旧河野家住宅

建造物

指定区分   重要文化財

指定年月日 昭和57年2月16日

所在地    公益財団法人 四国民家博物館(四国村)(高松市屋島中町91) 「たかまっぷ」で地図を表示する

解説
 この家は四国山脈の西端の愛媛県上浮穴(かみうけな)郡小田町上川(現喜多郡内子町)にあった。18世紀終わりの南予地方の標準的な横2間取りの農家である。この典型的農家を昭和54年四国村に移築、修理復元した。屋根は入母屋造りのカヤ葺の住宅で桁行(けたゆき)25尺(約7.57メートル)、梁間16尺(約4.85メートル)、床上部全て珍しい簀子床(すのことこ)である。南面して建て、横2間取り、西の下屋と9尺(約2.73メートル)を土間、次の10尺(約3.03メートル)を「チャノマ」、次の16尺と東の下屋を「ザシキ」とし、ザシキ前面に縁を設け、床は竹簀子(すのこ)とし、天井は張らない。そのため美しい木組の構造が見られ当時の大工の腕自慢のひとつである。
 チャノマ寄りに製紙のコウゾ蒸し装置が設けられており、江戸時代の副業としての貴重な資料である。
 チャノマ正面の土壁と格子窓の配置には、古い型式が遺(のこ)され、農家の特色が見られる。
〜 高松市歴史民俗協会・高松市文化財保護協会1992年『高松の文化財』より抜粋 〜 

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