高齢者の悪質商法の被害は以前からありましたが,ここ最近では,手口が巧妙化し,被害が深刻になっています一人暮らしや独りで留守番などをしていると,訪問販売員に,やさしい言葉をかけられ,親切にされ, 勧められるまま高額商品を買ってしまったり,だまされていることに気がつかない場合や,だまされたことを恥ずかしく思い,だれにも相談できず,一人で悩んでいる場合もあります。
特に最近では,低金利や年金への不安などから,老後の蓄えを少しでも増やしたいという高齢者の心理につけこみ,「マルチ商法」「未公開株」など“もうけ話”に関するトラブルの相談が目立っています。
| 相談事例 | 「父親が,4年前に未公開株を購入していた。当時購入後,3ヶ月後には,上場するが,50株ないと配当がでないので,あと20株購入するよういわれた。父親が購入していることはしらず,問いただすと,他にも買っており 200万以上使っているらしい。 今日,また,業者から再度電話があり,追加購入を勧めてきた。 |
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◆特徴
・突然,配当金の支払いがなくなる。
・投資の対象・実態が不明である。
・「高配当」「元本保証」をうたうセールストークなど
◆アドバイス
・・「必ず儲かる」「絶対損しない」などという投資はありません。
・親しい人からの勧めであっても,きっぱり断ること。
・理解できない投資話は絶対手をださないこと。
低金利の時代に,銀行や証券会社が扱う正当な金融商品でも儲けが少ない中で,うますぎる儲け話には十分注意することが大切です。
●簡単に自宅に入れない!
●財産や家族構成などの個人情報はむやみに教えない!
●署名やはんこはすぐに押さない!口約束も慎重に!
●うまい話は,のらない。まず疑うこと!
●ひとりで判断しない!契約する前に家族や公的機関に相談を!
●いらないときは,きっぱり断る!
ことが大切です。
身内の人が離れて暮らしていても,頻繁に連絡をしたり,地域の方や民生委員,ヘルパーの方が声をかけることで,被害の防止・拡大に繋がる場合があります。
【見守りチェックのポイント】
●見知らぬ人がよく家に出入りしている。
●いつのまにか知らない商品が自宅に増えている。
●お金に困っている様子である。
●自宅に執拗な電話がよくかかっている。
●リフォーム工事をしている。または,した形跡がある。
→などの様子が見受けられれば,悪質商法の被害にあっている可能性があります。
このように一人暮らしや高齢者層をターゲットにして,不要な契約をさせられたなどの相談は,今後も増加すると思われます。このような消費者トラブルを防ぐためにも,被害が拡大する前に,周囲の人たちが,常に気を配り,連携して情報交換などをしながら見守っていくことが必要です。
もし,おかしいと思ったら,一人で悩まず消費生活センターに連絡して下さい。