木造四天王立像

彫刻

指定区分   重要文化財

指定年月日 大正8年8月8日

所在地    鷲峰寺(高松市国分寺町柏原632−3)

解説
 四天王は仏教世界の四方を守護する尊格で、東方に持国天・南方に増長天・西方に広目天・北方に多聞天が配置され、主尊の東西南北を守護する形態をとる。
 4体の像は、木造玉眼、寄木造りの像である。現在は木地をあらわにしているが、表面には彩色の痕跡があり、着衣には一部漆箔が残る。これらの彩色・漆箔がすべて造立当初のものかどうかは明らかではないが、大正9年の美術院による修理の際には破損していた玉眼および指先の一部などが補われた以外に大きな後補部分は認められない。
 本像は、平安時代初期とされる奈良県興福寺北円堂の像との類似性が指摘されているが、甲冑などの細部にわたって差異が認められる。そのため、本像は、鎌倉時代後半から南北朝時代にかけて古代の様式を手本として造られたものと考えられている。
 〜 国分寺町2005年『さぬき国分寺町誌』より抜粋 〜

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