銅鐘

工芸品

指定区分   重要文化財

指定年月日 昭和19年9月5日

所在地    国分寺(高松市国分寺町国分2065) 「たかまっぷ」で地図を表示する

解説
 本銅鐘は、鋳銅製で、鐘身は袈裟襷によって4区3間の通形に区画される。仁王門から入り本堂に向かう途中にこの銅鐘を目にすることができる。
 記念銘はないが、鐘身高に対する撞座の位置、撞座に対する竜頭の向き、鐘身の上蓋にあたる笠形に2条の圏線を有する点などから奈良時代の特徴がうかがえる。一方、乳の間に内郭を設ける点などは平安時代の梵鐘にのみ見られる特徴である。以上のような点を総合して、本銅鐘の造立年代は平安時代前期と考えられている。この梵鐘は香川県下に残るものとしては、最も古く貴重である。
 この銅鐘は、慶長14年(1609)に藩主生駒一正が城に引き上げたが、その後一正が病に倒れたために再び国分寺に戻されたという話が国分寺文書に残されている。
 〜 国分寺町2005年『さぬき国分寺町誌』より抜粋 〜

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