市長定例記者会見(平成30年1月25日)

日時・場所

(日時)平成30年1月25日(木曜日) 11時30分〜11時46分
(場所)4階会議室

報告事項

(1)平成29年度「自治会活動に関するアンケート調査」の結果について
(2)高松市防災合同庁舎(危機管理センター)情報発信スペースの愛称募集について
(3)第53回香川菊池寛賞受賞作の決定について

市長説明

 おはようございます。
 それでは、定例記者会見を始めます。
 まず、題材に入る前に、先週18日から20日までの日程で、昨年、交流協定を締結した台湾の基隆市を、私と森川市議会議長、市議会議員の代表者とともに訪問してきましたので、その御報告をします。
 今回の訪問では、台湾港務会社の基隆支社長や基隆市長への表敬訪問を行い、今後の交流についての意見交換を行ったほか、台湾における大型クルーズ船の寄港拠点となっている基隆港を視察しました。
 当日は、あいにくの雨でしたが、基隆港では、遊覧船に乗って港全体を視察し、貨物のコンテナ船やクルーズ船等、多くの船舶が基隆港に入港している様子を見て、海に開かれたまちという本市との共通点を再認識しました。
 また、台湾港務会社の劉支社長や林基隆市長から熱烈な歓迎をいただき、和やかな雰囲気の中で、観光振興のほか、多方面における今後の交流について、非常に意義のある意見交換ができたと思っています。
 今後、観光、文化、スポーツ等の面から、幅広い交流を推進することで、基隆市と本市の連携を強めながら、本市のブランドイメージの向上や相互の地域の活性化につながるように努めていきたいと思います。

 それでは、題材に入ります。
 1点目は「平成29年度「自治会活動に関するアンケート調査」の結果について」です。
 本市の自治会加入率は、平成29年4月時点で59.04%と、加入率の低下に歯止めがかからない状況です。
 このような中、市民の皆様の自治会に対する認識や課題を正確に把握するため実施した「自治会活動に関するアンケート調査」について、結果を取りまとめましたので、御報告します。
 まず、アンケートの概要ですが、無作為抽出した18歳以上の高松市民2,000人を対象に、昨年9月19日から10月6日の期間で実施し、回収率は41.9%となっています。
 主な回答結果ですが、自治会加入率について、年代別では20歳代で25.0%、30歳代で41.4%と、若い年齢層では低く、40歳代以上から加入している割合の方が高くなっています。
 また、住まい別では、「持ち家」の加入者が88.2%と高く、「賃貸マンション・アパート」の加入者が17.3%と低くなっています。
 また、自治会の今後の在り方については、「自治会はなくなった方がよい」と回答した割合は、最も低く5.4%であり、最も高いのは、「自治会の活動を見直し、自分たちの可能な範囲で活動する」が27.0%、次いで「現状維持でよい」が26.2%でした。
 調査結果のまとめとして、「自治会活動の現状」、「自治会未加入者の理由・課題」、「退会者・未加入者へのアプローチ」、「必要と思う自治会活動」、そして「自治会の今後の在り方」の大きく5つの項目にまとめているので、詳細については、報告書を御覧いただければと思います。
 本市としては、このアンケート結果を踏まえ、高松市連合自治会連絡協議会や高松市コミュニティ協議会連合会と連携しながら、自治会の役割や目的について、近隣住民との共助の重要性を再認識できるような検証を進めながら、より実効性のある取組を、鋭意、検討していきたいと考えています。

 2点目は「高松市防災合同庁舎(危機管理センター)情報発信スペースの愛称募集について」です。
 本年4月に本庁舎西隣に完成予定の「高松市防災合同庁舎(危機管理センター)」の1階に、地域の防災力向上を図ることを目的に、関係機関・団体・大学等と連携して、防災に関する啓発や学習、情報発信を行うために、「防災情報発信スペース」を整備します。
 この「防災情報発信スペース」では、南海トラフ地震に関する動画やパネルのほか、防災グッズの展示を行うとともに、「防災まちカフェ」などのイベントも開催する予定にしております。市民の皆様が何度も足を運んでいただき、より親しみをもってもらえるような愛称を募集します。
 高松市内に在住又は通勤・通学している方であれば、どなたでも応募いただけます。
 応募いただく名称は、「市民に親しまれ、防災をイメージしやすく、覚えやすい」ものをお願いします。
 選考については、本市において、厳正に審査をし、最優秀賞を「防災情報発信スペース」の愛称として決定するほか、優秀賞も2点選び、賞状と記念品を贈呈することとしています。
 募集期間は、2月1日から28日までとなっています。たくさんの御応募をお待ちしています。

 3点目は「第53回香川菊池寛賞受賞作の決定について」です。
 本市が生んだ文壇の大御所「菊池寛」を顕彰するとともに、郷土等において、創作活動を続けている優れた新人の発掘や育成、並びに地元の文化の振興を図ることを目的とした、「第53回香川菊池寛賞」の入選作(香川菊池寛賞受賞作)、及び奨励賞受賞作が決定しました。
 受賞された作品は、入選(香川菊池寛賞)が作品名「家族の季節」、作者は、藤田 享美様です。
 そして、奨励賞が作品名「しゅどうと宮里(みやさと)」、作者は、雅 天我様です。本名 宮地 天雅(みやじ てんが)様でございます。
 選定の経過ですが、昨年の7月1日から10月10日までの応募期間に、53篇の作品が応募され、昨年末から、選考委員会委員による選考作業を行い、1月16日に受賞作を決定しました。
 本日の午後3時から、受賞者及び選考委員による記者会見を市役所の52会議室にて行います。
 また、贈呈式については、2月28日の午前10時から市役所13階の大会議室で開催します。
 取材方、よろしくお願いします。

 私の方からは以上です。

記者との質疑応答要旨

【記 者】
 今後の高松空港関連予算の編成方針と高松市の支援策について


【市 長】
 高松空港の運営の民間委託については、昨年10月に、三菱地所を代表企業とするグループが設立した「高松空港株式会社」と、国との間で実施契約が締結され、昨年12月からはビル施設等の運営が開始されており、本年4月からは空港運営事業が本格的にスタートする。
 このため、来年度以降は「高松空港株式会社(SPC)」が主導的な役割を果たして、空港の運営が行われることになろうかと思っている。
 一方で、既存路線の利用促進や路線のPR事業、着陸料等の支援や路線誘致に係る事業については、地方空港としての特殊性や、県・市のこれまでの取組状況などを踏まえ、SPCと、県や関係市町等が構成メンバーである「高松空港振興期成会」が連携・協力して取り組んでいく必要がある。
 現在、来年度予算の編成作業中であるが、「高松空港振興期成会」としても、SPCと協力をしながら、これまでどおり一定の予算を確保していきたいと思っている。
 また、路線の誘致やその維持、交通ネットワークの充実については、SPCと連携しながら、県や市も引き続き取り組んでいくこととしており、SPCから新たに協議会の設立などの提案もなされている。それにより、新たな事業の展開も考えられるようになるかと思っているが、具体的な協議はこれからであるため、現段階で、具体的に申しあげる状況にはない。
 本市としては、SPCの設立に当たって、民間主導という点に配慮しつつ、一定の関与をしていくため、株式の約3%を取得しており、来年度以降、こうした協議会の枠組みを通して、高松空港へのアクセス強化や観光振興、MICE誘致等に着実につなげていきたい。
 高松空港の運営の民間委託により、空港の活動が活性化することはもちろんだが、それに応じて高松のまちづくり自体にも、いい影響が及ぶような形になればと思っている。

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