小比賀(おびか)家築山庭園

名勝

指定区分   県指定名勝

指定年月日 昭和46年4月30日

所在地    御厩町 「たかまっぷ」で地図を表示する

解説
 小比賀(おびか)家住宅内の表から西へ、庭門を入ると約250坪(約830平方メートル)におよぶ池泉回遊(ちせんかいゆう)式庭園がある。老樹・名木は枯れて築造当時とは面影は異なるが、その規模は雄大で讃岐の庄屋(しょうや)の屋敷地割りの面影をとどめており、豪華に整備された庭である。
 池の水は邸外の外堀(そとぼり)を通じて南西隅(すみ)から入り、北端の暗渠(あんきょ)を経て裏堀(うらぼり)に抜ける。池には蓬莱(ほうらい)島があり、ここに珍しい宝篋印塔(ほうきょいんとう)型の灯籠(とうろう)が置かれている。台地と呼ばれるものが6つあるが、最南の月見台は東南・西方の眺めがよく、観月(かんげつ)と物見台(ものみだい)を兼ねていたらしい。
 この庭園の作者は不明であるが、慶長ごろの作と伝えられる。園路に沿って庭を一巡することもできるが、客間からの座観(ざかん)も良い。いずれにしても、江戸時代初期における讃岐地方の庭園の代表である。
〜 高松市歴史民俗協会・高松市文化財保護協会1992年『高松の文化財』より抜粋 〜 

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