瀬戸内海の船図及び船大工用具

有形民俗文化財

指定区分   重要有形民俗文化財

指定年月日 平成5年4月15日

所在地    瀬戸内海歴史民俗資料館(高松市亀水町1412−2) 「たかまっぷ」で地図を表示する

解説
 かつて瀬戸内海の浦々には、ほぼ、どこにも船大工がいて、磯漁に使う小さな漁船から大型の帆船にいたるまでの様々な伝統的な木造船を造ってきた。
 瀬戸内海を舞台に江戸時代末から昭和時代にかけて、それぞれの時代に活躍した様々な船に係わる船図は、板図396点、紙図110点の合計506点からなり、船名や船主名、製造年などを記したものもあり、船の地域的特徴や歴史的変遷を具体的に知る貴重な資料となっている。古いものには、文化5年(1808)の北前型の弁財船(べざいせん)などがあり、運搬船、農船、渡船、伝馬船、漁船、御座船などの種類に大別される。
 船大工用具はこうした伝統を受け継ぐ木造船を造る用具で、墨掛用具、加工用具、接合(はぎあわせ)用具、防水用具、固定用具、道具修理用具、製品、その他からなる。これらの船大工用具は、東日本や日本海側の船大工技術と対比される瀬戸内海の船大工用具の地域的特色を示すものとして重要な資料である。

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