高松市役所吹奏楽団〔第69回全日本大学準硬式野球選手権大会開会式〕

　8月21日（月曜日）～26日（土曜日）にかけて、全日本大学準硬式野球選手権大会が、9年ぶりに高松市で開催されました。21日（月曜日）に行われた開会式では、全国9ブロックの予選を勝ち抜いた24チームが士気高くグラウンドを行進し、県内から四国地区第1代表として選出された香川大学準硬式野球部主将の宣誓をもって、大会での健闘を誓いました。

　市役所吹奏楽団は、選手団の予選での奮闘を称え、大会での健闘を願う思いを込めて、「星条旗よ永遠なれ」「栄冠は君に輝く」を入場・退場曲として演奏しました。「星条旗よ永遠なれ」はアメリカのマーチ王と呼ばれた作曲家、ジョン・フィリップ・スーザによって作曲された、愛国心と勝利を歌う爽やかな行進曲です。
　一方、全国高等学校野球選手権大会の大会歌であり、一球一打に全力を傾ける球児達の青春を歌った「栄冠は君に輝く」は、“日本のスーザ”とも呼ばれ、スポーツ音楽を始め数々の行進曲を生み出した古関裕而によって作曲されました。代表作である「六甲颪」や「闘魂込めて」などの名曲は、戦後の鬱屈とした日本を明るくしたいという本人の願いを反映し、スポーツと共に、人々を熱狂させたといいます。
　アメリカから伝わり、今や日本において最もメジャーなスポーツとなった“野球”を飾る応援曲として、この2曲が持つ意味と願いが、熱いスポーツマンシップと共に、選手や観客の心に残ることを願っています。

【演奏曲目】

1. 栄冠は君に輝く
2. 星条旗よ永遠なれ
3. 雷神
4. 君が代
5. 得賞歌
6. ファンファーレ