根上りカシ

天然記念物

指定区分   県指定天然記念物

指定年月日 昭和37年4月14日

所在地    栗林公園(高松市栗林町一丁目20−16) 「たかまっぷ」で地図を表示する

解説
 栗林公園内の商工奨励館(しょうこうしょうれいかん)前から梅林橋(ばいりんきょう)への途中、北湖(ほくこ)の北側堤(つつみ)の上に、根上(ねあが)りカシがある。樹種(じゅしゅ)はごく普通のブナ科のアラカシで、近くの山林に自生(じせい)したり、ボウガシと呼んで生け垣用に仕立(した)てたものと同じである。ただ、この根上りカシは、樹高約7メートルの約3分の1、すなわち地上約2メートルが根という珍しい形になっているのが特徴である。
 幹と根との移行部分の太さは、直径65センチ、周囲約2メートルで、主根(しゅこん)と支根(しこん)の区別がつきにくく、ほぼ同じ太さの根が数本相交錯(こうさく)して網状になっている。このように、根が高く露出しているにもかかわらず元気に生育しているのもおもしろい。これは、老樹の空洞(くうどう)に落葉やごみがたまり、そこにアラカシの種子が落ちて発芽生長した後、老樹が枯死(こし)してアラカシが残ったと考えられる。
〜 高松市歴史民俗協会・高松市文化財保護協会1992年『高松の文化財』より抜粋 〜 

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