小豆島の農村歌舞伎舞台

建造物

指定区分   市指定有形文化財

指定年月日 昭和58年3月1日

所在地    公益財団法人 四国民家博物館(四国村)(高松市屋島中町91) 「たかまっぷ」で地図を表示する

解説
 この舞台は小豆島の土庄町小部(こべ)地区が所有、島の村々の氏神の秋祭りには「地芝居」という農村歌舞伎が奉納されていた。江戸末期に構築された舞台であり、島内では20余あったが、現在は数少ない。屋根は寄棟造りのカヤ葺である。裏に1間半(約2.73メートル)の桟瓦(さんがわら)葺の下屋が、4間半(約8.18メートル)にわたってある。前面はカヤ屋根を切り上げて桟瓦葺の庇(ひさし)としている。建物は間口6間(約10.9メートル)、奥行4間半で天井がなく木組がむき出しである。廻り舞台は、床下の地面を掘り、中央に台石をすえ、これに心棒がついて、人力によって舞台を廻していたという。舞台中央の廻り舞台は直径4.72メートルで、上手にチョボのユカ、お囃座(はやしざ)があり、裏の下屋は楽屋となっている。
 この舞台は昭和52年(1977)に現在の位置に移築。江戸時代の建物と証明される「文久三亥(1863)八月御祭礼」と記した墨書がある。
〜 高松市歴史民俗協会・高松市文化財保護協会1992年『高松の文化財』より抜粋 〜 

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