令和2年度生育日誌（環境業務センター）

環境業務センターで実施している「緑のカーテン」の様子を、随時掲載していきます。（更新不定期）

高松気象台によると、高松では、8月の最高気温の平均が35.5℃、平均気温が30.6℃、猛暑日の日数が18日となり、観測史上最も暑い夏になったようです。環境業務センターのゴーヤも、夏バテ気味で少し黄色に色づいています。5月の定植から、今までに426本、1株当たり約36本ものゴーヤを収穫することが出来ました。そんな中、来年に向けて、種を取ってみました。

今年は、四国地方の梅雨が、平年より12日も遅く7月30日に明けました。梅雨入りも5日早い5月31日だったので、本当に長い梅雨となりました。これから本格的な夏になり、緑のカーテンの効果が発揮される季節です。業務センターで、初収穫の7月6日から本日までになんと、ゴーヤ12株で230本ものゴーヤを収穫しました。

本日、緑のカーテンの内側と外側での気温差を測定してみました。測定条件は、天気曇り、屋外、高さ1.2m、測定時刻14時頃です。カーテン外側は、33.5℃、内側29.7℃で、その差は3.8℃でした。皆さんも1回気温を測定して、その効果を実感してみてください。また、ゴーヤを使って職員が作った料理の紹介第2弾です。

今日7月21日は、土用の丑の日ですね。皆さまは、鰻（うなぎ）を食べられているのでしょうか。この日に「う」のつくもの食べると夏バテに効くと言われています。「う」のつくもの、瓜の一つにゴーヤがあります。緑のカーテンの代表格、ゴーヤには、ビタミンCがキュウリやトマトの5倍以上含まれています。ビタミンCは、通常加熱すると壊れやすいのですが、ゴーヤーのものは、炒めても壊れにくいようです。夏バテしやすい時期に栄養をとるには非常に適した食材です。、今回は、ゴーヤを使って職員が作った料理をご紹介します。

梅雨真っ只中、苗を植えて55日目、令和初めてのゴーヤを6個も収穫することができました。
皆さまの緑のカーテンはいかがでしょうか？

1.ゴーヤを収穫する大きさは？
一般的に良く栽培されている、「あばしゴーヤ」では、収穫に適した大きさの目安は15～20cmです。
「長れいし」などの縦に長い品種は、30～35cm目安です。
2.収穫タイミングのゴーヤ
濃いみずみずしい緑色で、いぼが固くごつごつしている状態になったら収穫できます。
収穫時期を誤って、長く実をならせていると、株がだんだんと弱ってしまいます。
時々小さい状態のゴーヤを摘果して実を間引くと、残ったゴーヤがよく育ち、おいしい実が収穫できます。
株が弱るのを防ぐことができるので、収穫時期も長くなり、収穫総量も多くなります。

カーテンの設置から25日が経ちました。成長の早いものは、1m近くになりました。また、初めて黄色い花も咲きました。可愛い花ですが、まだ葉や茎に栄養が届くように摘み取ります。葉の大きさは、手よりも大きくなりました。ところで、今日6月5日は、何の日かご存知でしょうか？6月5日は『環境の日』です。これは、1972年6月5日からストックホルムで開催された「国連人間環境会議」を記念して定められたものです。国連では、日本の提案を受けて6月5日を「世界環境デー」と定めており、日本では「環境基本法」（平成5年）が「環境の日」を定めています。環境について、今一度、考えて見ては如何でしょうか？

カーテンの設置から約2週間が経ちました。5月は、夏日が14日以上と、平年に比べ気温が非常に高くなっています。ゴーヤは、暑さに負けず、ぐんぐんと成長しています。葉っぱが7～8枚になったところで「摘心」を行いました。「摘心」は、横から小づる、孫づるが伸びて、より緑のカーテンを大きくするための大切な作業です。そして、追肥も行いました。ゴーヤが、更に大きく育つことを願っています。

今年も、緑のカーテンの季節がやって来ました！
環境業務センターでは、今年の緑のカーテンは、規模を例年の3分の1に縮小し、
ゴーヤのみを植えることとなりました。
（担当者もベテランから、初心者となりました。～応援お願いします～）
皆さんのご家庭、事業所での設置も無事終わりましたでしょうか？
これからの成長が楽しみです。
「緑のカーテン」は夏の強い日差しを和らげ、葉の蒸散作用により
周囲の温度を下げる効果があります。
皆さんも是非チャレンジして下さい。