松平頼重 短冊屏風

書跡

指定区分   市指定有形文化財

指定年月日 昭和52年8月1日

所在地    香川県立ミュージアム(高松市玉藻町5−5)

解説
 高松藩初代藩主松平頼重は、文芸を愛好してその才に恵まれ、当時の宮廷歌壇(かだん)の最高権威であった後水尾上皇(108代)に和歌の指導をうけ、添削(てんさく)をうけた和歌を中心とし短冊屏風にしたためた。これが六曲一双(ろっきょくいっそう)の金屏風で、表装も細微(さいび)を極めている。
 各半双(はんそう)(一双の半分で一対となっているものの片方)とも頼重の小型特製短冊(短冊丈量(じょうりょう)縦18センチ、横3センチ)を右から左へ順にはりつけ、全体としては、万治元年(1658)詠歌(えいか)とあるものは7段、万治2年詠歌とあるものは8段となっている。各短冊のうち院よりしるしをうけたものは、朱又は墨書で「仙洞御添削(せんどうおんてんさく)(院が手を入れ加えたりけずったりして正したこと)」と書き加えている。なお裏絵として、万治元年の半双には秋草に雉(きじ)、万治2年(1659)の半双には秋草に小鳥3羽を描いている。
〜 高松市歴史民俗協会・高松市文化財保護協会1992年『高松の文化財』より抜粋 〜 

屏風の写真


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