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香川県庁舎旧本館及び東館

更新日:2022年2月21日

建造物

指定区分   重要文化財
指定年月日  令和4年2月9日
所在地    高松市番町四丁目1番3
      石灯籠 三基、太鼓橋 一基、家具 五七点、旧本館バルコニー手摺 一基
解説
 香川県庁舎旧本館及び東館は、昭和30~33年に建築された建物である。当時の香川県知事・金子政則氏は香川県や民主主義に相応しい県庁舎の建築に当たり、設計を東京大学工学部丹下健三研究室に、構造計算を東京大学生産技術研究所坪井善勝研究室に依頼した。建築に合わせ家具類も、丹下健三研究室や剣持勇率いる剣持デザイン研究所が設計し、猪熊弦一郎が本館1階の壁面を飾る陶板壁画を制作した。
 平成29年~令和元年にかけては免震化工事が行われ、現在に至る。東館の議場等の改修や設備の更新はあるが、躯体や建具、家具類など、当初の状況は極めて良好に維持されている。
 旧本館及び東館は、高層棟の本館と低層棟の東館からなり、南庭には石灯籠三基と太鼓橋を据える。
 本館は、鉄筋コンクリート造、8階建、塔屋3階付で、規模は31.9mの正方形、高さは30m(塔屋まで含むと43m)である。構造は柱梁からなるラーメン構造で、基礎はフーチング基礎である。平面計画は、中央間が大きい約10m間隔の3×3スパンで構成され、中央のコアに耐震壁や階段、エレベーター、設備スペースを集中させ、周囲は壁のない開放的なフロアとする。1階はロビー空間、中2階が付き、2~8階は事務室、屋上は展望スペース、塔屋1~2階は設備室、塔屋3階は展望台とする。
 東館は、鉄筋コンクリート造、3階建、規模は南北98.2m・東西16.6m、高さは14.4mである。構造はラーメン構造である。1階はピロティ、2階は大会議場を据え、3階は諸室を並べる。屋上は広場とする。
 このほか、花崗岩(庵治石)を加工し照明を仕込んだ石灯籠、鉄筋コンクリート造でアーチ状の単桁橋である太鼓橋、剣持デザイン研究所と丹下健三研究室が担当した家具、旧本館バルコニー手摺が附指定となっている。

お問い合わせ

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