令和3年度生育日誌(環境業務センター)
更新日:2021年10月18日
環境業務センター「令和3年度緑のカーテン」生育日誌
環境業務センターで実施している「緑のカーテン」の様子を、随時掲載していきます。(更新不定期)
10月
10月8日(金曜日)片付け作業
前回、水断ちをしてから約10日たちました。本来ならもう少し早く片付けたかったのですが、天候などの関係で今日になりました。
3階のベランダの手すりまで伸びていた弦やネットを切り、2階に落としました。2階でさらに弦とネットを細かく切ると、およその作業は完了です。
あとはほうきで掃き寄せて、ごみ袋に入れていきます。70リットルののごみ袋で燃えるものが5袋、燃えないものが1袋で、昨年以前を知る職員によると、例年よりずいぶん少ないとのことです。(例年は10袋以上)
片付けの終わった2階は、サッパリきれいになりました。これから深くなる秋、冬を越え、春が来たら新しい緑のカーテンづくり再開です。
水切りして乾燥した(元)緑のカーテン
片付け後、きれいになったテラス
9月
9月29日(水曜日):終わりの始まり
台風14号の通過後は、結実するゴーヤが小さくなり、虫くいも発生するようになりました。全体の勢いもなくなりました。今年の緑のカーテンはここまでです。
「緑のカーテン」効果として葉の繁茂と水分の蒸散による日陰の物理的な気温の低下がありますが、葉が密集する前に病気になって、温度変化の測定ができませんでした。体感できる温度変化はなかったと思います。でも、梅雨明けころには上の階に届くほど弦が伸び、日差しも幾分さえぎってくれたこと、緑が目に優しかったことや風にそよぐ葉の様子にはずいぶん涼感を感じたこともまた事実です。皆さんのところの緑のカーテンはいかがでしょうか?
加えて今日までに収穫できたゴーヤは207個。いろいろありましたが、何とか頑張って成長してくれたことには本当に感謝です。
撤収作業の前に散水タイマーを外し、幹の元の切断をしました。太いところでは直径が約3センチメートルくらいありましたが、剪定ばさみで切断することができました。水切りをして、枝葉が乾燥するのを待って撤収作業を開始します。来年の「緑のカーテン」に様々な思いをはせつつ・・・・。
枯れた葉が目に見えて増えました。
幹の元は3センチメートルくらいあります。
9月8日(水曜日):あまり状況は好転せず。でも・・・
9月に入り、小さいけれども収穫できるようになってきました。緑のカーテンというよりも緑のレースカーテンといった感じで、相変わらず、葉の色も芳しくなく、茂り具合も薄いのですが、今まで止まっていた雄花と雌花が、手の届きづらい高さの3階にかかる部分で、咲くようになってきました。追肥と水の調整が少しは実を結んだ感じです。あとどれくらい大きくなってくれるかまだまだわかりませんが、今日の収穫で延べ131個になりました。皆様のところの緑のカーテンはいかがですか?
カーテンというよりは・・・
小ぶりですが収穫できました。
8月
8月11日(水曜日):緑のカーテンに異変が!!
8月に入って気にはなっていたのですが、緑のカーテンに異変が発生しました。全体的に葉に張りがなく、色が濃い緑から黄緑色に。プランターに近い部分の葉の一部が黄色く変色して、枯れてしまった葉もあります。実も大きくならずに、収穫できません。いろいろ調べてみると水の与えすぎによるプランターの水分過多による病気の発生(うどんこ病、べと病)の可能性があることがわかりました。
7月末から水やりを1日3回に変更し、土からの蒸散防止作業もしていたのですが、そもそも昨年と比べて葉の茂り方が少ないので、葉からの蒸散は少なくなっているうえに、水やりは昨年と同じ回数で、土からの蒸散もできにくく、プランターの水分が多すぎたので、カビが原因の病気にかかってしまったのではと考えています。葉の色が薄くなる、枯れる、実も大きくならない、などの症状も、病気の症状と合致します。
対応として、まずは水やりの回数を1日3回から1回に減らし、黄変したり枯れた葉はできる限り取り除きました。もし、それでも症状が治まらなければ、9月を待たずに「緑のカーテン」は終了してしまいます。どうか対応が間に合って、何とかリカバリーできますようにと願っています。
全体的に黄緑色になっています。
すっかり色の抜けた葉や枯れた葉もあります。
枯れた葉を取り除くとスカスカになりました。
昨年の種から発芽したものは大丈夫のようです。
これらの状態になる前から、昨年の「緑のカーテン」の担当職員からは「茂り方が悪いね。苗が悪かったのかな?」とか「実が小さいね」とか、心配する声がありました。もっと注意深く見て、調べて、対処していたらよかったと後悔することしきりです。
幸い、昨年の種を7月初旬に植えたところから、新しいゴーヤが3本、10cmくらいに成長しています。この3本は今のところ元気なので、もしかしたらフォローできるかもしれないと淡い期待も持っています。
7月
7月21日(水曜日):乾燥低減のための作業を実施しました。
梅雨も明け、いよいよ本格的な夏の到来ですね。皆さんの緑のカーテンも元気に大きくなっているでしょうか。ここ(環境業務センター)は強い日差しと、風通しも良いことから成長も早く、苗の植え込みから57日で収穫できる大きさのゴーヤが実りました。今では5~6個のゴーヤが毎日収穫できています。ただ、1日3度の水やり(夕方、深夜、早朝)をしていますが、風が強いこともあり、プランターの表面の土に乾いているところが散見されるようになりました。そこで、土を覆うようにして土からの水分の蒸発を低減する作業を行いました。これから4日間オリンピックの関係でお休みになりますが、これで表土の水分の蒸発が幾分でも少なくなれば成功です。
今日、収穫する際に10cm足らずの大きさなのに、2/3以上オレンジ色に熟しているゴーヤを2個摘み取りました。開いて中を見てみると、成熟した果肉は2~3個あるだけで、残りは未成熟でした。熟していた果肉を試しに口に入れたところ、少し甘くて、ねっとりとした実の中に固くしっかりとした種が入っていました。皆さんも熟してしまったゴーヤを見つけたら中の果肉の味見してみてくださいね。
銀色のわら状のものを敷きこみました
小さな赤い粒状のものは未成熟の果肉です。
7月16日(金曜日):ゴーヤの料理のご紹介
7月13日に「収穫したゴーヤを持ち帰って調理をした写真を持ってきて下さい」とお願いしていました。
三色丼、ゴーヤチャンプルー、肉詰め、ゴーヤとナスのチャンプルー、おひたし等、沢山集まりました。
Kさんおすすめ ゴーヤの肉詰め
【ゴーヤの肉詰めレシピ】
(1)ゴーヤを横半分に切って、スプーンで種とワタを取り出す。
(2)取り出した中に小麦粉を入れ、ゴーヤを元の形に戻して振る。(内側にまんべんなく小麦粉をつける)
(3)中に詰めるタネを作る。(ハンバーグの要領で。私はミンチ・パン粉・塩・胡椒・オイスターソース・醤油を投入してこねました。量は適当です)
(4)ゴーヤの中に詰める。
(5)1cmくらいの輪切りにする。
(6)液(小麦粉:大匙3、水:大匙2、卵1個)にくぐらせ、パン粉をつける。
(7)揚げたら完成。
油がついたら苦みが緩和される気がするので、あく抜きはしません。
ウスターではなく、オイスターソースにつけて食べました。
Nさんご自慢のゴーヤの三色丼
Sさんおすすめのゴーヤーチャンプルー
Kさんおすすめゴーヤとナスのチャンプルー
Kさんおすすめゴーヤのおひたし
どれもおいしそうですね。7月28日は「土用の丑の日」です!「う」の付くものを食べれば夏バテしないといわれていますが、ウリの一つであるゴーヤにはビタミンCがキュウリやトマトの5倍以上含まれています。ビタミンCは通常、加熱すると壊れやすいのですが、ゴーヤの場合は加熱しても壊れにくいそうです。皆さんもこの時期、夏バテ防止にぜひ、ゴーヤを食べましょう。
7月13日(火曜日):収穫しました
雨風の土日を無事に乗り越え、いくつものゴーヤが大きくなっていました。
中には収穫できる大きさのゴーヤもあり、今年度初収穫となりました。
収穫したゴーヤは家に持ち帰り、料理の完成写真を集めることにしました。
次回はゴーヤで作ったメニューの写真をアップする予定です。
緑のカーテンらしくなってきました。
大きさは約20cmあります。
黒っぽく写っているのが実です。
今日は5本収穫しました。
6月
6月29日(火曜日):摘果モレのゴーヤ
日々、摘花と垂れ下がる弦を持ち上げ、上へ誘引しています。
今朝、摘果モレの実が1個、5cm位に大きくなっているのを見つけました。
摘果するか、様子を見るか検討中です。
中心からやや右に実がなっています。
6月10日(木曜日):摘花(摘果)
今年はじめて、ゴーヤが花を咲かせました。
しかし、ゴーヤの茎や、葉に栄養がいくために、摘み取る方が良いそうです。
遮熱効果の高い緑のカーテンにするには、心を鬼にして摘み取りました。
ゴーヤーの雌花が咲いていました。
摘花
6月3日(木曜日):摘心
摘心は中心の一番太い茎を切ったりして成長を止めることで、横から子どものつるが出てきて
たくさん枝分かれさせる方法です。
摘心をまったくしなくても子づるがある程度は出てきますが、収穫量や葉の密生度合いに
違いがでてくるそうです。
ゴーヤの収穫量を増やすためだけでなく、しっかりとした緑のカーテンを作って、
夏の強い日差しを和らげることで室温上昇を防ぐためにも、摘心は行った方が良さそうですね。
30cmくらい成長しました
摘心
5月
5月17日(月曜日):まだ間に合う!!
今年も、緑のカーテンの季節がやって来ました!
環境業務センターでは、ゴーヤを植えることとなりました。
「緑のカーテン」は夏の強い日差しを和らげ、葉の蒸散作用により
周囲の温度を下げる効果があります。
皆さんも是非チャレンジして下さい。
設置場所
ゴーヤ(植え付け)
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