平成28年第1回高松市議会定例会市長提案説明(所信表明)

 平成28年第1回高松市議会定例会が開会されるに当たり、提出いたしました諸議案の説明に先立ち、所信の一端を申し述べたいと存じます。
私は、昨年4月の高松市長選挙において、再び市民の皆様の御信任を賜り、引き続き、高松市長として、近隣6町との合併以後、人口42万人を擁する高松市の市政をお預かりさせていただきました。
 その重責をかみしめながら、2期8年間で築き上げた確かな土台の上に立ち、これまでに、私が、高松市の将来ビジョンとして掲げた「創造性豊かな海園・田園・人間都市」の実現を目指し、「コミュニティ」、「子ども・子育て」、「芸術文化・スポーツ」などの政策キーワードの下、関連施策・事業に積極的に取り組んでいるところでございます。
  中でも、人口減少、少子・超高齢社会の到来を見据え、私が「持続可能性の先に灯す希望」と位置付けている4つのテーマである、「多核連携型コンパクト・エコシティの推進」、「コミュニティの再生」、「創造都市の推進」、「地域包括ケアシステムの構築」に向けた取組には、これまで特に注力してまいったところでございまして、議員各位並びに市民の皆様方には、格別の御理解、御支援を賜り、改めて、感謝と御礼を申しあげる次第でございます。
  さて、本年1月、香川県から、平成27年国勢調査結果の速報値が発表されました。
これによりますと、27年の本市の人口は420,943人と、前回の22年調査より、1,514人の増加となっており、本市の人口は、現時点におきましても、わずかながら増加を続けていることが確認できたものでございます。
  しかしながら、本市の人口は、20年以降、転入超過による「社会増」となっている一方で、23年以降は、死亡数が出生数を上回る「自然減」が拡大しており、「自然減」を「社会増」が補うことで、わずかながら増加を続けているといった現状でございます。
  このことは、全国的な動向と同様に、本市におきましても、長期的には人口減少が避けられないことを示しているものと受け止めており、引き続き、人口減少の抑制と、人口減少に対応できる社会の構築を目指し、改めて、本市職員はもとより、より多くの市民の皆様に、現実を認識し、危機感を共有していただいた上で、本格化している人口減少、少子・超高齢社会に対応する施策に、全力で取り組んでいかなければならないと存じております。
  このような中、本市におきましては、昨年10月、2060年の本市の人口目標を36万人程度とした、「たかまつ人口ビジョン」と、それを実現させるべく、5か年の施策目標や具体的な施策を示した、「たかまつ創生総合戦略」を策定し、高松ならではの地方創生を目指して、各般の取組を開始したところでございます。
  また、今年は、先の12月定例市議会で議決をいただきました、本市の最上位計画であり、向こう8年間のまちづくり及び市政運営の基本方針となります、第6次高松市総合計画がスタートを切るほか、広域連携の枠組みである瀬戸・高松広域定住自立圏を、連携中枢都市圏へ発展的に移行させることとしております。
  さらに、総合計画の目標の達成に向け、向こう3年間の実施計画として、第1期まちづくり戦略計画を策定することとしており、総合計画に掲げる基本構想の施策の大綱に基づき、基本構想で示した施策の目標達成のための取組内容を明らかにするとともに、計画期間に重点的、戦略的に取り組むべき施策・事業を「重点取組事業」として設定をしてまいりたいと存じます。
  御承知のとおり、本市では、平成17年9月に塩江町と、そして、18年1月に、牟礼町、庵治町、香川町、香南町、国分寺町と合併をしてから、本年度で10周年を迎えました。
  先月7日には、サンポートホール高松大ホールにおきまして、合併10周年記念式典を開催いたしましたが、子どもから高齢の方まで、大変多くの市民の皆様に参加をいただくことができ、この度の節目を、市民の皆様方と盛大に祝うことができましたこと、大変喜ばしく存じております。
  また、今月20日からは、「瀬戸内国際芸術祭2016」が始まりますほか、来月の29日から30日にかけては、伊勢志摩サミットに先立ちます、「G7香川・高松情報通信大臣会合」が、本市において開催されます。
  これらの事業開催なども効果的に活用しながら、本市が有します、風光明媚な瀬戸内海やウォーターフロントなどを始めとする、多種多様な地域・観光資源、さらには、都市機能などの積極的な情報発信にも努めまして、「瀬戸の都・高松」のブランドイメージを、一層向上させるとともに、市民の皆様の地元高松に対する誇りや郷土愛の醸成を図ってまいりたいと存じます。
  今後とも、全ての職員が、しっかりとした目的意識を持って仕事を進め、第6次高松市総合計画に本市の目指すべき都市像として掲げる「活力にあふれ 創造性豊かな 瀬戸の都・高松」の実現に向けて、全力を挙げて取り組んでまいりたいと存じますので、引き続き、議員各位並びに市民皆様方の格別の御理解、御協力を賜りますようお願いを申しあげる次第でございます。


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