一瀬神社社叢(いちのせじんじゃしゃそう)

天然記念物

指定区分   県指定天然記念物

指定年月日 昭和46年4月30日

所在地    一瀬神社(高松市中山町1202−1) 「たかまっぷ」で地図を表示する

解説
 一瀬(いちのせ)神社の社叢(しゃそう)には学術上価値の高い植物が多い。この森を構成する樹木は、アラカシ・ヤブニッケイ・ナナメノキ・バクチノキ・クスドイゲ・クスノキ・クロマツ・ヒノキ・クヌギ・ムクロジ・エノキ等である。なかでもバクチノキは、弥谷(いや)山(多度津町・善通寺市・三野町の境界)に数本あるが、この社叢には数多く、胸高幹周(むねたかみきまわ)り90センチの大樹もある。バクチの木の意味は、この樹皮(じゅひ)が脱落することから、博奕(ばくち)に負けて金銭を失い裸(はだか)になるのに似ているのでこの名が付く。また、ムクロジは目通り幹周り4.1メートル、樹高27メートルと県下最大である。昔、この果実の黒い種子は羽根突きの球となり、果皮は石けんの代用として使っていた。
 樹木のほか、下草(したくさ)にホソバカナワラビ、イズセンリョウ等もあり、この社叢は高松周辺の古い自然を伝える森として貴重である。
〜 高松市歴史民俗協会・高松市文化財保護協会1992年『高松の文化財』より抜粋 〜 

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