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教育長ひと言

教育長が、教育に関する想いを「この月に想う」と題して綴ったコラムです。

「三月に想う」社会や公共に対する意識を高める高校生の活動

 平成30年度も、後2週間余りとなり、別れの季節となりました。市内の小中学校に先駆けて、6日に高松第一高等学校で卒業式が行われ、296名の生徒が巣立っていきました。心配された雨も、式が行われた午前中には草花を濡らすことなく、素晴らしい卒業式になりました。特に、卒業生代表の女生徒の答辞には、涙が誘われました。様々な思い出に彩られた高校3年間の生活を振り返りつつ、仲間や先輩、後輩、保護者や教職員、そして学校への温かい思いが溢れ、慈しむように語られる言葉に、胸が熱くなりました。
 高校時代は発達段階では、青年中期にあたります。親の保護のもとから、社会へ参画し貢献する自立した大人になるための最終的な移行時期となります。思春期の混乱から脱しつつ、大人の社会でどのように生きるかという課題に対して真剣に模索する時期であります。しかし、大人社会の直前の準備期間であるのにも関わらず、自らの将来を真剣に考えることを拒んだり、目の前の楽しさだけを追い求めたりする刹那主義的な傾向が、最近の若者には増加しているとの指摘があります。さらには、特定の仲間の集団の中では濃密な人間関係を大事にしますが、その外の人に対しては無関心になるとともに、社会や公共に対する意識や関心の低下があるとの指摘もあります。
 こうしたことを踏まえて、青年中期の高校生には、他者の善意や支えへの感謝の気持ちとそれに応えることや、社会の一員としての自覚を持った行動が大切でありますことから、私は、高松一高には、社会貢献活動や地域活動に積極的に参加することを求めてきました。その期待に、高松一高の生徒たちは、高松市の子どもたちにとってよきお兄さんお姉さんとして、そして、市民にとって頼もしい若者として、見事に応えてくれました。
 市内の小中学校で、自分たちで考えた楽しいプログラムを盛り込んだ演奏を聞かせてくれた合唱部や吹奏楽部【写真】、そして、2月に開催した「教育フォーラム㏌高松」では、放送部の生徒が開会式で、臨機応変な対応を求められる司会を務めてくれました。また、その際には音楽科生徒の演奏会や、子ども向けのサイエンス教室【写真】の実施などを率先して引き受けてくれました。また、高松市生徒みらい議会でも、中学生をリードして積極的に議論を進めてくれたのは一高生でした。さらには、栗林公園で一般入場者にお茶を点てる高校生大茶会への出場など、市内の各所で一高生の活躍が見られました。
 こうした活動は、自分より幼い子どもや、これから自らも仲間入りする大人に関わりながら、「自分にも何かができ、人の期待に応えて役に立つことができる」という、大人としての条件である有能感や責任感を身に付けるにふさわしいことです。さらに、故郷への愛着の醸成や人とつながる喜びを実感する貴重な経験になったことと思います。
 新たな世界へ、新たな一歩を踏み出そうとしている高校生には、この貴重な経験から得た思いを糧として、いつか将来、故郷高松のために活躍する素敵な人間になって欲しいと、心から願っています。

教育長ひと言(平成29年度)

平成29年度の教育長ひと言は、こちらから御覧ください。

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