高松市長から市民の皆様へのメッセージ（令和3年4月28日）

　国は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大を受けて、4月25日から、東京都、京都府、大阪府、兵庫県の4都府県に緊急事態宣言を発令しました。
　また、隣県の愛媛県は、4月25日から、まん延防止等重点措置の対象区域となったところです。
　香川県におきましても、新規感染者数の推移などから、これまでの「感染拡大防止集中対策期」を5月15日まで延長するとともに、県独自の『まん延警戒警報』を発令し、集中的な対策を講じているところです。
　このような中、今週から始まるゴールデンウィークには、人の動きが活発化することから、私たちは、なお一層、個人個人が自覚を持って、慎重に行動をしなければなりません。
　そこで、市民の皆様には、特に次の点に御留意いただきたいと思います。

〇不要不急の外出・往来については、県内外を問わず、慎重に検討してください。また、「緊急事態宣言」及び「まん延防止等重点措置」期間中の対象区域への不要不急の往来については、自粛をしてください。
〇特に、この時期に多くなる、帰省・旅行、不特定多数の人が集まる場所に行くことは、慎重に検討してください。
〇「3つの密」（密閉、密集、密接）に該当する場所に行くことは、徹底して避けてください。感染のリスクが高まる場所については、自らがしっかりと判断して、「行かない」選択をお願いします。
〇「人と人との距離の確保」、「マスクの着用」、「手洗いの励行」など、基本的な感染防止対策を、これまで以上に徹底してください。

　私たちがこれまで懸命に行ってきた、「感染予防」や「気づかい」。
　これらの行動は、ご自身やご家族、大切な方、そして、地域社会を感染から守ることに、確実につながっています。
　この連休をどう過ごすかで、今後の展開が大きく変わってきます。市民の皆様には、誠に申し訳ありませんが、これまでの努力が無駄にならないよう、引き続き、感染防止対策の徹底に御協力をお願いいたします。
　最後にもう一点。新型コロナウイルス感染症は誰もがかかりうる病気です。感染による偏見や差別を決して行わないよう、併せてお願いいたします。