椛川(かばがわ)たたら踊り

無形民俗文化財

指定区分   市指定無形民俗文化財

指定年月日 平成9年8月26日

所在地    塩江町椛川

解説
 たたらとは、鍛冶屋の大きなフイゴのことである。今から約400年前の生駒時代に、鋳物師が鋳物を鋳る時、椛川(かばがわ)地区の若連中を呼んでたたらを踏ませた。当時の椛川には力が強く、息の合った若者が大勢おり、火力が強く上がるので、遠くは阿波地方まで呼ばれて踏みに行ったそうである。
 たたらを踏んで作るのは、たいてい釣り鐘で、このたたらを踏む時に、踏み上げの調子を合わせるために歌われていたのが、たたら音頭である。たたら音頭は、浄瑠璃をくずした感じで歌われているが、よく聞くと歌詞が大変面白い。
 たたらを踏む時には、大勢の人たちが見物に訪れ、音頭に合わせて踊ることもあったそうである。以来、たたらを踏む踊りという訳で「たたら踊り」と名付けられ、永く受け継がれてきた。昭和25年、萩寺で有名な最明寺の釣り鐘を最後にたたらを踏むことはなくなったが、この名物踊りを永く保存しようと、保存会を結成し、保存に取り組んでいる。
 〜 香川県民俗芸能連絡協議会2007年『讃岐の民俗芸能』より抜粋 〜

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