市長定例記者会見(平成29年6月27日)

日時・場所

(日時)平成29年6月27日(火曜日) 11時30分〜11時50分
(場所)4階会議室

報告事項

(1)屋島ドライブウェイ無料化の開始について
(2)政策コンテスト「未来高松市2017」出場者募集について
(3)平成29年度高松市版朝型勤務の実施について
(4)高松市観光キャッチコピーのロゴマーク募集について
(5)2017中国・四国パラ陸上競技大会の開催について
(6)高松市美術館特別展「蜷川実花展」の開催について

市長説明

 おはようございます。
 本日の定例記者会見の題材は6点です。
 1点目は「屋島ドライブウェイ無料化の開始について」です。
 これまで屋島ドライブウェイの無料化については、「夏の間に開始したい」としてきましたが、この度小・中学校の夏休みに合わせて、7月21日(金)から開始することとしました。
 屋島ドライブウェイについては、昨年度、無料化社会実験を実施し、通行台数が約1.4倍となるなど、無料化の早期実現を望む声を市民の皆様からもいただいたところです。
 この度、6月議会において、補正予算の議決をいただき、また、地権者との交渉や、国など関係機関との調整にめどが立ったことから、市民の皆様にも分かりやすい開始日として、夏休みの開始に合わせて、7月21日から無料化を実施することとしました。
 私としては、屋島ドライブウェイの無料化により、特に市民の皆様に、屋島の持つ価値を再認識をしていただき、屋島への愛着心、ひいては、高松市民としてのシビックプライドが一層高まることを期待しています。
 また、観光やMICE振興の面においても、交流人口の拡大や地域経済への波及効果が期待され、本市全体の活性化にもつながるものと思います。
 ドライブウェイ無料化の概要ですが、通行料金は無料となりますが、昨年の社会実験時と同様に、山上の駐車場では、一定の駐車料金(乗用車300円)を徴収することとしています。
 また、7月21日の無料化開始日には、通行開始時間の午前6時30分から、ドライブウェイ利用者に通行記念品を、屋島の標高にちなみ292セット配布する予定です。それぞれに1番から292番までの番号を印字した、唯一の記念品となりますので、思い出としていただきたいと思います。
 それから、昨年度の社会実験において、特に帰りの際、山麓側において渋滞が発生したことから、屋島ドライブウェイを下りて、右折の場合には迂回路として、ことでんの踏切前を右折し、屋島レクザムフィールドの東側西側それぞれの道を迂回ルートとして推奨することで、少しでも渋滞を緩和したいと思っています。ドライブウェイ無料化の開始までには、迂回ルートへ誘導する案内板を山上側と山麓側、それぞれに設置するなど、課題の一つである渋滞解消をしていきたいと思っています。
 また、今後においては、歩道の整備や安全対策工事をしっかり行い、来年度早々には、歩行者や自転車も通行できる市道として供用となるグランドオープンを目指していきたいと考えています。

 2点目は「政策コンテスト「未来高松市2017」出場者募集について」です。
 本市では、人口減少の克服と地域活力の向上に向け、一昨年10月に「たかまつ創生総合戦略」を策定し、基本目標の一つに「若者から選ばれるまちを創る」ことを掲げています。
 その実現に向けた取組の一つとして、中学生から39歳までの方を対象に、新たに「政策コンテスト『未来高松市2017』」を開催することとしました。6月27日(火)から7月31日(月)までの間、出場者を募集します。
 参加条件は、本市に在住、又は通勤・通学している方、さらには、本市に移住を検討している方も応募可能となっています。1チーム5人程度で構成して参加いただきたいと思います。
 出場者には、市長になったつもりで、「高松が、より活力を持つために、こんな取組をしてみたい。」であるとか、「次の世代に対して、誇れる高松にするために、今、このようなことをしたい。」といった、自分たちの想像するまちづくりを、予算まで含めた形で政策提言していただきます。
 8月20日のキックオフから11月5日のコンテスト当日までの間で、本市からのコンテスト開催の委託先である「特定非営利活動法人ドットジェイピー」からの支援を受けながら、政策を練り上げていただきます。
 また、その期間の途中では、中間チェックとして、本市職員も参加をし、政策や予算内容の妥当性について、意見交換を行い、より良い内容となるように、助言等も行っていきたいと思います。
 そして、コンテスト当日には、私も参加し、当日、御来場いただく市民の皆様とともに出場者の政策提案を聞き、最優秀チーム等を決定する予定としています。
 提案内容によっては、実際に、本市のまちづくりに生かしていくことも想定しており、翌年度以降の本市の政策として、事業化も検討したいと考えています。
 特に若い世代の皆様の、御自身の想いを高松のまちづくりに生かす、またとない機会となっていますので、是非とも、若者らしい、フレッシュで柔軟なアイデアを御提案いただけたらと思います。

 3点目は「平成29年度高松市版朝型勤務の実施について」です。
 「夏の生活スタイル変革」いわゆる「ゆう活」については、昼が長い夏に実施し、退庁時間を早めることで、一日の時間を有効に使い、ワークライフバランスを実現するという生活スタイル変革の国民運動の一環として、国において実施しているところです。
 本市での朝型勤務については、平成27年度に総務局において、28年度は、全庁的に実施可能な職場において、7月と8月の2か月間、試験的に実施してきたところです。
 試行後のアンケートにおいては、「定時退庁の意識をもって効率よく仕事ができた」、「家族との時間が増え、家族からも好評だった」などの意見があった反面、「家族の生活リズムは変わっていないため、結果として睡眠時間が短くなった」、「業務の都合上、定時退庁ができなかった」との意見等もあったほか、会議等における他の部局との連携に支障が生じたなど、改善すべき課題もありました。
 私としては、この朝型勤務は、夕方の時間を有効に活用することで、ワークライフバランスの推進を図るという趣旨から、定時退庁を目指した業務の削減や効率化など、時間外勤務の縮減に向けた、働き方改革の取組の一つとして、大いに意義があるものと認識しています。
 今年度においても、先ほど申しあげた課題等にも留意しながら、仕事と家庭の生活リズムに配慮し、計画的に実施するとともに、職員間の情報共有を図り、会議等は、原則、16時までに終了できるよう時間帯を設定するなどの改善を行い、朝型勤務を実施していきたいと思っています。なお、実施期間はこれまでと同様、7月と8月の2か月間を予定しています。

 4点目は、「高松市観光キャッチコピーのロゴマーク募集について」です。
 本市では、昨年度、官民が一体となり、市を挙げて観光振興を推進するためのキャッチコピーを公募しました。584点の応募があり、審査の結果、「気持ち高まる、高松。」というキャッチコピーを採用しました。
 今年3月には、この観光キャッチコピーの趣旨を市内の観光関連事業者や商業事業者に共有し、協働して使用することを呼び掛けるキックオフセミナーを開催したほか、四国デスティネーションキャンペーンの開催期間に合わせて、中央通りにキャッチコピーのバナーフラッグを掲出するなど、このキャッチコピーを活用したPRを実施しているところです。
 そして、この度、キャッチコピーの一層の普及・浸透を図るために、キャッチコピーの「ロゴマーク」を募集することとしました。
 募集については、7月3日(月)から8月31日(木)までを募集期間として、本市において応募作品の審査を行い、入賞作品の決定をします。
 最優秀賞を本市の観光キャッチコピーのロゴマークとして採用し、今後における観光振興に関わる各種施策や事業に活用します。
 応募方法の詳細については、本市ホームページ「もっと高松」を御確認いただければと思います。
 是非、多くの方々に御応募いただきたいと思いますので、周知方よろしくお願いします。

 5点目は「2017中国・四国パラ陸上競技大会の開催について」です。
 本市では、障がい者スポーツの推進に向けて、競技大会の誘致等を通じて、障がい者スポーツ人口の拡大と競技力の向上に取り組んでいるところです。
 このような中、7月2日(日)に、高松市屋島レクザムフィールドにおいて「中国・四国パラ陸上競技大会」を開催します。
 現時点で、昨年の鳥取大会の77名を大幅に上回る112名の方が参加申込みをしています。中でも本市出身で男子やり投げ、砲丸投げ、円盤投げの日本記録保持者である田中司選手を始め、シドニーパラリンピック400メートルリレー銀メダリストで、200メートル日本記録保持者である、矢野繁樹選手、また、リオパラリンピック200メートル出場の井上聡選手などの強豪選手も出場する予定と聞いています。
 また、本大会では、競技のみならず、障がい者を中心とする音楽グループやプロのパフォーマーなどのアーティストによる参加型イベント「ノーボーダーズ 屋島ロックンロール・サーカス」の開催や、「うどんブース」の出店などもあり、障がい者による一大スポーツイベントとなっています。
 大会当日は、是非、会場にお越しいただき、選手たちに熱い声援を送るとともに、イベントに参加していただくなど、この大会を大いに楽しんでいただけたらと思っています。

 6点目は「高松市美術館特別展「蜷川実花展」の開催について」です。
 7月7日(金)から8月27日(日)まで、高松市美術館において、現代日本を代表する写真家で、映画、ファッション、広告など様々な分野で表現活動を行う蜷川実花さんの写真の世界を紹介する特別展「蜷川実花展」を開催するものです。
 1972年に演出家・故 蜷川幸雄氏の長女として東京に生まれた蜷川実花さんは、2001年に写真界の芥川賞と呼ばれる「木村伊兵衛写真賞」を受賞し、写真界で確固たる地位を築くとともに、2006年にはVOCA展 大原美術館賞を受賞して、現代アートの領域においても高い評価を受けているほか、映画『さくらん』や『ヘルタースケルター』の監督として、若い世代を中心に幅広い層から圧倒的な支持を受けているアーティストの一人です。
 本展では、蜷川さんの2010年以降の代表作である、生き生きとポップでカラフルな色彩が溢れる花の写真《Flowers》など、約400点以上の写真が展示される予定です。
 また、本展は、全国3会場だけを巡回するもので、新潟県立万代島美術館、静岡県立美術館を経て、今回、高松が最終会場となります。
 なお、初日の午後1時には、蜷川実花さん御本人をお迎えし、エントランスホールで開展式を行うほか、同日午後2時より蜷川さんと、その活動を支えてきたギャラリストの小山登美夫さんによる「開催記念トークショー」を開催します。
 また、会期中の8月5日(土)はちょうど高松市美術館の誕生を祝う「美術館の日」に当たることから、展覧会の観覧料が無料となります。是非、この機会に美術館により親しんでいただくとともに、世界中から注目を浴びているアーティスト、蜷川実花さんの新たな表現の世界を多くの人に楽しんでいただきたいと思っています。

 私の方からは以上です。

記者との質疑応答要旨

【記 者】
 6月としては5年ぶりの香川用水の第一次取水制限の実施となったが、今後の渇水対応について

【市 長】
 早明浦ダム上流域の5月の降雨量は153.4oで、平年の55%程度、また、6月に入り、梅雨入り後も晴天が続き、雨の少ない状況が続いている。27日(火)0時現在の早明浦ダムの貯水率は59.0%で、平年の86.4%と比べ、大変厳しい状況になっている。
 このため、早明浦ダムの貯水率が60%程度となった6月17日から、香川用水への供給量を20%カットする第一次取水制限が実施されている。
 本市においては、この第一次取水制限に合わせて、庁内関係課で構成する高松市取水調整対策連絡会を設置するとともに、香川用水の第一次及び第二次取水制限時における対応計画を策定し、自己処理水源の有効利用を図ることや早期の節水啓発活動を実施している。
 具体的な取組として、現在の第一次取水制限時においては、平成20年度の渇水時から自主節水として実施している「減圧給水の継続」を行い、配水圧を通常時の270kPa(キロパスカル)から250kPaに引き下げ、減圧率を7.4%としている。これに加えて、上下水道局公用車への節水啓発ステッカーの貼付けや、ホームページ上での節水の呼び掛けなどの活動を実施している。さらに、貯水率が45%程度で実施される第二次取水制限時には、配水圧を250kPaから220kPaに引き下げ、減圧率を18.5%とする減圧給水の強化や、市役所1階電光式表示板を活用した節水啓発広報等を実施する予定である。
 なお、貯水率が30%を切った場合に実施される第三次取水制限時には渇水対策本部の設置となるが、それ以降の対応については、その都度お知らせをしたいと思っている。
 幸い20日以降の降雨により、第二次取水制限入りは延びているが、今後の状況によってはどうなるか分からないことから、市民の皆様には、節水と水の有効利用の実践に御理解と御協力をいただきながら、渇水対策に当たっていきたい。

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