指令・無線システム等について

　
　高機能消防指令システムは、平成30年5月14日から運用を開始しました。119番通報の受付、災害地点の地図検索、火災・救急等の自動出動指令、消防・救急デジタル無線の通信、消防活動に関する支援情報等を一括して制御できるシステムです。また、災害地点の特定後は災害地点に最も近く、適切な消防車両を自動的に編成し、担当の消防署に出場指令を行います。

　高松市消防局では、消防救急業務で運用していたアナログ式無線通信システムをデジタル式無線通信システムに改修し、平成27年5月24日から正式運用を開始しました。無線装置デジタル化により「通信の秘匿性の向上」「無線チャンネル数の増加」「通信データ量の増加」「広域的災害活動への対応」が可能となり、利便性が向上しました。

　画像伝送システムは、地震等による災害が発生した際に、シンボルタワーや高松空港、峰山無線中継所に設置する高所カメラで、災害発生直後の被災状況を確認するとともに、衛星通信により、国（首相官邸、消防庁）や都道府県、他の市町村、消防本部に配信するほか、衛星通信による通話や、FAXの送受信ができるシステムです。