水産物部レポート(平成28年度)
更新日:2018年3月1日
平成28年度 夏休み市場DE自由研究(水産物部)レポート
実施日:1回目7月23日(土曜日)、7月26日(火曜日)
実施時間:午前6時から午前9時
主催:高松市中央卸売市場運営協議会、高松市
公募で選ばれた30組63名(子ども32名、大人30名)に御参加いただきました。
せり場見学
集合時間は朝6時。簡単なオリエンテーションの後、長靴を履いてせり場がある水産物棟へ移動。香川県魚市場株式会社の山本社長からせりの仕組みや市場独特の専門用語、符丁(ふちょう)という指の動き、伝票の書き方など市場に来ないと聞けない様な貴重なお話をしていただきました。天候にも恵まれ、多くの魚介類がせり場を賑わせている間をぬって、鯛やマナガツオ、地タコ、ハモなどの地場物のせり風景を間近で見学しました。皆さん熱心にメモを取ったり、デジタルカメラで写真撮影をしていました。
生簀前(いけす)前でハマチの生きしめ
せり場から水産物北棟へ移動。生簀の前で、実際にハマチをしめて神経を抜くところなどを見学しました。初めて見る迫力のある生きしめを興味深そうに観察していました。
冷凍庫の見学
生簀前での見学を終えた午前7時頃になると蒸し暑くなる中、一転してマイナス20度の冷凍庫へと移動。冷凍庫内は、最大2,500トンもの冷凍水産物が保管でき、庫内に入るなり「涼しい」「寒い」の歓声や悲鳴を上げたり、壁に張り付いた結氷や白く漂う冷気に感動しながら約3分間の「真冬の北海道」を疑似体験しました。外に出ると、気温差の霜付き現象により眼鏡が曇るという面白体験もしました。
瀬戸内の朝獲れ魚に舌鼓
大型冷凍庫見学の後、水産物棟3階にある卸売業者の食堂にて、朝獲れたばかりの鯛の煮付け、小エビと野菜のかき揚げ、ご飯、味噌汁がテーブルに並び、朝から豪華な食事をいただきました。
「魚の栄養の話」「せり人の話」の講義
新鮮な魚を堪能した後は、管理棟5階大ホールへ戻り、(株)高松東魚市場の平山社長から「魚の栄養の話」、溝渕さんから「せり人の話」について講義がありました。
皆さん興味深そうにお話を聞き、子ども達ならではのかわいらしい質問もたくさん出ましたが、丁寧に答えていただき非常に好評でした。
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