高松市水環境基本計画

未来の子どもたちに 持続可能な水環境を引き継ぐために

 本市では、時間給水が延べ69日間に及んだ平成6年の異常渇水を教訓として、これまで、節水型都市づくりや水源の確保に取り組むとともに、平成15年には、「健全な水循環」という視点を新たに加えた「高松市水循環健全化計画」を策定し、水に関する様々な取組を進めてきました。
 しかしながら、その後も渇水の頻発や、高潮・大雨による浸水被害の発生など、本市の水を取り巻く現状は、いまだに厳しいものがあります。
 このような状況の中で、平成20年2月に、水に関する様々な関係者により構成する「高松水環境会議」を設置し、約2年間の議論を経て、平成22年2月には、本市の水環境に関する提言書「みんなの水を みんなで考えよう」が提出されました。

 本市では、この提言書などに基づき、持続可能な水環境の形成に向けた基本理念や、市、市民及び事業者の責務、取り組むべき施策、水環境基本計画の策定などについて定めた「高松市持続可能な水環境の形成に関する条例」を、平成22年9月に制定し、さらに、この条例に基づく「高松市水環境基本計画」を、平成23年3月に策定しました。
 この水環境基本計画は、本市が目指す「持続可能な水環境の形成」に向け、市民・事業者・行政など、水に関わる多様な主体の連携のもと、取り組んでいくべき方向性について定めたものです。

節水キャラクター「タメット」

計画期間・計画の推進体制

 基本計画の期間は、平成23(2011)年度から42(2030)年度までの20年間としています。
 また、基本計画を推進するための具体的な施策や、達成すべき目標値などの詳細な内容については、基本計画とは別に策定する「高松市水環境基本計画実施計画」によって定めます。

 これらの計画の着実な推進を図るため、学識経験者、国・県等、農業・漁業、環境団体、企業などの関係者の皆様のほか、公募の市民の方により構成する「高松市水環境協議会」に、毎年度、施策の進捗状況などを報告し、本市の水環境行政について意見をいただきながら、本市の目指す「持続可能な水環境の形成」に向けた取組を進めていきます。
 また、本市の水環境の現状や、関係施策の進捗状況について、市ホームページなどで広く公表します。

高松市水環境基本計画が「流域水循環計画」に認定されました

 平成26年7月施行の水循環基本法及び平成27年7月策定の国(内閣官房)の水循環基本計画では、流域に関わる地方自治体は、「流域水循環計画」の策定に努めることとされています。ただし、地方自治体の既存の計画が、水循環基本法の理念や考え方に合致するものであれば、「流域水循環計画」に認定されることとされております。
 平成29年1月に「高松市水環境基本計画(平成23年3月策定)」が、国初の認定となる17の「流域水循環計画」のうちの一つに認定されました。
 今後とも持続可能な水環境の形成に向けて、取り組んでまいります。

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