密教法具

工芸品

指定区分   重要文化財

指定年月日 昭和37年6月21日

所在地    弘憲寺(高松市錦町二丁目4−29)

解説
  密教の法会や修法に用いる法具には特殊な形のものがあり、それが、また、工芸的にすぐれた遺品として伝えられている。
 鋳銅製で渡金を加えたものが多く、表面に唐草文(からくさもん)や蓮弁文又は種子(しゅじ)などで飾った精妙なものがある。
 弘憲寺に伝わる慈覚大師請来型(しょうらいがた)の密壇一面具(みつだんいちめんぐ)は鎌倉時代の法具である。
 金剛盤一面          金剛鈴(こんごうれい)や五鈷杵(ごこしょう)をおく台
 六器(ろっき)六口      台皿つきの平型の鋺(わん)で、6個1組で側面に蓮辨(れんべん)を刻む。
 火舎(かしゃ)一口      やや偏平な香炉で、三脚をそなえ、宝珠鈕の蓋(ふた)がつく。
 飯食器(おんじつき)二口  仏・菩薩に供える飯食(おんじき)をもる器
 灑水器(しゃすいき)一口  清浄を念じて、祭壇にそそぐ香水入れの容器
 塗香器(ずこうき)一口    行者の手や身を清めるために用いる香入れの容器
 旧法勲寺(飯山町)からの伝世品とみられる。
〜 高松市歴史民俗協会・高松市文化財保護協会1992年『高松の文化財』より抜粋 〜 

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