水任流(すいにんりゅう)泳法 〔水任流保存会〕

無形文化財

指定区分   市指定無形文化財

指定年月日 昭和54年11月27日

所在地    水任流保存会(高松市玉藻町4−10)

解説
 水任流泳法は、高松藩祖松平頼重公が讃岐へ移封された直後から、讃岐は海辺の国なれば水練は武道の一班として藩士に修練させようと、翌寛永20年(1643)、今泉八郎左衛門盛行に命じて大的場堀溜海岸で藩士に伝習させた。毎年夏には、大的場水練所において藩主の上覧が行われ、藩の水練として奨励した。
 明治維新以後、星野平次郎が、大的場において行われていた御当所流泳法を、古典の「善游者任水」と言う言葉より、「水府流水任游泳術」と名付けた。
 優雅な游を特徴として、横体泳ぎに使う煽足(あおりあし)は、「水任流の逆煽足(ぎゃくあおりあし)」と言われ、現存する日本泳法12流派の中でも独特のものである。この泳法には、肱抜手游(ひじぬきておよぎ)・棒抜手(ぼうぬきて)游・両熨斗(りょうのし)游など、立体・横体・平体の泳法がある。特に肱抜手游は、他流で言うところの御前游であり、水任流最高の游である。
〜 高松市歴史民俗協会・高松市文化財保護協会1992年『高松の文化財』より抜粋 〜 

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