大般若波羅蜜多経

書跡

指定区分   市指定有形文化財

指定年月日 昭和57年1月13日

所在地    願成寺(高松市庵治町井谷1625)

解説
 願成寺の宝物である大般若経600巻で、現在も春市の「読経」で使用されている。旧蔵は同町の桜八幡神社で、至徳・嘉慶年間(1384〜89)に別当となる満願寺の教祖らにより写経・奉納されたことがその奥書によってうかがえる。この中には、水主神社(東かがわ市大内町)の大般若経第31・37の2巻(応永6年(1399)奥書)が混じり、同社との関連が示唆される。水主神社の大般若経(重要文化財)については、最古の奥書には保延元年(1135)の年号をもつとともに、「牛負の大般若経」とも呼ばれる。「牛負」のいわれは、「伊予国石鎚社にあった大般若経を、牛の背に負わせ当社に運ぶ途中で2巻を失ったが、大般若経を背負った功徳により牛が人間に生まれ替わり、書写して補ったとされる」ことによる。

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