長崎鼻古墳(ながさきのはなこふん)

屋島の先端、長崎ノ鼻の標高50mに立地する全長45mの前方後円墳です。墳丘は3段に築成され、各段には墳丘が崩れないための葺石が葺かれています。古墳の立地から海上交通に関係の深い豪族の墓であろうと考えられていましたが、その想定を裏付けるように後円部にある主体部から、阿蘇熔結凝灰岩製の舟形石棺が確認されました。県内ではこれまでに観音寺市丸山古墳・青塚古墳から5世紀中頃の阿蘇熔結凝灰岩製の舟形石棺が確認されていましたが、長崎鼻古墳は墳丘出土の遺物や舟形石棺の形状から、それよりも50年ほど古い5世紀初頭頃の古墳であることがわかりました。

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主体部天井石検出状況

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南側くびれ部葺石検出状況

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主体部石棺出土状況


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