市長定例記者会見(平成29年7月25日)

日時・場所

(日時)平成29年7月25日(火曜日) 11時30分〜11時53分
(場所)4階会議室

報告事項

(1)平成28年度決算見込みの概要について
(2)「第52回さぬき高松まつり」の開催について
(3)台湾基隆市への公式訪問団派遣について
(4)屋島レクザムフィールドオープン記念事業 高松ファミリー&クォーター
マラソン in AJI 2017の開催及び募集について

市長説明

 おはようございます。
 本日の定例記者会見の題材は4点です。
 1点目は「平成28年度決算見込みの概要について」です。
 平成28年度は「第6次高松市総合計画」のスタートの年でもあり、また、広域行政として、「瀬戸・高松広域定住自立圏」から「連携中枢都市圏」へ発展的移行を図った年でもありました。
 28年度に取り組んだ主な事業については、「健やかにいきいきと暮らせるまち」に関して、喫緊の課題である、子育て世代への支援として、多子世帯保育料等の減免措置を拡充したほか、こども未来館を中心とする「たかまつミライエ」を11月に開館しました。
 また、「心豊かで未来を築く人を育むまち」に関しては、男女共同参画センター内に女性の就労相談窓口を開設したほか、栗林小学校の全面改築や屋島中学校の体育館・プールの改築工事に着手しました。
 また、「産業の活力と文化の魅力あふれる創造性豊かなまち」に関しては、現代アートの祭典「瀬戸内国際芸術祭2016」を開催したほか、屋島競技場のリニューアル工事を進め、本年4月に「屋島レクザムフィールド」としてオープンしました。
 また、「安全で安心して暮らし続けられるまち」に関しては、防災合同庁舎の建設工事や新病院の整備を進めたほか、4月に新東消防署を開署しました。
 また、「環瀬戸内海圏の中核都市としてふさわしいまち」に関して、香港線の就航など高松空港の国際航空路線を拡充したほか、三条・太田駅間の「ことでん新駅」の整備に向けて、本格的に事業に着手しました。
 最後に、「市民と行政がともに力を発揮できるまち」に関しては、牟礼、香川、勝賀、国分寺の4つの総合センターを開設したほか、コミュニティセンターの計画的整備を進めました。
 このように、平成28年度においても、様々な分野で、事業を鋭意実施したところです。
 それでは、平成28年度の決算見込みについて説明します。詳細については、記者会見終了後に、財政局から説明しますので、私からは概略を説明します。
 まず、資料の1ページ、一般会計については、歳入総額は、約1,700億円、歳出総額は、約1,640億円で、差引残額は、約61億円となり、この差引残額から、翌年度へ繰り越した事業費に充てるための繰越財源約23億円を差し引いた、いわゆる実質収支は、約38億円となります。この実質収支は、法令の規定等により、2分の1を下らない額として、20億円を財政調整基金に積み立てることとしています。
 次に、「一般会計決算の特徴」ですが、決算規模は、歳入・歳出ともに過去最大規模で、4年連続の増となっています。
 実質収支については、約38億円で、27年度に比べ、約12億円の減で、単年度収支としては、2年ぶりの赤字となっています。
 次に、資料2ページ(款別)の歳入ですが、主なものでは、市債が約41億円の増、繰入金が約24億円の増、歳入の根幹をなす市税収入は、税制改正により、法人市民税が減となったものの、個人市民税や固定資産税の増などにより、市税全体では微増となっています。一方、地方消費税交付金が約8億円の減、地方交付税が約8億円の減となっています。 
 次に、資料4ページ(性質別)の歳出ですが、増加した主なものは、建設事業費が、こども未来館等整備事業や屋島陸上競技場整備事業の増などにより、約60億円の増、積立金が、基金積立金の増により、約14億円の増、貸付金が、病院事業会計貸付金の増などにより、約7億円増加しています。
 また、減少した主なものとしては、人件費が、退職手当の減などにより、約5億円の減、繰出金が、国民健康保険事業特別会計繰出金の減などにより、約6億円減少しています。
 次に、資料6ページの市債残高の推移については、臨時財政対策債を除いた市債残高は、28年度末で、約923億円となっており、前年度末に比べ、約54億円の増で、2年連続の増加となっています。
 また、資料7ページの基金現在高の推移については、施設整備基金の取崩しなどにより、財源対策基金の合計は、28年度末で、約180億円となっており、前年度末に比べ、約29億円の減となっています。
 資料8ページから11ページは、自主財源比率やプライマリーバランス、経常収支比率などの推移を、平成19年度からのグラフで表しています。
 以上、28年度決算においては、プライマリーバランスの13年ぶりの赤字や、臨時財政対策債を除く市債残高の2年連続の増加となったものの、「たかまつミライエ」、「屋島レクザムフィールド」の完成を始め、本市の目指すまちづくりの拠点となる施設整備の着実な進捗が図られたと思います。
 また、人件費や物件費は減となったものの、経常収支比率が3年連続で上昇しているほか、臨時財政対策債を除く市債残高は、今後も大型建設事業の進捗や、老朽化施設の更新・修繕等により、増加することが見込まれています。
 さらに、地方交付税の特例的な合併算定が、段階的に廃止されており、今後の財政運営は、更に、厳しくなると考えています。
 今後についても、行財政改革を更に推進し、財政運営を慎重に行いながら、財政状況の見える化を一層進めることにより、広く市民の皆様とも共通認識を持ちながら、将来にわたり持続可能な健全財政の確立に、鋭意、取り組んでいきたいと思います。

 2点目は「「第52回さぬき高松まつり」の開催について」です。
 8月12日から14日まで、高松の夏の風物詩、「第52回さぬき高松まつり」を、今年も華やかに開催したいと思います。
 まず、中央公園においては、8月12日から14日まで、多彩なステージイベントを開催します。昨年に引き続き、今年もオープニングに、「正調一合まいた」の輪踊りを開催するほか、山本高広さんのものまねライブや、嘉門タツオさんのライブステージ、フルーツポンチとスーパーマラドーナによる、よしもとお笑いライブを予定しています。
 13日の花火大会「どんどん高松」では、「高松セレクション」をテーマに、高松が日本、そして世界に誇る魅力を5つのステージで表現し、合計8,888発の花火が夜空に輝く予定です。
 打ち上げ場所は、例年通りサンポート高松北沖合海上で行います。サンポート高松で観覧いただくと、迫力ある花火が見られます。また、今年も4年連続で大型客船「飛鳥U」が寄港しますので、より一層、花火会場に賑わいと彩りを創出できるものと思います。
 なお、今年も、海上における小型船舶での観覧は、危険なため御遠慮いただくとともに、雨天の場合でも花火大会は開催しますので、その際は、各自レインコートを持参いただくようお願いします。
 最終日14日は、中央通りと中央公園メインステージで開催される総おどりとなります。今年のテーマ「喜舞笑舞(きまい わらいまい)〜ミライへつなぐ瀬戸の輪舞曲(ロンド)〜」のもと、総勢、約3,700名の方が参加する予定です。
 なお、中央通り並びに周辺の交通規制は、午後6時20分から9時までを予定しています。車の出・入庫ができないなど、周辺住民の方には御不便をお掛けしますが、御協力をよろしくお願いします。
 最後になりますが、さぬき高松まつり期間中における会場及びその周辺での小型無人機「ドローン」などの飛行は禁止していますので、御注意ください。
 今年も、楽しく安全に「さぬき高松まつり」を開催したいと思います。

 3点目は「台湾基隆市への公式訪問団派遣について」です。
 この度、8月7日から9日の日程で、私を団長とする公式訪問団が台湾基隆市を訪問します。
 基隆市とは、先般5月1日に、基隆市長を始めとする公式訪問団に御来高いただき、玉藻公園披雲閣において、相互の理解と交流を深めることを目的とした交流協定を締結したところです。この協定においては、観光振興のほか、文化芸術、教育、スポーツなど、多方面における交流を深めることとしています。
 今回の訪問では、基隆市長への表敬訪問を行い、今後の具体的な交流について意見交換を行います。また、基隆港及び株式会社台湾港務会社等の視察を予定しています。基隆港は台湾における大型クルーズ船の寄港拠点となっており、12万トン級のサファイア・プリンセスを始めとして、多くの客船が寄港しています。現在、高松港への大型クルーズ船の寄港数はまだまだ少ない状況にあることから、今回の訪問を機に、基隆港を母港とする大型クルーズ船が高松港に寄港してもらえるよう、基隆市を通じて働きかけるなど、大型クルーズ船の誘致を進めたいと思います。
 また、本市は、2020年東京オリンピック競技大会・パラリンピック競技大会のホストタウン事業登録を目指しており、台湾からの事前合宿誘致に向け、基隆市訪問に合わせて、台湾教育部体育署及び中華オリンピック委員会を訪問する予定です。本年4月にオープンした「屋島レクザムフィールド」を始め、施設の充実と環境の良さなど、本市の魅力をしっかりとアピールしていきたいと思います。

 4点目は「屋島レクザムフィールドオープン記念事業 高松ファミリー&クォーターマラソン in AJI 2017の開催及び募集について」です。 
 本年4月に「屋島レクザムフィールド」がオープンし、その記念大会ともなる「高松ファミリー&クォーターマラソン in AJI 2017」を、来る10月22日に開催します。
 本大会は、ファミリーマラソンを中心に、幅広い年代の方に気軽に参加いただけるよう、3kmのファミリーの部、5kmの部、12kmの部の3つのコースを設けています。「世界の中心で、愛をさけぶ」のロケ地や、あじの海岸線沿いを走りゴールを目指すというもので、来月、8月1日から参加者の募集を開始します。
 今年は、屋島レクザムフィールドのオープン記念として、シドニーオリンピック女子マラソン7位入賞の 山口 衛里さんをゲストランナーとしてお迎えします。
 また、本大会では、地元各種団体の御協力をいただき、「たこ飯」や「庵治ご当地サンド」の販売など、庵治町ならではの飲食ブースを開店するほか、上位入賞者には庵治石で作成した記念品も贈呈されるなど、広く高松庵治をPRするイベントとなっています。
 是非、多くの方に御参加いただき、潮の香りと、秋風を感じるとともに、地元グルメを堪能するなど、楽しんでいただきたいと思います。
 なお、大会の詳細は、大会ホームページ、若しくはスポーツ振興課までお問い合わせください。 
 
 私の方からは以上です。

記者との質疑応答要旨

【記 者】
 屋島ドライブウェイ無料化開始後の利用状況や今後のスケジュールについて

【市 長】
 先週の金曜日、21日から屋島ドライブウェイの無料化がスタートし、予想を上回る多くの皆様に屋島山上を訪れていただいた。
 これまで、無料化についてはいろいろな課題があったが、多くの皆様から早期実現の声が寄せられる中、屋島により親しんでいただこうと無料化を開始することとなった。これまでの間いろいろと御支援等いただいた関係者の皆様方に厚く御礼を申しあげたい。
 通行台数については、21日が555台、22日が744台、23日が1,000台で、金土日の3日間の合計が2,299台となっており、過去3か年の平均1,486台と比べ、約1.55倍となっている。
 山上に訪れた方からは、「駐車料金が今までの通行料金の半額以下となったので、また、家族で来てみたい」、「山上からの景色が素晴らしい」、また、「早く歩行者や自転車も通行できるようにしてほしい」など、山上関係者も含めて、皆さん、好意的に捉えていただいているようである。
 私としては、無料化が始まってまだ4日間ではあるが、大きな目的である「気軽に訪れることのできる環境づくり」として、大きな一歩が踏み出せたと思っている。
 今後のスケジュールは、10月に屋島ドライブウエイ鰍ゥら本市に所有権を移転し、その後、歩行者や自転車も通行できる市道としての供用開始に向けて、安全ポールや歩行者レーンを設置するなど、歩行者や自転車が通行するための工事を行い、十分な安全対策を施した上で、より多くの方が利用できる親しみやすい道路にしていきたい。
 そして早ければ、来年度の4月には、市道としての供用開始となるグランドオープンを目指していきたい。
 また、屋島ドライブウェイの名称に変わる新たな「愛称」を募集するなど、本市のシンボルである屋島の素晴らしさを再認識してもらえるよう、屋島の再生・活性化に引き続き、取り組みたい。


【記 者】
 屋島山上への観光客増加に向けた今後の取組について

【市 長】
 無料化になったからといって、屋島山上への来訪者が増加し、そこで十分に楽しめるようになることが、すぐに実現するとは思っていない。御質問にもあったように、中長期的な形で山上拠点施設を整備し、屋島の夕景や夜景を見てもらうとか、あるいは屋島の歴史や文化等について紹介するなど、魅力ある施設整備をしていきたいと思っている。また、水族館のリニューアルにより、新しい魅力を増やしていきたい。ただそれは中長期的な観点になるので、当面はこれまでも行ってきた「屋島夕夜景フェスタ」や、「屋島山上ライブイベント天空ミュージック」「屋島山上ちょうちんカフェ」など、たくさんの方に来てもらえるようなイベントを開催しながら、屋島山上の魅力をより多くの方に感じてもらえるようにしていきたい。
 確かに無料化でかなり多くの方に利用いただいているが、上がってすぐ降りてくる方もいるので、少しでも山上で屋島の魅力を楽しんでもらえるような工夫はしていきたいと思っている。


【記 者】
 屋島ドライブウェイ無料化開始後3日間の山上駐車場の利用台数について

【市 長】
 21日が364台、22日が636台、23日が854台で、3日間の合計が
計1,854台となっている。


【記 者】
 屋島ドライブウェイ無料化開始後のトラブルや渋滞などの発生状況について

【担当課】
 この3日間での、特に大きなトラブルや渋滞の報告は受けていない。

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