コミュニティセンター、高松商業高等学校、高松市総合体育館を指定避難所として指定しているほか、地震の際に津波から避難できるように、「津波避難ビル」として指定している。松島地区周辺でも競輪場や福岡会館など約25施設を指定している。
 これ以上、指定緊急避難所を増やすことは困難であるが、一時的に安全に避難できる場所として、一時避難所を活用したい場合は、御相談いただきたい。一時避難所についても、指定緊急避難所で避難している方と同様に、物資や情報を提供できるように昨年度、見直したところである。

女性防火クラブの連帯感の醸成について

 地域消防団と同じように、有事の際には諸活動を行いたいと思っている。ソフト面での活動が主となると思われるが、女性防火クラブの連帯感も必要であるので、揃いの制服や法被などの支給を高松市で助成していただけないか。予算が伴うことから、市当局で前向きに検討いただきたい。

 女性防火クラブの皆様が人と人との地域の絆をつくり、連帯感を強くするというのは本当に必要で大事なことであるが、本市の女性防火クラブの中には、すでに法被をそろえているクラブが半数以上あることから、松島地区女性防火クラブにだけ法被を助成することはできない。高松市女性防火クラブ連絡協議会が法被の貸出を行っているので、是非、こちらを活用いただきたい。

お問い合わせ

このページは広聴広報・シティプロモーション課が担当しています。
〒760-8571 高松市番町一丁目8番15号本庁舎5階
電話:087-839-2161  ファクス:087-861-1559

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