屋島寺本堂

建造物

指定区分   重要文化財

指定年月日 昭和30年6月22日

所在地    屋島寺(高松市屋島東町1808) 「たかまっぷ」で地図を表示する

解説
 元和(げんな)4年(1618)に竜厳(りゅうげん)によって再建され、この建物は桃山時代のものといわれていたが、昭和32年(1957)の解体修理で、各所に鎌倉時代の特徴の古材、建築手法が見られた。鎌倉様式の美しい黒漆と丹塗に復元復興され、当時の美しい寺院をみることができる。
 屋根は一重の本瓦葺の入母屋(いりもや)造りである。軒廻りは二重繁垂木(しげだるき)、斗きょう(ときょう)は和様三ツ斗(みつど)、組物の間の中備(なかぞなえ)には蓑束(みのつか)が立ち、支輪構えである。正面中央の3間は両折両開き桟唐戸(さんからと)、側面の上は明かり取りと通風のための連子窓。腰貫(こしぬき)の下は板壁など鎌倉時代の様式である。
 内部は前2間が外陣(げじん)、後3間が内陣と脇陣からなる。内陣中央に唐様の須弥壇(しゅみだん)があり、本尊の木造千手観音坐像を納めていた唐様の厨子(ずし)が安置されている。
〜 高松市歴史民俗協会・高松市文化財保護協会1992年『高松の文化財』より抜粋 〜 

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