旧山下家住宅

建造物

指定区分   県指定有形文化財

指定年月日 昭和56年4月21日

所在地    公益財団法人 四国民家博物館(四国村)(高松市屋島中町91 ) 「たかまっぷ」で地図を表示する

解説
 この家は香川県の東端の徳島県境に近い山腹にあった農家である。屋根は寄棟造り、カヤの葺きおろし、これをツキダリ・ツクダレと呼んだ。大屋根の棟にも、煙出しの棟にも雁(がん)ぶり瓦をのせている。春の風のない日に煙が、この煙出しからユラユラと上る景観は一幅の水墨画である。間口は4間半(約8.18メートル)、奥行2間半(約4.55メートル)、3間取りの先駆的な間取りとなる。向って右半分が土間、左半分が床張りで、奥の隅に寝室1室を囲う。江戸時代の山間部の古い農家は、この型式が多かった。柱はチョウナけずりの栗材を使用、梁は細い。土間には唐臼(からうす)がある。また板間に接してカマドがあり、ここで炊事をした。江戸期の貴重な建築物である。
〜 高松市歴史民俗協会・高松市文化財保護協会1992年『高松の文化財』より抜粋 〜 

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